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[11] B上腕・前腕の伸筋、手の筋
sizu - 2005年01月27日 (木) 22時23分

上腕の伸筋〉図−1
@上腕三頭筋:上腕筋の後面にある唯一の太い紡錘状の筋で,長頭・内側頭・外側頭の3頭をもつ.
[起始・経過]
長頭:肩甲骨の関節下結節(大円筋と小円筋との間を下り,紡錘状となる).
  内側頭:上腕骨の後面の橈骨神経溝の下内側方および内側上腕筋間中隔から起こり,下方に向かう.
外側頭:上腕骨の後面の橈骨神経溝の上外側方および外側上腕筋間中隔から起こり,内側頭の大部分を覆いながら下方へ向かう.
[停止] 3頭は合して共同の筋腹をつくったのち,強い停止腱で尺骨の肘頭につく.
[作用] 肘関節を伸展する.内・外側頭は直角の位置に肘関節を伸ばし,それ以上完全に伸ばすには長頭が働く.なお,長頭は上腕の伸筋としての働きはわずかであるが,上腕の内転筋としての働きは著しい.
[神経支配] 橈骨神経(C6〜C8).
[血管支配] 後上腕回旋動脈,上腕深動脈,尺側側副動脈.
・内側頭と外側頭の間を橈骨神経が貫いている.
・内側・外側腋窩隙:広背筋および大円筋と,小円筋および肩甲骨との間には1つの裂孔があり,この裂孔は上腕三頭筋長頭により内側・外側腋窩隙(内側・外側腋窩裂孔)に分けられる.外側腋窩隙は四角形で,前方は上腕骨,後方は上腕三頭筋長頭,上方は小円筋,下方は大円筋によって境され,ここを後上腕回旋動・静脈および腋窩神経が通る.内側腋窩隙は三角形で,尖端は後方に向かい,底は上腕三頭筋により,両側は大・小円筋によって構成される.ここを肩甲回旋動・静脈が通る.

A肘関節筋:上腕三頭筋の下に見られる小さな薄い筋.上腕骨の内側顆と肘頭の間に張るが欠如することもある.

B肘筋:上腕骨の外側上顆の後面から,肘の尺側面に広がる小さな扇状の筋(前腕の筋に分類されることもある).
[起始・経過] 上腕骨の外側上顆から起こり,尺側下方に向かう.
[停止] 肘頭の外側面.
[作用] 前腕を伸ばし,肘関節包を張る.
[神経支配] 橈骨神経(C6〜C8)
[血管支配] 後骨間動脈(反回骨間動脈)

〈前腕の伸筋〉図−2,3
(前腕橈側の筋)
@長橈側手根伸筋:筋腹は,短橈側手根伸筋とともに,腕橈骨筋と総指伸筋との間に位置する.
[起始・経過] 腕橈骨筋の下方で,上腕骨の外側縁,外側上顆および外側上腕筋間中隔から起こる.長い腱となって前腕の橈側を腕橈骨筋の後側に沿って,長母指外転筋と短母指外転筋との下をこれと交叉して通り,ついで伸筋支帯の下の第2管を通り手背に出る.
[停止] 第2中手骨底の背面.
[作用] 手根を伸ばし,同時に外転する.
[神経支配] 橈骨神経(C6,C7)
[血管支配] 橈側側副動脈,橈側反回動脈.
A短橈側手根伸筋:長橈側手根伸筋の下に位置する.
[起始・経過] 上腕骨の外側上顆,橈骨輪状靭帯,短橈側手根伸筋と総指伸筋との間にある腱板から起こり,長橈側手根伸筋の腱の後ろに沿って下り,腱となって伸筋支帯の下の第2管を通り手背に出る.
[停止] 第3中手骨底の背面.
[作用] 手根を伸ばし,同時に外転する.
[神経支配] 橈骨神経深枝((C5),C6〜C8).
[血管支配] 橈側側副動脈,橈側反回動脈.
