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[19] B消化器系
sizu - 2005年01月28日 (金) 23時46分

  食道
脊柱の前に位置し、輪状軟骨の下縁すなわち第6頚椎の高さで咽頭につづいておこり、第11胸椎の高さで胃の噴門に移行する。食道の長さは25cmで、また切歯から噴門までの長さ37〜40cmに達する。なお、食道の頚部では左右に迷走神経が走り、胸部に至ると左の迷走神経に主幹は食道の前に、右の迷走神経の主幹は食道の後ろに位置する。

食道の区分
食道の高さに従って、頚、胸、腰部に分けられる。

 頚部 
胸骨柄上縁の高さより上方に位置する短い部分で、気管の後ろ、脊柱の前をまっすぐに下るが、下部ではやや外側による。気管とは疎性結合組織で結合していて、この中あるいはやや外、左・右反回神経が通る。頚部の外側を右・左総頸動脈が通る。
 胸部
頚部に続く長い部分で、胸椎および胸大動脈の前を下行して横隔膜の食道裂孔をつく。この部は、胸腔に入ると次第に気管の左側を走り、気管分支部の少し下では、左気管支のほぼ後ろを通る。
腹部
横隔膜の食道裂孔を通って腹腔に入り、少し左方に曲がり、第11胸椎の前左側で胃の噴門に達した部分で、3部のうちでもっとも短い。

生理的狭窄部
食道は全長を通じて同じ太さではなく、下記の3ヵ所に狭搾部が見られる。
上狭窄部:
食道の起始部で第6頚椎位にあり、切歯からおよそ15cm。
中狭窄部:
気管分岐部の高さで第4〜5胸椎位にあり、切歯から25cm。
下狭窄部:
横隔膜の食道裂孔を通過するところで第11胸椎位にあり、切歯から約40cm

脈管および神経 
動脈:
上部は下甲状腺静脈からの食道枝、中部は食道動脈、下部は左胃動脈からの食道枝に分布する。
静脈:
食道動脈、下甲状腺静脈、奇静脈、半奇静脈(奇静脈を介して、上大静脈と連絡する。)胃冠状動脈。
神経:
前・後食道神経叢の枝、知覚枝は第5〜第8胸神経からくる。


嚥下した食物を一定時間その中にとどめて、分泌した胃液と混じ、粥状の糜汁にし、十二指腸におくる。胃の容量は成人でおよそ1,400mlである。胃から塩酸とペプシンが分泌され、タンパク質の消化が行われるとともに、アルコールの吸収が行われる。

胃の区分
 噴 門
食道につらなる胃の上口をいい、幽門と異なり、弁をもたない。また、噴門に近い部を噴門部といい、しばしば境された膨出部に限られたことがあり、これを噴門洞という。
 胃 体
胃の中央の主大部で、ほぼ水平位をとる。小弯に沿い縦に走る粘膜ヒダによりつくられる胃道を胃体管いう。 
 胃 底
胃体の左上方に膨隆した部で、食道の下端が胃つづく部の左側には深い切痕がみられ、これを噴門切痕という。
 幽門部
胃体と幽門の間にある部で、管状で、やや上方に曲がる。幽門洞および幽門管を区別し、幽門洞は口方の部にあってやや広がり幽門管は肛門方の部で管状の呈する。
 幽門
十二指腸につらなる下口をいい、幽門口には著明な幽門弁があって、糜汁の十二指腸への輸送を調節する。
大弯および小弯
噴門と幽門を結合する上・下縁をそれぞれ大弯および小弯といい、ここで前壁と後壁(前上方を向く面を前壁、前上方を向く面を後壁)はお互い移行する。大弯は大網がつくとともに横隔膜と横行結腸に接する。

位置
胃の上口は第1胸椎、下口は第1腰椎レベルに、小弯は剣状突起の左縁と下端に相当する位置ある。小弯は肝臓の左葉におおわれ、大弯は横行結腸に接する。胃の前壁は右側では肝臓の方形葉と左葉におおわれて、左側では横隔膜肋骨部および前腹壁におおわれる。胃の後壁は横隔膜の腰椎部と脾臓に接する。胃底部は横隔膜頂の左方、副腎、脾臓の存在する位置にあり、胃底部の後部は左腎、副腎と脾臓に接する。また、胃を取り去って空間を胃質と言う。

構造
粘膜、筋層、漿膜からなる。
粘膜:
胃粘膜には多くの小さな隆起(胃小区)とその間の深い穴(胃小窩)を作る。胃小区の平均直径は2〜3mmである。胃小窩の底には胃底腺があり、ペプシノーゲンを分泌する主細胞、粘液を分泌する副細胞、塩酸を分泌する壁細胞に分けられる。 

