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レミケードの話です。 |
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From:nt
はじめまして。ntと申します。 乾癬いんふぉのサイトもリニューアルされたのですね。 私は20代より乾癬を発症し約15年になります。 こらちのサイトも数年前から参考にさせて頂きました。 私の乾癬は全身に発症し、りんせつも多く、重傷でした。 ただ、顔や手、には発症せず、長袖、長ズボンを着ていると そんな病気だとは分からない、と言うモノでした。 がしかし、30代に入ったときから体の節々がさび付いたような 感じになり、年々悪化。ロキソニンを朝飲んで、夜飲んでと言う感じで その痛みをごまかしてきましたが今年の春から症状悪化。 乾癬性関節炎と診断されました。 今までは皮膚はひどいけど、痛み、かゆみはないので気にせずやってきましたが いよいよ関節痛で歩くのも困難な状況になり、非常に落ち込みました。 そして関節痛は日増しにひどくなり、歩けない、しゃがめない、 一度寝てしまうと、起きあがれない、と言う状況まで追い込まれました。 CRPの数値はなんと22を記録し、即入院となりました。 ここでポイントなのはこの関節痛はリウマチの症状のような 左右対称の痛み、朝のこわばり、夕方は快調になるなどと言うものでしたので 私は、皮膚科で通っている同じ病院内の血液内科・リウマチ内科に 飛び込んだのです。入院ではリュウマトレックスとプレドニンで CRP値を下げていく方針でした。皮膚のりんせつにはアンテベートを しっかり塗ることでした。約2ヶ月これを繰り返し、CRP値は7、皮膚も 落ち着いてきました。そして退院したのですが、仕事復帰し、日常生活を送ると 関節痛の症状が再発し、また歩けない状態になりました。 難治性の疾患・・と言うのを身をもって実感しました。 一生このままかと思ったら必死でインターネットを調べました。 そしたら先生もチラっと言っていたレミケードと言う新薬にたどり着きました。 私の入院時は この薬は乾癬の薬としては認可されていないのですが、リウマチ内科の方では 処方できる、と言う事務的な制約があり、また値段も高価なため、効かなかった 時のクレームを恐れてか、先生たちも積極的には勧めていませんでした。 私も仕事をしているので、このような「大人の問題」的な空気は理解できます。 そして決して先生を責めたりしません。血液内科を受診したのも やはり自分の病気は自分が主体的にならなければ・・・とおもったからです。 事実、関節炎で入院間際は整形外科に回されて、レントゲン撮って 「問題ないですよ〜」って言われて途方に暮れたものです。 再入院にあたったては、レミケード投与の前提で先生にお願いしました。 今度は血液内科で入院しました。事務的なことはわかりませんが レミケードを保険適用で、(単体では約6万円)初回は検査等含めて 6日の入院で15万円の窓口負担でした。(保険適用で) そして奇跡がおこったのです。 今でも覚えています。 レミケードの点滴は約2時間。 14時に初めて、16時に終わって・・・。 体がさっそく軽くなった気がしました。 そして次の朝、全身から痛みは消えたのです。 嘘みたいでした。レミケードは劇的に効く人と、そうでないひとがいるもの ネットで知っていました。そして乾癬の皮膚症状も劇的に良くなったのです。 これは1ヶ月後にはほぼ赤み、りんせつはなくなり、2ヶ月後では ツルツルの肌になりました。ああ・・・。長がったです。 乾癬では光線治療や、ネオーラル、塗り薬・・・。なにをやってもだめでした。 それで約15年。いよいよ関節痛まで出てきて本当に苦しかったですが、 台風の後の雲一つ無い空のようにレミケードで全て吹き飛びました。 現在3回目の投与を終え、2ヶ月スパンになってます。 皮膚科の先生もそんな私を見て、レミケードを乾癬で使えるように 現在申請中なんですよ・・・・。と申し訳なさそうにおっしゃってました。 先生は恐らくレミケードが乾癬に効くことは知っていたのですが、 事務的な壁でそれを口にすることは出来なかったのだと思います。 だから今となっては関節炎になったことが思わぬ突破口になりました。 そして私はネットでの情報収集が非常に役に立ったのでこうして 実例を書いて少しでも苦しんでいる方の為になればいいと願っています。
長文失礼いたしました。
2009年10月07日 (水) 23時38分
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From:レミ経験者
レミケードが効いて本当に良かったですね。 こんな話をすると大変失礼かと思いますが、知っていてほしいです。
実は、私もレミケードでCRP50が0.1になり、人生生まれ変わってしまい大変、充実と、言葉では言えないほど、幸せでした。
しかし、15回近くで突然の熱とリンパの腫れ、血液検査がガタガタで、全ての薬を止め、痛み止めだけになりました。 すると2ヶ月もしない内に関節痛が復活し、現在はこの痛みにただただ耐えている日々になりました。これからどうなるのか心配です。生物製剤と免疫抑制剤はもう難しいみたいです。途方に暮れています。 ntさんに副作用がでないことを望んでいます。
生物製剤は良く効くのだけれど、治す薬では無いのですね。だから、一時は生まれ変わったような、人生リセットできたような快感になれます。なれただけで幸せだと思っています。けど、私のように免疫がガタガタになる場合もありますので、敢えて、お知らせします。 それでも、これから良い方法が出てきたら、また、カキコします。
夢を壊すような投稿でごめんなさい。でも、事実です。
2009年10月08日 (木) 21時37分
