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フォーカルジストニア治療研究の参考にしていただければ幸いです |
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From:KI
私は作曲家ですが、左手のフォーカルジストニアで、十年以上にわたりピアノ演奏が不能でしたが、自力で克服された演奏家に指導を受けた経験から、早くから根本原因が頭にあると知り、自身でも試行錯誤を繰り返して来ました。結果、全ての方に有効であるかどうかはわかりませんが、どうにか演奏可能なレベルにはなりました。例えば、小指と薬指の巻き込みだとしましたら、人差し指と親指で、二本の指がほんの触れるか触れないか程度でOリングを作り、その状態で鍵盤に巻き込む小指か薬指指を下ろしてみて下さい。また、中指と人差し指を演奏フォームを作った状態でくっつけたまま、小指か薬指を下ろしてみて下さい。何かしらの克服の糸口が見つかると思います。また、それすら困難な場合は、ゲルマニウムのチップを手首から上腕の筋に沿って貼ると有効なようです。とりあえずこの情報が少しでもお役にたてばと思い投稿させていただきました。
2007年12月07日 (金) 18時57分
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From:ランダ
KIさん、管理人さん、常連の皆さん初めまして。 以前から閲覧専門でしたが、KIさんの書き込みに思わず反応して書き込み致します。 私はギターを弾いていますが、4年程前から左手小指に巻き込みの症状が出てきまして、今では普通に弾く事は全く出来ない状態です。 それでKIさんの書き込みを見てとりあえず机の上で試してみましたが、小指が巻き込んでしまうので無意識に薬指と中指が跳ね上がってしまいます。
そこでKIさんの書き込み内容に質問なのですが、中指と人差し指をくっつけるとは、鍵盤に載せた状態でくっつけるのでは無く、鍵盤に触れないでくっつけたままと言うことですか? あと、このくっつけるパターンとOリングのパターンとで、KIさんはどういう糸口が見つかりましたが? 宜しければお返事頂けませんでしょうか。 宜しくお願い致します。
2007年12月08日 (土) 00時59分
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ランダさん |
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From:KI
私の場合、鍵盤に載せた時点で巻き込みましたので、最初はくっつけてから載せていました。ギター左手の場合、小指を巻き込まない様にしようとする、反射的な動作で薬指と中指が跳ね上がるようでしたら、左手1234の指を1弦のファ、シャープファ、ソ、ソシャープの各ポジションにあらかじめ置きます。押さえるのではなく置くのが望ましいのですが、この各指を弦に乗せたままの状態で、巻き込む小指だけをスローモーションの様にゆっくり上げて、2弦のレシャープに置けるようになればいいと思います。なかなか文章で表現するのは難しいのですが、私の場合、巻き込みと跳ね上がりは表裏一体と考え、跳ね上がる指を隣の指に触れた状態で、先ず巻き込みの反射的な跳ね上がりをなくす様にリハビリするのが有効でした。
2007年12月08日 (土) 07時47分
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KIさん |
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From:ランダ
お返事ありがとうございます。 4本の指を1弦1F(フレット)〜4Fに押さえるのではなく弦に触れながら小指だけ2弦4Fに移動させると言うことですね。 実はこのようなリハビリはよくしているのですが、上手く出来る時もあれば、浮かした瞬間に巻き込んで指板上に出てこなかったり、または浮かした小指がプルプル震えてなんだか自分の指では無いみたいな感じの時もあります。力まずにあくまで力を抜いてやるのが基本だと思いますが、巻き込んでしまった小指を指板上に出そうとしますと、左手の全ての指に力が入ってしまい、その結果薬指や中指の跳ね上がりにつながってしまいます。これはパソコンのタイピング時も同じです。 私は小指が改善したら他指の跳ね上がりも無くなると考えていましたが、KIさんはその逆を実行され効果を得たのですね。私もリハビリメニューに早速入れてやってみたいと思います。
KIさんや下の方のスレッドのBechさんのように改善の方向に向かわれた方々がいらっしゃると言うだけでもすごく励みになります。いつかは良くなると信じて、変になった脳の信号を少しずつ元に戻して行けるよう気長に頑張ります。 今回のKIさんのリハビリ方法以外で今後何か良い情報がありましたらその時はまた教えて下さいね。 では、ありがとうございました。
2007年12月08日 (土) 18時17分
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From:Klさん
僕もまったく同じ方法でやっています。他の指、他の楽器については憶測の域をでませんが。僕も4,5の巻き込みという形に最終的にはなりましたから1,2を軽く触れていれば症状が消えますからそれをしながら4,5に「正しい情報」を覚えさせるとでもいう感じでしょうか。
K医師から典型的なフォーカルジストニアで、撮影して学会で発表させてもらえないかと言われたくらいでしたが、今は恐らくどの生徒も気付かないのではないでしょうか。
発症してからのやたら長い歳月を考えると皆さんも決して諦める必要など無いだろうと思います。
しかしどのような場合でも波はありますし、無理に頑張ると悪影響があるのも事実ですから、用心しながらやっています。
僕個人はいろいろな仮説を立てて考えるのが面白いと思ってもいます。面白がらねばやってもいけなかった。シェルドレイクという、科学界では異端扱いされている人の仮説が、ジストニアを患った僕には1番面白く感じます。
2007年12月09日 (日) 10時50分
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KIさん |
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From:ランダ
こんばんは。 昨晩早速試してみましたが、跳ね上がる中指を人差し指に沿わしながらネックを握ると言うのが難しくて、KIさんのようなリハビリが出来ず、結局いつものように中指や薬指、または中指だけや薬指だけを軽く弦に触れさせながら小指を動かすリハビリになりました。 これらはいつもやっているリハビリですが、昨日も書きましたように上手く行く時もありますがなかなか思うようにいきませんね。巻き込む小指を伸ばそうとすると、弦に触れている中指や薬指がやっぱり跳ね上がろうとしますので、それを抑えようとすると全部の左指に力が入り、それじゃダメだと力を抜くと小指が巻き込んでしまうと言う繰り返しです。なんだか昨日と同じような事を書いていますね、すみません。 とにかく気長に頑張ります。
シェルドレイクと言う科学者の事は全く知りませんでしたので一度調べてみます。 情報ありがとうございました。
2007年12月09日 (日) 21時31分
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