 筋層:平滑筋からなり、肉眼的に外・中・内の3層に分けられる。外層は縦走筋で食道の外縦走筋につづき、その下端から放線状の胃の表面に分散する。胃底では弱く、小弯・大弯で強く、小弯ヒモおよび大弯痺ヒモとなり、さらに幽門部、とくに上・下面で最も強い。中層は輪走筋で、食道の内輪走筋のつづきで3層のうちで最もよく発達する。輪走筋は胃底を除き、厚い幽門括約筋を形成する。十二指腸との境で輪状の粘膜ヒダ内方に向け隆起して幽門口を取り込む。このヒダを幽門弁という。内層は斜線維ともいい、食道の輪走筋の一部のつづきで、幽門から斜めに分散し、胃底では輪走するが、幽門部には達しない。

 漿膜:腹膜のつづきで、胃の前・後面を覆う。漿膜の表面は単層偏平上皮でおおわれ、その下層に神経・血管など富む疎性結合組織からなる漿膜下組織がある。

胃の血管・神経
   動脈:噴門部、小弯:左胃動脈
      小弯、幽門部:右胃動脈
      大弯(胃底):短胃動脈
大弯:左胃大網動脈
大弯:幽門部:右胃大網動脈
   神経:副交感神経(迷走神経)と交感神経

小腸

小腸は消化管のうち、最長(6.5〜7.5m)の管で、胃(幽門)と大腸(肓腸)との間を占め、胃液により糜汁となった食物を、さらに腸・肝臓および膵臓の分泌物によって消化し、栄養物質を吸収する。小腸は、上方の腸間膜をもたない十二指腸、および下方の腸間膜をもつ、腸間膜小腸すなわち腔腸および回腸に分けられる。

 十二指腸
十二指腸は胃の幽門につづき、小腸の初部をなし、全体として左上方に向かって、C字状に走る。十二指腸の長さは約25〜30cm、直径4〜6cmである。

 区分
上部、下行部、水平部(下部)、上行部の4部に分かれる。
上部の始めのほうは十二指腸球部といわれ、十二指腸潰瘍の好発部でもある。下行部は、胆汁と膵臓の分泌される部位である。上行部は横隔膜腰椎部からの十二指腸提筋(トライツの靭帯)という平滑筋を含んだ結合組織で固定される。

 位置
第1腰椎に右に始まり、第2腰椎を中心とするC字型を描いて第2腰椎の左で腔腸につらなって終わる。
肝臓、胆嚢、右腎・左副腎に接し、膵頭を抱き込む。また十二指腸は下行大静脈、腹大動脈の前を通り、上腸間膜静・動脈と交叉する。上部の後ろには、門脈、総胆管、胃十二指腸動脈がある。下行部の前を、横行結腸間膜根が横走する。また、水平部の前には腸間膜根が上腸間膜動。静脈が包んで走る。

空腸と回腸
空腸は十二指腸空腸曲で十二指腸につづいておこり、回腸の下端で右腸骨窩で回盲弁のよって大腸につづく。上方は胃・膵臓と横行結腸に接し、下方は膀胱の上面におよぶ。またその一部は男性では直腸膀胱窩、女性では直腸子宮窩に入る。直腸と回腸は腸間膜と呼ぶ粘膜ヒダ(10〜24cm)によって、腹膜の後壁に連結されるので、空腸の上端と回腸の下端以外の可動性は大きい。空腸・回腸の長さは生体と屍体とでは差異が著しく生体2〜3m、屍体では6〜7mに達する。

 構造
粘膜、筋層、漿膜の3層からなる。
粘膜に輪状ヒダがあり、粘膜表面には無数の小突起があり、これを腸繊毛という。これらは小腸の吸収効率を上げるため、粘膜の表面膜を広くするために存在する。繊毛は小腸の上部ほど密生し十二指腸では葉状、腔腸では円柱状、そして回腸では棍棒状となっている。繊毛の軸には中心乳ビ腔があり吸収された乳ビ(腸壁から吸収された脂肪滴により白く濁ったリンパ)を入れている。

筋層
平滑筋からなる内輪、外縦の2層からなる。

脈管および神経
動脈:
十二指腸上半部は上膵十二指腸動脈、十二指腸下半部には下膵十二指腸動脈が分布する。腔腸・回腸にはそれぞれ腔腸動脈、回腸動脈が分布する。
静脈:動脈に伴行し、門脈に合流する。
リンパ:
所属リンパ節から、腸リンパ本幹となり乳ビ槽に合流する。
神経:腹腔神経叢、上腸間膜動脈神経叢をへて腸壁に至る。