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よかったですね |
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From:パサラン
始めまして、パサランといいます。
レミケードが効いて良かったですね。
自分はかれこれ乾癬になって20年以上になりますが、幸いにして、今現在関節症にはなってはいませんが、いつなるかも知れない状態であると覚悟して日々生活しています。
レミケードは良いお薬です。 でも、レミ経験者さんがおっしゃるように、長期に使用するといずれはどんな薬も効きかなくなったり、副作用が出はじめます。
自分は数年年前まで、ネオーラル(シクロスポリン)を数年使っていましたが、大変よく効いて、爪なども綺麗になり良かったのですが、使い始めて2〜3すると、食事中に突然口内炎のようなものが出るようになり、血液検査で肝機能もダメだという事で、ドクターストップ、それ以来今日までネオーラルとデルモベート、デルモベートスカルプ(頭皮用)でしのいでます。
しかし、このところ、色々な新薬が発表され、患者にとっては良い環境が整ってきました。
たとえレミケードが効かなくなったとしても、気落ちせず、ほかのお薬を試し、それがダメでもその次と、自分に合う種類のお薬の組み合わせ(ローテーション)を見つけることで、一年中良い状態を保つことができると思います。
焦らずメゲズにいきましょう。
2009年10月08日 (木) 22時50分
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ありがとうございます。 |
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From:nt
レミ経験者様
ご返信ありがとうございます。 こういう貴重な経験談が聞けて、感謝しています。 やはり回数を重ねると免疫低下が響いてくるのですね。 参考になります。 こういうリアルなお話はとても為になります。 先生も看護師さんにも聞けないことってありますので 大変ありがたいです。 レミケード使用者のいろいろな体験談いただければ 今後の参考になります。 ありがとうございました。
2009年10月08日 (木) 23時49分
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From:レミ経験者
バサラン様 ご意見ありがとうございます。
関節症の薬は、良く効く薬は殆ど生物製剤です。私も医師よりレミケードが効果が無くなったら次の薬があるような話は聞いていました。
しかし、実際に免疫がガタガタになってしまうと、生物製剤は使えません。 医師も慎重になり、体調が良くなるまでは薬を使いたがらないです。ですから これが駄目なら次がある。と簡単に言うような訳には行かないのが現実です。 私のようになると、関節症の痛みと免疫の低下した恐怖と両方持って、早く何とかならないかと願うばかりです。
私の場合 先ず、関節の痛みは、強烈で酷い時は骨折や捻挫をしたときのような痛みがずーっと続きます。しかも、鎮痛剤を飲んでいてかなりの痛みです。鎮痛剤が効果が無いのかと思って飲まない実験をしてみました。結果、どうにもならない強い痛みのため、直ぐに飲みました。鎮痛剤が効果があってもいたいですよ。また、鎮痛剤の副作用で腎臓や肝臓がいつ壊れるかも恐怖です。
次に免疫について 実際に熱と寒気と寝汗が交互に1月以上続き、リンパが腫れ、白血病か悪性リンパ腫の疑いがあるといわれ、検査を何回もやりました。数値が少し落ち着いてきたので、今様子をみています。インフルエンザも恐怖ですし、感染となのつくものは全て恐怖です。
これが、今の私の現状です。今も関節が痛くてペットボトルも缶ジュースも開けられません。ドアノブも丸いものは苦痛です。顔も強く洗えないし、肛門もウォシュレットで洗って、やっとペーパーで露を撫でる程度です。ズボンもボタンも辛いです。
バラサンを批判している訳では無いですが、現実はキツイものがあります。これを踏まえて、我々が一日も早くこの苦しみから解放されることを願う一人として書かせてもらいました。
2009年10月09日 (金) 12時03分
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感謝の気持ちです。 |
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From:nt
皆様へ
ご意見ありがとうございます。 薬には副作用があり、また薬の為に本末転倒な結果になってしまう ことを身近にいる病気の方から聞いています。 ですから、私は医師の言うことにプラスして自分の思考で判断をしています。 ここで経験談や見かけたことのある方のご意見を 伺いたいのですが、 私は、リュウマトレックスとプレドニンの投与とレミケードを 併用しているのですが、レミケードが劇的に効いた一回目の投与直後から 徐々にプレドニンとリュマトレックスを飲むのを辞めました。 ズバリ言って勝手な素人判断で、先生には言いにくくて言ってません・・・。 プレドニンは飲まなくなって約2ヶ月になります。 リュウマトレックスも2ヶ月以上になります。処方はされています。 この手の薬は飲むのを辞めるとショックが起きてすごい反動が来ると 言われていますが、その反動と言うのはどのぐらいの期間まで 可能性があるのでしょうか。 たとえば半年後とか、1年後ぐらいでもあり得るのでしょうか? 経験談等で結構ですので、よろしくお願いします。 参考にさせて頂きます。
2009年10月14日 (水) 00時46分
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