|
カラオケの画でしか知らぬ波の華(からおけのえでしかしらぬなみのはな) 指冴ゆて洗濯ばさみまた落とす(ゆびさゆてせんたくばさみまたおとす) 寒椿軍の将に葉の兵士(かんつばきいくさのしょうにはのへいし) 鮟鱇は唐揚げも好し鍋も好し(あんこうはからあげもよしなべもよし) 四時半に街燈活きる冬至かな(よじはんにがいとういきるとうじかな) 怖さより出会いたいなあ雪女郎(こわさよりであいたいなあゆきじょろう) ラグビーを見る時いつものウイスキー(らぐびーをみるときいつものういすきー) 酉の市和服の襟が目に留まり(とりのいちわふくのえりがめにとまり) 鍋焼きに小ライス付け大満足(なべやきにしょうらいすつけだいまんぞく)
|