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  「の」の使い方について教えてください。  海雀 
2009/08/25 17:47  [返信]
高校野球、感動しました。あのサードライナーは仕方ない。

「やっぱり中身が一番」と言っておきながら、いきなり細かい質問で恐縮ですが、今週の朝日俳壇で
  香水のお洒落心の失せてゐず
という句がありました。このときの「お洒落心の」の「の」についてお聞きしたいんですが、
  香水のお洒落心は失せてゐず
と言うよりはなんとなく趣があるように感じますが、何か決まりごととかあるんでしょうか?
それとも格助詞の「の」ではなくて、
  お洒落心の(若いころの華やいだ気持ち)失せてゐず
みたいに省略されているんでしょうか?

けっこう前から疑問だったので、よろしくお願いします。
  萬坊 
2009/08/27 01:58  
Re:文語では「の」は格助詞と終助詞です。終助詞は「あれがたべたいの」〜「お主も悪よの」〜の類いです。明快です。
格助詞は体言(名詞)に付きその体言との関係を示し、連体修飾語をつくります。

文語では「の」以下の体言が共通の認識があれば省略できるものでした。俳句では定型のシバリにより、省略による創作表現を多とします。そのため、またイメージの補完を読み手にゆだねての、「の」の使用はハイテクニックです。

今回の質問の海雀さんの自答通り=(若いころの華やいだ気持ち)に解釈してもかまいません。ここまでイメージしてもらえば作者も喜ぶことでしょう。

大事なことは、この俳句形式での「の」は、ここで「切れ」があることです。(「切れ」についてはいずれ勉強しますが。)この「の」には、「や」「かな」と同じ「切れ」があります。
  香水のお洒落心の//失せてゐず
と間をおいて読みます。

俳句を常に声を出して読んでいれば、こういう句に出会っても、気にならなくなると思います。

私自身も俳句をはじめた頃、この「の」でつまずき、一番気になったことでした。この俳句の「の」の切れの話をまとめたものも、いまだ目にしません。誤解があるかもしれません。私見です。
  海雀 
2009/08/27 13:31  
Re:ありがとうございました。
そうか、切れですね。気づきませんでした。
「の」の後に省略されている言葉が隠されている。しかも、そこで切れを入れる。切れっていうのも奥が深そうですね。



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