(前腕後面浅層の筋〉
@[総]指伸筋:前腕後面橈側にある紡錘状の筋.
[起始・経過] 短橈側手根伸筋とともに共通頭から起こり,前腕の後面下部では筋腹は4本の腱に分かれ,伸筋支帯の下の第4管を通って手背に出る.
[停止] 第2〜第5指の背側で指背腱膜に移行するが,腱の末端は基節骨の底で3つに分かれ,その中央のものは中節骨の底に停止し,両側のものは末節骨の底に停止する.
[作用] 第2〜第5指を伸ばし,同時に手根も伸ばす.
[神経支配] 橈骨神経深枝(C6〜C8).
[血管支配] 後骨間動脈.
A小指伸筋:総指伸筋の下部から分かれる弱い筋で,手背に出て第5指にいく.
[起始・経過] 小指伸筋腱膜から起こり,総指伸筋の第4腱の尺側に沿って下り,伸筋支帯の下の第5管を通り手背に出る.
[停止] 小指の背側で,2つに分かれて指背腱膜に移行する.
[作用] 小指を伸ばす.
[神経支配] 橈骨神経深枝(C6〜C8).
[血管支配] 後骨間動脈.
B尺側手根伸筋:伸筋のうち最も尺側にあって,尺側手根屈筋のすぐ橈側に位置する.
[起始・経過]
・上腕頭:上腕骨の外側上顆,肘関節の橈側側副靭帯.
・尺骨頭:尺骨の後面.前腕後面の最も尺側を下り,伸筋支帯の下の第6管を通って手背に出る.
[付着] 第5中手骨底の背面
[作用] 手根を伸ばし,同時に尺側に背屈する.
[神経支配] 橈骨神経深枝((C6),C7,C8).
[血管支配] 後骨間動脈.
(前腕後面深層の筋)
@回外筋:扁平な筋で,前腕伸側上部の中央に位置し,2層に分かれ,その間を橈骨神経深枝が通る.
[起始・経過] 上腕骨の外側上顆,橈側側副靭帯,尺骨の回外筋稜から起こり,前腕(上部)後面の深部を橈側下方に向かう.
[停止] 橈骨の後面をまわり,橈骨上端1/3の橈側面で,円回内筋付着部の上方に停止する.
[作用] 前腕を回外する.
[神経支配] 橈骨神経深枝(C5〜C7).
[血管支配] 反回骨間動脈,橈側反回動脈.
A長母指外転筋:前腕下部の最も橈側に位置する.
[起始・経過] 尺骨の骨間縁,前腕骨間膜,橈骨後面から起こり,短母指伸筋とともに下方橈側方に斜に走る.前腕下部で長・短橈側手根伸筋腱の上を橈側下方に進み,腱に移行して,伸筋支帯の下の第1管を通って手根の母指側にいく.
[停止] 第1中手骨の底.
[作用] 母指を外転し,手を橈側に屈曲する.
[神経支配] 橈骨神経深枝(C6〜C8).
B短母指伸筋:橈骨の後面尺側から斜めに橈側下方に走る.
[起始・経過] 前腕骨間膜,橈骨から起こり,長母指外転筋と一緒になって下橈側方に斜めに走る.前腕下部で長・短橈側手根伸筋腱の上を交叉しながら橈側下方に向かい,腱に移行して,伸筋支帯の下にある第1管を通って手根の母指側にいく.
[停止] 母指基節骨の底.
[作用] 母指の基節を伸ばし,母指を外転する.
[神経支配] 橈骨神経深枝(C6〜C8)
C長母指伸筋:前腕骨間膜の後面で,示指伸筋の橈側に位置する.
[起始・経過] 前腕骨間膜,尺側手根伸筋筋膜から起こり,長母指外転筋および短母指伸筋の尺側を下行しながら腱となり,伸筋支帯の下の第3管を通って手背に出る.
[停止] 母指末節骨の底.
[作用] 母指を伸ばす.
