| (230) 男たちの闘い〜第2話 |
投稿者:秘打・花のワルツ
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「4番センター 海原 背番号8」 この選手、東京六大学時代に3冠王を獲得し、ドラ1候補といわれたが、インターコンチ杯日本代表での練習中になんとアキレス腱断裂。そして、野球人生は終わったと言われた。しかし、蘇ったのだ。足は以前の2分の1の速さだが、バッティングコントロールは1流。 その初球だった。河田の甘く入ったストレートを見逃すはずがなかった。 カキーン 打球は快音を残してレフトスタンド場外へと飛んでいった。 河田は驚きを隠せない。しかし、立ち直りが早いのが河田の長所であり短所である。 8回表までドルフィンズ打線を抑える。 一方、ドルフィンズのエース杉原は依然、パーフェクトピッチング。 8回裏の秘打・づらの攻撃は4番のカルロスから。 カキーン 「これは行ったか?」 秘打・づらの選手全員が期待する。 しかし、惜しくも右に切れる。 2球目はカーブが甘く入った。 「今度こそ行ったぞ!」 しかし、これは左に切れる。 杉原の球にまったく切れが無い。 3球目を投じ、カルロスが打ったときには杉原はひじを押さえていた。 センターバックスクリーン直撃の特大弾。 「ピッチャー杉原に代わりまして下山。ピッチャーは下山。背番号18。」 ピッチャーの交代が告げられた。 秘打・づらはこの下山を攻め立て、1点を追加。 9回表2死 バッター海原 油断があったのか河田のストレートがまた甘く入る。 本日2本目のソロアーチだ。 「またやられたか」 監督はややあきれ気味。 9回裏 無死 監督が選手の交代を告げる。 「えっ!」 選手が全員驚く。そして、登場する選手とは…
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2003年03月03日 (月) 19時03分 |
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