| (107) 夢に向かい・・・[戦士たちの奮闘記・・・] |
投稿者:澤田
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不況の波はついにはプロ野球界にまで押し寄せてきた・・・。 度重なる身売り騒動、スポンサーの撤退・・・。 この物語はそんな、市民球団になってしまった男達の戦いを記した物語である・・・。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 2月1日、例年と同じように館山に集合した「ベイサイドドリームス」の面々、まずは今季から指揮を取るKIRUA新監督の挨拶があった。 「今シーズンこそ、わがチームはAクラスを狙う、いや、<優勝>の2文字を目指すんだ!」 選手一同、軽く頭を下げ、続いて、選手会長の兵藤が発言を始めた。 「昨シーズン、5位に終わりとても残念な気持ちは皆同じでしょう。しかし、新監督の為、熱狂的なファンのため、絶対にAクラスを狙いましょう!」 〜〜〜〜ベイサイドドリームス(以下ドリームス)は千葉ロッテマリーンズの後継チームである。筆頭株主である「株式会社ロッテ」が球団を手放したと同時に球団は解散という手段を選んだ・・・。〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 では、そのメンバーを紹介しよう・・・。 背番号1、小坂〜ロッテ解散後、近鉄に移籍。しかし、今季から復帰の大型遊撃手。 背番号2、鳴神〜阪神・八木を師匠とし、昨シーズンも代打で13HRを打った。 背番号3、バロン〜主に代走として試合に出場。外野と3塁の守備には定評がある。 背番号4、日高〜期待のルーキー。メインは2塁だが、外野も守れる万能選手。 背番号5、神威〜昨シーズンの選手会長。昨シーズンは120試合守った遊撃で失策はわずか1だった。 背番号6、澤田〜現在怪我によりキャンプには参加していないが、センターの守備は若手選手の見本となっている。 背番号7、兵藤〜選手会長、昨シーズンの1番打者。 背番号8、ミカド〜今季17年目の大ベテラン。ここ3年は4番に座る。「秋山2世」の呼び声もたかい。 背番号9、ぽんだ〜昨シーズンブレイクした選手。俊足で試合出場は70試合だったが盗塁は17個もあり、今シーズンは盗塁王が狙える位置にある。 背番号10、貴之〜ドリームスを支える頭脳派。盗塁阻止率は2年連続12球団トップ。 背番号11、ローズ〜パリーグが誇る左腕エース。140km台後半の直球とシュートで左打者の内角をえぐるのが彼の特徴。 背番号12、藤田〜これまたロッテからの残留選手。 背番号13、吉田〜 〃 背番号17、いっつみー〜ポスト黒木と呼ばれている。気力で投げぬく投球はプロ野球界の鏡とまで称されている。 背番号19、稲子〜ここ2年間腰痛に悩まされてきたが今季、完全復活をとげた。 背番号20、駒輔〜小林(雅)が抜けたドリームスに逆指名で入団。155kmの直球はリーグトップクラス。
続く
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2002年11月27日 (水) 19時08分 |
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