[神経支配] 橈骨神経深枝(C6〜C8).
D示指伸筋
[起始・経過] 前腕骨間膜,尺骨の後面,尺側手根伸筋筋膜から起こって,長母指伸筋の尺側をこれと並行して下り,総指伸筋腱とともに伸筋支帯の下の第4管を通って手背に出る.
[停止] 第2指にいき,総指伸筋の第2指腱とともに指背腱膜に移行する.
[作用] 示指を伸ばす.
[神経支配] 橈骨神経の後骨間神経(C6〜C8).
[血管支配] 後骨間動脈,前骨間動脈の貫通枝.
伸筋支帯の下には6管がみられ……
・第1管を通るもの:長母指外転筋および短母指外転筋の腱.
・第2管を通るもの:長・短橈側手根伸筋の腱.
・第3管を通るもの:長母指伸筋の腱.
・第4管を通るもの:総指伸筋および示指伸筋の腱.
・第5管を通るもの:小指伸筋の腱.
・第6管を通るもの:尺側手根伸筋の腱.
長・短母指伸筋の間には,これらの筋が作用したときに手根部に舟状の陥凹ができる.これを解剖たばこつぼという.ここにわずかに橈骨動脈の拍動を触れる.

〈手の筋〉図−4,5
手には前腕の筋の末端部と固有の手の筋が存在する.固有の手の筋は,掌側面にあり,手掌の両側縁すなわち母指側と小指側および中手骨の間(中手筋)にある.母指側の筋(母指球筋),小指側の筋(小指球筋)はそれぞれ集まって,母指球および小指球をつくる.両者の間の皮膚の下には手掌腱膜があり,その下層にある筋と腱をおおう.手背には固有の伸筋はなく,手の筋はすべてが屈筋群に属する.
・母指球筋:短母指外転筋,短母指屈筋,母指対立筋,母指内転筋.
・小指球筋:短掌筋,小指外転筋,短小指屈筋,小指対立筋.
・中手筋:中様筋,掌側骨間筋,背側骨間筋.
(母指球筋)
@短母指外転筋
[起始・経過] 舟状骨粗面および屈筋支帯の橈側端前面から起こり,橈側下方に向かう.
[停止] 第1中手骨頭の橈側種子骨および母指基節骨の底.
[作用] 母指を,他の指から遠ざける.
[神経支配] 正中神経(C6〜C8,Th1).
[血管支配] 橈骨動脈の浅掌枝.
A手の短母指屈筋
[起始] 浅頭:屈筋支帯の橈側端.
深頭:大・小菱形骨,有頭骨.
[停止] 浅頭:母指(第1中手骨頭)の橈側種子骨,母指基節骨底.
深頭:母指(第1中手骨頭)の尺側種子骨,母指基節骨底.
[作用] 母指の基節を屈曲する.
[神経支配] 正中神経,尺骨神経掌枝の深枝(C6〜C8,Th1).
[血管支配] 橈骨動脈浅掌枝,母指主動脈,尺骨動脈浅掌枝,深掌枝.
B母指対立筋:母指外転筋におおわれ,主として物をつかむときに働く.
[起始・経過] 屈筋支帯,大菱形骨結節から起こり,橈側下方に向かう.
[停止] 第1中手骨の体および頭.
[作用] 母指を小指のほうに引く.
[神経支配] 正中神経(尺骨神経掌枝の深枝)(C6〜C8,Th1)
C手の母指内転筋:主として,物をつかむときに働く.
[起始・経過] 斜頭:屈筋支帯および第2,第3中手骨底の掌面から起こる.
横頭:第3中手骨掌面の全長から起こる.斜頭,横頭は橈側方および橈側下方に向かう.
[停止] 斜頭,横頭は合して母指の基節骨および第1中手骨頭の尺側の種子骨につく.
[作用] 母指を小指のほうに引く.
[神経支配] 尺骨神経掌枝の深枝(C8,Th1).
[血管支配] 深掌動脈弓.
