[1402]「人とくるまのテクノロジー展2007」 - 投稿者:Zen@Administrator
昨日は5/23〜25までパシフィコ横浜で開催されている「人とくるまのテクノロジー展2007」に行ってきました。
モーターショウやオートサロンとは違った意味で、現代の車の最新技術を見てきました。
ダイジェスト版ですが・・・
先ずは"Honeywell"ブースへ。 ル・マン24hで搭載されていたエンジンが展示されていました。
ここで問題。 "Honeywell"といったら何だがビンとくる方いますか? では、"ギャレット(GARRETT)"といえばどうですか?
そうです、"ギャレット(GARRETT)"は、米Honeywell社のターボチャージャーのブランド名で、ターボチャージャーのトップメーカーです。
多くの自動車メーカーに純正採用されるほか、チューニング用としてHKSよりリリースされていることで有名ですね。 かつてはF-1(Benetton B187-Ford turbo:FORD・コスワースV6-TwinTurbo)にも供給されていました。
パッと見では大きさがわからないと思いますが、説明プレートがA4サイズでしたが、それとほぼ同じ。 如何にデカイか・・・
次にHONDAブース。 ハイブリッドプレミアムセダンの「FCX CONCEPT」が展示されていました。展示されていたのは実物ではなく、モックアップ。 HONDAもハイブリッド技術が多かったです。 また、最新技術の市販化ベースの内容ではLEGENDの技術がメインだったような。 特に(Interigent Night-Vision System:歩行者検知機能)という赤外線で歩行者を検知するシステムでは人だかりが多かったです。
最後は小糸製作所のブース。 LEXUS LS600hに採用されているLEDヘッドライトがありました。 ところで、LEDといえば・・・ そう、日亜化学工業ですね。 このLEDヘッドライトは小糸製作所と日亜化学工業の共同開発で市販化された”世界初”のLEDヘッドライトです。 LEDヘッドランプは、LEDの温度上昇による性能低下を抑えるため、高耐熱性LEDと冷却構造を備えているんですって。 ここまで来ると流用するのは至難の業になりそうです。
で、LS460が「目玉のオヤジ」であるのに対し、この3連LEDは「ダンゴ3兄弟」。 これがAFSで動くと、まさに「生物」のように思えるのは私だけでしょうか? ある意味、ちょっと怖かったです。
行ってみての感想ですが、TOYOTAグループの技術のメインは、やはりLEXUSで使用されているモノばかりでした。 内装照明関連では各社とも、光源がLEDによるものの出展が多かったのも、一つの時代ではないでしょうか。
そう、先日行った「ソフトウェア開発環境展」よりはコンパニオンの数は少なかったです。
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2007年05月25日 (金) 10時49分 )
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