| [17] ふたたびこの手をとるのにぼくは18年をかけた |
- すま - 2003年11月03日 (月) 10時39分
ユリウスのママとヴィルクリヒ先生。この二人の恋のお話は、私は大好きでした。カーニバルの日に雨の中で偶然に再会する場面「これは、夢か」っていうとこも好きです。そして最後は悲劇なんですけど、許しあって一緒に死ぬんですよねー、「奈落へさえ至福のうちにおちていく愛の不遜さ」。一緒に過ごした時間は短いんですけど(短いからこそ?)自分のいちばん大切なものとして長い間心の中で温め続けて、いちばん幸せな恋だったかも。
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