(小指球筋)
@短掌筋:小指球最小の皮下を,横に走る薄い筋.
[起始・経過] 手掌腱膜の尺側縁から起こり,尺側方に向かう.
[停止] 手の尺側縁の皮膚.
[作用] 手掌腱膜を緊張させ,小指球の皮膚にしわをつくる.
[神経支配] 尺骨神経掌枝の深枝(C8,Th1)
A手の小指外転筋:小指球の内側縁を構成する.
[起始・経過] 豆状骨,屈筋支帯から起こり,手掌の尺側縁を下方に向かう.
[停止] 小指基節骨の尺側の種子骨.
[作用] 小指の外転.
[神経支配] 尺骨神経掌枝の深枝(C8,Th1).
[血管支配] 尺骨動脈の深掌枝.
B手の短小指屈筋
[起始・経過] 屈筋支帯,有鈎骨から起こり,尺側下方に向かう.
[停止] 小指外転筋の腱と合して,小指基節骨底の尺側の種子骨.
[作用] 小指の基節を屈曲する.
[神経支配] 尺骨神経掌枝の深枝((C7),C8,Th1).
[血管支配] 尺骨動脈の深掌枝.
C小指対立筋:小指外転筋および短小指屈筋におおわれ,母指対立筋と協力して主として物をつかむときに働く.短小指屈筋の起始と同じ.
[起始・経過] 屈筋支帯,有鉤骨から起こり,尺側下方に向かう.
[停止] 第5中手骨尺側縁の体および頭.
[作用] 小指を母指および手掌に近づける.
[神経支配] 尺側神経掌枝の深枝((C7),C8,Th1).
[血管支配] 尺側動脈の深掌枝.
(中手筋)
@手の中様筋:4個の円柱状の小さな筋.深指屈筋から出て遠位方に向かう.
[起始・経過] 第1中様筋は1頭で第2指にいく深枝屈筋腱の橈側から,第2〜第4中様筋はそれぞれ2頭をもって第2〜第5指に至る深枝屈筋腱の対向側から起こる.
[停止] 第2〜第5指の基節骨の外側縁.ここで総指伸筋の腱と結合し,指背腱膜に移行する.
[作用] 第2〜第5指の中節骨および末節骨を伸ばし,基節骨を曲げる.
[神経支配] 橈側の2筋は正中神経,尺側の2筋は尺骨神経掌枝の深枝(C8,Th1).
[血管支配] 浅掌動脈弓.
A掌側骨間筋:3個あり,それぞれ単頭.いずれも中手骨の掌側面から起こり,手掌に向かう.
[起始・経過] 第1掌側骨間筋は第2中手骨の尺側から,第2および第3掌側骨間筋は第4および第5中手骨の橈側から出て,下方に向かう.
[停止] それぞれ起始する中手骨の同側で第2,第4および第5指の基節骨につき,一部はその指の指背腱膜に合する.
[作用] 第2,第4,第5指を中指に近づけ,基節を屈し,同時に中節および末節を伸ばす.
[神経支配] 尺骨神経掌枝の深枝(C8,Th1).
[血管支配] 深掌動脈弓.
B手の背側骨間筋:中手骨の間隙を満たし,4個を数える.
[起始・経過] 2頭をもって第1〜第5中手骨の相対する底の側面から起こり,遠位方に向かう.
[停止] 第2〜第4指の基節骨底と指背腱膜.すなわち,第2,第3指の橈側と第3,第4指の尺側.
[作用] 第2および第3指を橈側方に引き,第3・第4指を尺側方に引く.
[神経支配] 尺骨神経掌枝の深枝(C8,Th1).
[血管支配] 深掌動脈弓.
背側・掌側骨間筋は互いに指を離したり近づけたりする作用があり,ともに尺骨神経の支配を受ける.尺骨神経の障害により,この運動は不能となる.また,同一指に属するものは協同してその基節を曲げ,中節と末節を伸ばす働きを行う



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