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お返事ありがとうございます |
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From:フェニックス
自分は医師ではないので、残念ながら詳しいことはわからないので本当に難しい分野だと思います。脳そのものに障害があって指が動かない場合は日常的にすべての動作に支障が出ると思いますが、楽器に関して演奏する時に指が引きつるとかブロックされると言う場合、フォーカルジストニアと言ってもミュージシャンのジストニア、更に例えばフルートの小指のジストニアであって、薬指のジストニアでも無く、細かい話ですが、小指と薬指とでは治療が違います。練習のし過ぎで痛みがある場合、腱鞘炎が併発していることがありますがこちらは整形で治す分野です。ややこしいのはジストニアが同時に起こっている場合痛みが無くなったのに、おかしい、まだ動かないとなります。腱鞘炎だけの場合肉体的なものなら時が解決しますがジストニアは治すべきところが手では無いから続きます。手でも腕でも肩でも首でもなく別だからです治療を順番に、実際にしてみればわかると思います。鍼灸やカイロなど方法は沢山あります。いくつも病院にいく(ドクターショッピング)他に脳のMRやCTをとってみるとか、それで何か出るようでしたら別の病気でジストニアではないのだと思います。ミュージシャンジストニアは演奏に特化した病気ですので、インフルエンザなのに花粉症の薬を試される式の治療では的がずれていると思います。花粉症の薬で眠くなってインフルエンザが良くなった気がするとか、では鼻を手術してみましょうとなって鼻が歪んでしまい、鼻水は出なくなりましたが、副作用で匂いがわからなくなってしまいました(>_<)でも2ヶ月後インフルエンザだったとわかったんです(*_*)とかならないようにしてもらいたいと思うのです。長々とすみません、素晴らしいお医者さんも沢山いらっしゃいますので不快な表現があれば申し訳ないです。患者側から理解していただきたい点は、日常的に問題が無い体について更にどうするとかではなく、演奏に支障があるので演奏が出来るようになりたいと言う点を理解して貰った治療を求めていると言う事なんだと思います(・・;)すみません、文がおかしくなってきました。
2010年04月15日 (木) 16時37分
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パソコンから |
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From:フェニックス
パソコンで見つけたので失礼ながら書き込みさせていただきます。難病なため自分が書き込みをしても何の助けにもならないかも知れませんが少しだけ書きます。自分はフルート奏者でジストニア経験者です。発病はもう10年以上前です。はじめは病名すらわからず20件以上の病院を次々に回りました。整形、心療内科などレントゲンもあきれるくらい撮りました。様々な治療、薬、しかし自分の場合は効果なく、ある日は、目が覚めるといつの間にか治っているだろう(^-^)とか考えてみたり、しかしそんな夢もやはり無駄に終わりました。病院を探しまわっていたある日、手の病気と思い込んでいたために、手の権威と呼ばれている方の病院を探し当てた事がありましたが、今まで他の病院ではレントゲンから始まっていた診察も、その方は見ただけですぐこうおっしゃいました。「整形では治りません」「どうすればいいんですか(><)」「わかりません、治るかもわからないし、治らないかもわかりません、ある日突然治るかもしれないですよ‥」そして診察室を出ようとした間際に先生がつぶやいた一言がとっても印象的で逆にいまではその言葉があって良かったと思っています。それは、「かわいそうに‥」でした。きっといたわりの気持ちで言ってくれたんだろうと思います。悪気なんてないのです。そう信じています。でもその時は廊下を歩きながら考えました「かわいそうに‥って、そんな事人に言われなくてもわかっている、かわいそうで何が悪い、そう、その通り自分はかわいそうなんだ‥」それが整形に行く最後となりましたが、逆にすっきりとした気持ちで新たに闘う気になりました。「人生の一つの目標として生きているうちに必ず解決する」「絶対に勝つ」とりあえずそう思う事から始め更にいろんなアプローチを開始しました。その後試した事を書くと膨大な量になりご迷惑をおかけしますので止めますね(><) 話が長くなってしまうので、リハビリについてですが(うまく説明できないかもしれません)リハビリとは既に失った機能を回復するのではなく、その機能と同等の新しい回路を形成していく事です。楽器によって動かなくなったものを治すためには、楽器によってリハビリをする必要があります。少し難しいですが脳梗塞の後遺症を治していくリハビリと音楽家が楽器を使ったリハビリをする場合などを比べると、最も違う点は楽器が音楽の道具であるため音楽性を持ち込んでしまうという事です。