| (167) 野球の天才と努力の天才 |
投稿者:キルア
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滝「最近いい調子だぞ〜♪」 滝は、ここまで9試合に登板し、防御率0.00 奪三振15 四死球3だった(16イニングス) 2軍監督「う〜ん、いい調子じゃないか・・・1軍でも活躍できるんじゃないか?」 滝「ふふ〜ん♪」 ???「ほっほ、いい調子じゃないか^^」 滝「ん?あ、川椅さん^^」 この人は川椅 信二(かわい しんじ) 今期17年目のベテランだ。バントの名手として活躍している、が、今期はケガでいまだに2軍登録 川椅「どうだ?1軍にはあがれそうか?」 滝「いやいや、川椅さんより早く1軍にあがるなんて、ないですよ(笑」 川椅「・・・1軍か・・・・私はもう無理だよ・・・」 滝「ぇええ?何でですか???まだ、大丈夫ですよ!」 川椅「若いやつはいいな〜(笑」 滝「・・・」 川椅「そうだ、ちょっと私と勝負してみないか?」 滝「勝負・・・ですか?」 川椅「うん、まあ、そんな硬いもんじゃなてな、お互いの調整のために・・・な」 滝「いいですよ、お願いします^^」 川椅「じゃ・・・・」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 滝「じゃ、投げていいですか?」 川椅「おぅ、頼む」 滝「よし、ここは・・・・」 シュッ!ククッ!パスん!! 外角に外れるボール 川椅「ふむふむ、コントロールはいいみたいだな・・」 滝「う〜ん、狙い球が分からないなぁ・・・」 シュッ!!パスん!!! 内角にぎりぎり外れるストレート 川椅「なるほどなぁ・・・」 滝「打つ気なしか・・・・?」 川椅「ふ〜む、このレベルじゃぁ、1軍の一流選手には通用しないな、もう少し球威がなくては・・・」 滝「よし、スライダーでカウントを・・」 シュ!!ククッ!!! 川椅「このスライダーはいい、このスライダーをもう少し強化できれば・・・・」 カッキーーーン!!!!! センター前にヒット 滝「あ・・・打たれた・・・・初めて見せたスライダーを・・・・」 川椅「うん、まあ、これなら2軍では十分エースだな^^」 滝「・・・1軍は・・・・?」 川椅「まあ、下位打線ならそれなりに抑えられるかもな、まあ、上位打線は・・・」 滝「・・・・」 川椅「お前にその気があるなら、練習に付き合ってやってもいいが?」 滝「・・・お願いします」
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2002年12月23日 (月) 17時40分 |
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