奈月 |
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| 川沿いに延びる小道を抜けあの時計台まであと少し口笛が下手なあなたにコツを教えたのもこのあたり思いで飾る額縁なんて燃やしてしまおうと決め手からもう地球は何週目だそよ風の帰り道決まって夕方五時駅前の時計台そこで待ち合わせる二分範遅刻して小走りで駆け寄ってくるあなたを抱きしめたはるか遠い日の夕暮れあれこれと悩んでは見たものの答えらしい答えは見つかりません約束なんてとおり卓そよ風に未来絵お縫いつけようとすることで流れて消えると知ってからなのか綺麗な景色はいつの日も少しだけ悲しいんだ窓際に飾る花穏やかな昼下がりこんなにもありふれたすばらしい日常今を生きようというその隙に今が逃げてゆくことを僕達は時の流れに教わった駅前の時計台後二分反したら寄り添って歩き出す二人がいたのになぁひと梨鳴らす足音悲しくなんかない心が明日に向かうには時間がかかるけどそよ数の帰り道あなたは教祖の目に何を移し何を思い何を望んだの幸せのありかなど僕にはわからないただこの空を見て思う今日もあなたが好きでした |
| (170)投稿日:2008年06月07日 (土) 16時50分
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