この音楽性が治療を遠ざけてしまいます。楽器の練習で病気に至る段階でシステム異常を起こした時に音楽的感情を一緒にインプットしてしまっています。リハビリと言う点から楽器を使う場合ここをまず切り離す必要があります。新しい回路を脳に作っていく段階で、全く違う形で楽器を触っていくという回路を別の脳の部分に作りそれが安定するまでの間、音楽性を排除します。このパッセージをこんな風にとかこんな音でとかいう問題を起こしたと同じ感情を持ったらまたぶり返してしまいます。我慢するのはシステムとして楽器を演奏できる体を作ってしまうまでの間で、いったん完成したらそこから感情を入れても崩れません。すみませんパソコンでもうまくかけませんでした(><)やっぱりわかりにくいですね。
2010年04月18日 (日) 00時22分
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From:パパゲーナ
リハビリについてのお話、ありがとうございます。 確かにフレージングや、私の場合は音だしが困難なので音色にこだわると口に力が入ってしまいますね。 とりあえず音を出すことからやり直さないといけないのだと思います。 アレクサンダーテクニークのレッスンでは、一定方向に息を出す→楽器を構える→楽器を口から放した状態で楽器の方向に息を出す→口につけて息を出す→とりあえず音を出す そんなことを繰り返しました。 どうしてもより深い音を出そうとか良いフレージングでとか考えてしまうと元の状態に戻ります。楽器無しでも演奏しているようなつもりで息の圧力を上げると、息を出すだけでも口が閉まってしまいますからね。
ちょっと初心に戻ってやってみようと思います。
2010年04月19日 (月) 11時47分
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唇 |
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From:フェニックス
自分の場合は手のジストニアでしたので、手の場合はキーを押さえる方が手の内側の筋肉(握力)の収縮で指を開ける方が肘の筋肉が収縮して手の筋を引っ張り握力の方が緩んで指が上に上がるという全く別のシステムの繰り返しでこの動きが全く違う2つの動きである事の認識が重要になってきますが、唇の場合はもっと複雑な世界な気がします。唇自体は上唇と下唇に分れていて(すみません^^;みんなそうですね)上唇は頭がい骨側、下唇は顎の方です。骨そのものが稼働するのは顎の方でこの2つは大きく役割が違います。そして唇は1つに思えても30種類以上の筋肉の集合体です。筋肉であることできっと何らかのリハビリ方法があると思いますがそれをどう発見するかです。アレキサンダーテクニックについては何も知らないのですが、とりあえず息を出すとか、そういったことが確かに有効な気がします。そしてリハビリ方法を一つではなくいくつかに分けてしまうのがいいのではないかとも思います。例えば、細部は全体からで、細部を変えるには全体も大切です。1、体全体の変化、運動やストレッチ(心の変化も重要かもです。過去ではなく今と未来に脳をチェンジしていく、そのために病気になった自分と、リハビリモードに入った自分を区別するために周りにあるものを変える、好きな色を青から赤に、起きる時間がいつも6時など・・・)2、唇だけに特化した運動、3フルートを使ったリハビリ(楽器を完全に音楽の為のものではなく、リハビリの道具であるとロボットのように割り切る、リハビリの脳と音楽をするために練習する脳は別のものです。そこを練習モードに混同してしまうことで難しくなります。)フルートの音の出る原理を分解してみると、息、唇、フルートの歌口(エッジに息が当たって外側に出る息と中に入る息に分れる)例えばこのトータルバランスで、もし仮に通常のフルート奏者がそれぞれ息(30%)唇(上20%下20%)フルート(30%)と仮定して、今唇に問題があり0%に近いとして息とフルートのパーセンテージを上げてカバーしていきます。リハビリ初期ではフルートはまず頭部管だけを使うのがいいと思いますが、唇が0に近い状態ですので出来るだけリスクの低いものを使います。例えば5歳の子供用のU字管です。子ども用もいくつかありますが一番低年齢の5歳用です。幼児はコントロールが大人より不自由なのでフルートの方がそのリスクをカバーするように鳴りやすくなっています。もしくは大人用でも初心者用とか出来るだけ簡単に鳴るものを選び、演奏モード(唇とエッジの距離が8mm位)では考えられないような唇の当て方で吹く所から始めます。例えば上下の唇の隙間は2cm以上(もしくはぽかんと口を開けたまま)、唇の隙間とエッジの距離は8mm以下、その状態で音色ではなくとにかく音が出るように息のリスクで音を出していきます。エッジを中心にエッジより上に上唇、穴の方に下唇とあくまでもエッジが上下唇の間にあり出来るだけエッジを近くに置くと口があいていても音がでます。