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初めまして |
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From:jsb
右手の親指が反り中指と薬指がくっついてピアノが弾けません。3年ほど前からそんな風になりました。整形の先生には診ていただきましたが、異常が認められないので精神的なものだろうと言われました。日常生活には問題がありません。インターネットでジストニアという病名を知りました。多分私もそうじゃないかと思います。神経内科を受診しようと思いますが、前向きにも考えてみようと努力しています。この症状が出る前はパラパラと自由に弾けましたが、こうなってからは、ゆっくり、じっくり演奏せざるを得ないので、今までとは違った落ち着いた表現ができるようになったじゃないか、と自分に言い聞かせています。演奏法も今までと変えて、色々と試みています。何かアドバイスがありましたら、是非よろしくお願いいたします。
2009年07月13日 (月) 02時02分
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From:パパゲーナ
管理人のパパゲーナです。 無理やり練習を強行するより、じっくりゆっくり演奏するということは悪化させない為にも大切なことだと思います。 演奏法をどの程度変えたほうがいいのか、これが難しいところですが、同じにはやろうと思ってもできないのが現実だと思います。 気持ちを落ち着かせて指へも気持ちへもストレスをかけないように弾くことが大事なんでしょうね。
この掲示板は出入りが少ないのですぐに返事が来ないかと思いますが、時々覗いてみてください。誰かが気付いてレスがあると思います。
2009年07月15日 (水) 23時32分
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From:akko
私も、右手4の指が、うまく動きません。 ジストニア歴7年になるかな! リハビリ歴3年。最初の4年間は、もう治らないと、あきらめていたのです。 リハビリで治りますと、はっきり言われたので、いまだにリハビリ中です。 詳しいことは、できれば、個人的に、メールをいただければと、思います。ゲストブックにアドレスあります。
2009年07月16日 (木) 23時19分
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リハビリの仕方教えてください。 |
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From:poko
数年悩み続け、最近、ようやくジストニアという症状があることをネットで知りました。リハビリの仕方、教えてください。
なにとぞお願いします。
2009年08月28日 (金) 19時20分
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pokoさんへ |
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From:パパゲーナ
私はリハビリの方法はわからないのですが、たぶんここにはスペース上、説明しきれないものがあると思います。 pokoさんのアドレスを入力されるか、訊きたいと思う方のアドレスをゲストブックから探して連絡されることをお勧めします。
2009年08月29日 (土) 00時59分
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はじめまして |
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From:akoshka
ピアニストです。 7年前、アメリカの音大留学中に右手親指が手の内にくるまってしまうようになり、その半年後にジストニアと診断されました。注射(ボトックス)、投薬、針、お灸、マッサージ、心理カウンセラーなど数々の治療法を試しましたが、結局どれも効果がなく逆効果だったものもあり、自分なりに研究して自力でリハビリに励もうと決心して数年。今ではほとんど支障なく弾けるようになりました。現在90%くらいの回復ではないかと思います。毎週、毎月、毎年の進歩は見られるので100%に近い回復は可能だと信じていまして、今でも毎日気をつけて練習、訓練をしています。
ジストニアは脳神経からの指令がある日(または徐々に)を境に混線してしまう状態のことだと自分なりに定義しています・・ですので、ジストニアの症状が出始めてから、ジストニア前の感覚でピアニストでしたら手や指を動かそうとすると、力が入りすぎたりまるまって硬直してしまったりするのですね。ジストニア前の感覚はしっかり脳は記憶しているので、その混線されたルーツをひとつずつ消してくというアプローチを取りました。消していくという表現よりも正しい感覚を上書きするというほうが適しているかもしれません。時にはテクニック、姿勢や体のバランスを改善しながらジストニアの手をやさしく子供を教えるように接し、直すという方法です。正しい新しい感覚に体と脳を慣れさせることが回復のポイントだと思います。
訓練の方法ですが、ジストニア症状が現れる境目を把握してそれを刺激しないで通常の動きの領域を増やしていく方法です。
リハビリのポイントをいくつかあげたいと思います。ピアニストなのでほかの楽器には当てはまらないものもあるのではないかと思います。ちなみにこのやり方は私には有効的でしたが、直り方も感じ方も人それぞれだと思うのであくまで参考までにしてください。
1)勇気をもって長い道のりを覚悟し、自分で責任をもって直していこうという姿勢。ふりかえってみてこの意思が一番大切だったのではとも思います。 2)訓練中、自分の体を客観視する目を持つ。武道でいう無の状態。嫌悪やいらだちから体からはなす。 3)改善できる環境は改善する。体をいたわる。 4)胴体・かた・うで・ひじ・手首・手・指・指先の順に動きやバランスを整えていく。すなわち指先の音がずれて間違えていてもむやみにそれを直そうと思わずに大きい筋肉の動きを優先する。また、腹筋と背筋をしっかり意識し、鍛える。 5)ジストニアの指以外の指のバランスを先に戻す。 6)感じていることと実際やっていることとの状態にずれがあるので、常に位置などを目で確認する、または監視してもらう。 7)訓練、練習はゆっくりする。
簡単ではありますがポイントだけをあげてみました。細かい訓練の仕方などを説明するのにはもちろん対面してでもお時間かかってしまうような気がします。
質問などありましたらどうぞ遠慮なくしてください。自分の経験をもとに分かる範囲でお答えしたいと思います。自分の経験が一人でも多くの音楽家のジストニア患者さんの参考になればと思います
2009年11月13日 (金) 18時39分
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