| (112) パワフル高校物語 |
投稿者:キルア
MAIL
URL
|
鈴木「すごい・・・この合宿で・・野球部のレベルが・・・あがった・・・・」 尾崎「ふん・・・こんなんじゃだめだ・・・もっと!もっと!!!もっと!!!!!」 鈴木「・・・尾崎さん!」 尾崎「ん?鈴木か・・・・?何だ・・・?」 鈴木「・・・・久しぶりにノッカーやってくれませんか?」 尾崎「あん?ノッカーならいつもやってるだろ!!!」 鈴木「・・・・違う・・・・違うんですよ・・・!!!!」 尾崎「・・・・・?」 鈴木「尾崎さんは・・・尾崎さんは・・・・!」 尾崎「・・こんなんじゃなかったって言いたいのか?それなら違うぜ・・・」 鈴木「ぇ・・・」 尾崎「俺はもともとあかつき高校に入りたかったんだ・・・」 鈴木「・・・」 尾崎「だけどな・・・あかつき高校は俺を受け入れてはくれなかった・・・・だからそのときに決めたはずだったんだ!!!」 鈴木「・・・・・?」 尾崎「パワフ高校に入ってからあかつき高校を倒すってな!!!!!!!!」 鈴木「それだけですか?」 尾崎「なにぃ?」 鈴木「・・・尾崎さん・・・今野球やってておもしろいですか?」 尾崎「はぁ・・・?」 鈴木「俺はいまの練習しててもつまらないですよ」 尾崎「おま、お前、、、ふざけんなぁあ!!!!俺がこの1ヶ月練習をやすんでまで研究してつくったメニューだぞぉぉお!!?!!?!!?それを、、、それを、、、、!!!!」 鈴木「何をそんなにおこってるんですか?」 尾崎「はぁ?お前!人が大好きな野球を休んでまで・・・ぁ・・」 鈴木「・・・・(ニコ」 尾崎「・・・は・・はは・・・・大好きな野球か・・・」 鈴木「そう、大好きな野球ですよ♪」 尾崎「そうだった・・・俺が野球を始めた本当の理由は・・・大好きだったから・・・・だったんだ・・・」 鈴木「そうですよ、その大好きな野球を・・・俺たちの野球を尾崎さんは奪ってたんですよ?」 尾崎「・・・すまん・・・・」 鈴木「いいですよ・・・だから・・・」 尾崎「何だ・・・?」 鈴木「ノッカーお願いします♪」 尾崎「・・・ぁあ!!!!」 そして・・・ 尾崎「おらぁ!おらぁあ!!まだまだ後100球!!」 鈴木「はい!!!!!」 尾崎「気合だ!!気合!!!!!!!気合でとれ〜〜!!!」 鈴木「おぅ!!!!!」 カーン!、、、パシ!、、、カーン!!パシ、、、!!! ノックの音は・・・夕日が沈むまで・・・鳴り止まなかった。
|
|
2002年11月28日 (木) 17時53分 |
|