きっとかすれた音ですがそれでいいと思います。通常の下唇に当てると、逆に歌口をさかさまにして上唇に当てて反対に吹く、このときの姿勢も出来れば問題が起きた時と違う姿勢例えば、床に仰向けに寝転がって天井に向かって息を吹くとかもいいと思います。(これはリハビリモードであって、練習モードではない、演奏モードでもないのでこれはこういう音だと脳に区別させるためです)フルートを吹くのに大切なのは息の方であってアンブシュアはできなくても音はでる、という脳を作っていきます。またアンブシュアは唇を閉じるという事で閉じる事に偏った伝達をアンブシュアは口を開けるものだ(時には「あー」っと大きく口を最大に開けるくらい開ける事もあるのだ。という全く反対の経験を作って行きます。2の唇に特化した筋肉作りですが、これも上唇と下唇は別のものだとして違う独立した関係にするといいかも知れません。全体としては口をゆっくり大きく開ける(開けた状態で1秒ほど待機、これによって大きく開くという筋肉を作っていきます)という運動、それと別に口をゆっくり閉じていき上下の唇が触れた途端反射的に大きく開けるそして開けた状態で1秒保ちまたゆっくり閉じて行って唇が触れた途端瞬間的に大きく開ける、また口を閉じるというのは唇の筋肉がお互い近づこうとして閉じるのではなく顎の筋肉で骨ごと顎が上に上がるので閉じると思うのですが顎の延長に位置するのが下唇と考え下あごの上下の練習をします。腹話術の人形がそんなイメージです。彼らは上唇は全く動かず下の口が開いてしゃべっています。いずれにせよ目的は筋肉作りですが、ストップウオッチなどで30秒とか時間を決めやりすぎないように中断をはさんで下さい。30秒すれば3分何もしないとかセットにして何回とかです。リハビリタイムは一日に1時間だけとしてそれが終われば一切何もしない、も大切ですリハビリの後に別の記憶を作ってしまうと脳がどちらを残すのか混乱してしまします。細胞が入れ替わる周期が約3か月ほどですので3か月単位で変えていくといいと思います。すみませんまたいろいろ書いてしまいましたが、自分は医師ではないため医学的な知識はなく、あるのは10年以上かけて復活するまでのジストニア患者としての経験だけで、唇のジストニアだったらどうするのか考えてみたのですが、医学的にどうかとかわからないのです。間違っているのかあっているのかわかりません。本当に申し訳ないです。ただ悩むより考えた方がいいと思っています。違うと思えばスルーしてくださいネ(^-^)/
2010年04月20日 (火) 10時20分
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From:パパゲーナ
フェニックスさん、ありがとうございます。 しっかり読んでからレスしようと思っていたらすっかり遅くなってしまいました。 今は何もしていない時でも顔の感覚がおかしいので、なかなかフルートを吹く気持ちになれないのですが、「吹く」というより「鳴らす」と考えて少しずつ試してみようと思います。顎の動きも以前と違うので、以前の感覚を取り戻すより今の感覚で新しい吹き方をすることも考えたほうがいいのかなと思っています。 また、いろいろとアドバイスお願いします(^^)v
2010年05月06日 (木) 14時01分
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パパゲーナさんへ |
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From:フェニックス
リハビリ頑張って下さい。具体的にどういう方法がいいのかはわかりませんが、指の場合は例えば人差し指が上に上がってしまうという場合、人差し指を下に下がるようにするとか考えても解決しません。現象として現れているジストニアの症状が人差し指でも例えば本当の原因は薬指だったりするからです。もともとのジストニアの場所は薬指が上に上がらなくなったということから始まったとして、それが中指に移り、人差し指に移ります。人差し指は自分が上に上がる事で中指を、そしてその影響を使って薬指をあげようとします。薬指を上げたいという脳から命令を人差し指が代行するというように伝達異常が起こるようになってしまいます。この場合人差し指を治療しても治りません。治すべき指が薬指だからです。このずれを探すのが最初に厄介な作業となります。そういった点から思うのは唇に症状が出るもとの原因は唇でない場合があると思います。そこを回復すれば現象として現れている方の症状の唇の方も収まっていく可能性があります。例えば奥歯をぎゅっと噛み締めるような顎の筋肉が弱っていたのが元の原因で、現象としての症状が唇だった場合、フェイスビルディングで顔の筋肉の正常化を行っていくという原因の方を改善するリハビリで、現象として出ていた唇の方症状が改善されていくという感じです。
2010年05月16日 (日) 01時48分
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