| (263) 同窓会 |
投稿者:救急戦士
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は組が忍術学園を卒業して二年がたった。 今日は、久しぶりに皆が集まる同窓会が行われたのだ 場所は忍術学園、 「よ、元気だった」 と元気のよい声が聞こえる。 ちなみに全員が集まったのである 「やあ、皆元気だった」 「乱太郎こそ、見ないうちに可愛くなっちゃって」 「男に言われても仕方ないよ、それより皆今何の仕事をしているの」 「え、うん」 団蔵は、馬借の後を継ぎ、 伊助は、戸部先生とともに剣の修行をしている 他の皆は色々な城に着き、忍者の仕事をしているらしい 「あれ、しんべえは」 「僕は、おシゲちゃんと結婚して、この学園の先生になろうと 思ってるんだ」 「へえ、そうなんだ」 皆は納得できた。 なぜなら、乱太郎、きり丸、しんべえは、一年のときこそ 成績が悪かったものの、それから必死に勉強し、三年生の 夏には、忍術学園成績トップでテストも百点を取り捲っていた というより、一回も100点以下を取った事がなかった 忍術も優れていて、城から忍者の仕事を任されたほどだからである。 「で、さ、おシゲちゃんとは、まだ結婚してないの」 「今は、同棲生活を続けてるんだ」 「ふーん、そうなんだ」 「で、きり丸は、」 「俺、」 「そうそう、ユキちゃんと、仲が良かったみたいだけど」 「え、べ、別にそんなんじゃねえよ、誰が、ユキちゃんなんか」 「ほう、そんな事言っていいのかな」 「え、」 きり丸は、その声に振り返る、そこには、土井先生と翔介がいた 「あれ、先生、それに翔介さん」 「何を言ってんだか、しっかりと尻に引かれてるくせに」 「じゃあ、きり丸は」 「そうだよ、ユキちゃんと結婚して、もう、子供までいるんだ」 「おいおい、隠すなよ」 「いやあ、照れくさくって、へへへ」 愛想笑いをするきり丸 そして、翔介は、きり丸の結婚する前の話を皆にしようとした 「なあ、きり丸がユキちゃんと結婚するまでには、いろんな苦労があったんだが、その中でも面白い話をしてあげようか」 「うん、どんな話」 「聞きたいか」 「うん」 翔介は、きり丸のちょっとした浮気疑惑を話すのであった
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2003年07月16日 (水) 11時46分 |
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