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語りかけている「眼」は、おちょこに映った自分の「眼」。夜、ひとり、小さな居酒屋。演歌がバックに流れています。今年もいろいろあったけど、それでも新酒の飲める幸せを感じている。「眼」が語りかけてくるのは酒につきものの「人生」。「ぐー」に力強さが感じられます。 一杯、飲み干して何かを決意したのかもしれません。今夜は酔わなくてはいけない日なのかもしれません。 すみません、ちょっと解釈が暗くて重くなっちゃいました。「ぐー」という語感で、そういう解釈になりました。五七五になっていないところも、作者の思いの強さが伝わるような気がしました。
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