大腸
大腸は腹腔の外周に沿って走り、小腸よりも短く非常に太い。大腸の機能は小腸には及ばないが、若干の塩分と水分を吸収である。大腸は肓腸、結腸、直腸に分けられ、結腸は、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸に分けられる。

 肓腸
右下腹部で回腸と連結、左後壁から虫垂がでる。虫垂はその形状、大きさは個人により異なるが、平均的に長さ約6.5cm、太さ約0.5〜1cmである。虫垂は欠如することがある。

結腸
 上行結腸
肓腸上端につづいて、右腸骨窩から始まり、腰方形筋と右腎の前を上行枝肝臓膿瘍の下面の右結腸曲で左前方に曲がって横行結腸に移行する。

横行結腸
右結腸曲から始まり前下行に向かって凸面をなすワナを作りながら胃の大弯に沿って左方にむかって走り脾臓下端の内側に至る。右結腸曲よりもやや高い位置で左結腸曲となり急に下方に曲がって下行結腸に移行する。

下行結腸
右結腸曲につづいて起こり、左腎と腰方形筋の前を垂直に移行し左腸骨窩でS状結腸に移行する。

S状結腸
結腸の末端部を占め左腸骨窩にあって不規則なS字湾曲を示している。S状結腸は間膜を持ち可動性に飛んでいる。したがってS状結腸の位置は各個人によって異なる。

直腸
消化管の最下端部を占め、長さ約20cm、第3仙骨上縁からS状結節につづき骨盤腔内に仙骨前面正中を下行し肛門として終わる。直腸は小骨盤腔内の臓器な重要な位置関係を持つ。男性では膀胱、精嚢、前立腺の後方にあり、女性では子宮の後方にある。

構造
小腸と似て3層構造で、粘膜には繊毛はないが腸腺は多数存在している。筋層は内輪・外縦の3層だが、結腸の外縦走筋は結腸ヒモのところだけ特に厚く、その間は薄い。漿膜は肓腸、結腸から直腸上部まで存在し、横行結腸とS状結腸ではそれぞれ横行結腸膜とS状結腸膜を有している。

脈管および神経 
動脈:
肓腸・上行結腸・横行結腸には回結腸動脈、右結腸動脈、中結腸動脈が下行結腸、S状結腸、直腸上部には左結腸動脈、S状結腸動脈、上直腸動脈が、直腸中部から下部に中直腸動脈と下直腸動脈、正中仙骨動脈の枝が分布する。
静脈:直腸の下部からの静脈を除き、門脈に合流する。
  神経:小腸と同上、上・下腸間膜神経叢が分布する。   

肝臓
肝臓は人体最大の臓器で、体重の1/50にあたる。重さは1200〜1500g。胆汁を作り、これを総胆管を介して十二指腸に送る。また、門脈によって肝臓に運び込まれた血液中に供給する。このほか、解毒作用や赤血球の生産に必要な物質や血液凝固を防ぐヘパリンなどを血液中に送る。さらにビタミンの貯蔵や免疫物質の生産もしている。

位置
横隔膜のすぐ下、腹腔内の右上部を占める。肝臓の下縁は右の肋骨弓とほぼ一致し、正中線では剣状突起の際の中間の高さに位置する。肝下鎌状肝脈によって右葉と左葉にわかれ、下面では左右両葉に挟まれて、尾状葉と方形葉が見られる。下面では4葉に囲まれた中央部は固有肝動脈、門脈、肝管が出入りし肝門という。

構造
肝臓全体で約2500億個の肝細胞がある。肝細胞は肝細胞索を作って並んでいて、その列の間を毛細血管が走る。約50万個の肝細胞と毛細血管が一鬼になって、直径1〜2mm六角柱状をした肝小葉を形成している。その周りを小葉間結合組織(グリソン鞘)が包む。それぞれの角には小葉間動脈、小葉間静脈、小葉間胆管は門脈が3本集まり1つの組を作る。各肝小葉の中心には中心静脈があり、合流して肝静脈に注ぐ。小葉間胆管は胆汁を運ぶ導管で胆管に集まる小葉間動脈は固有肝動脈(肝臓に酸素を富んだ血液を供給する)の、小葉間静脈は門脈の枝で中心静脈に注ぐ。

胆嚢
胆嚢は胆汁を貯えるナス形の嚢で肝臓の臓側面の胆嚢窩に位置し、その上面は結合組織によって肝臓の臓側面と結合し、下面は腹膜によっておおわれる。

位置
上腹部の内側部で、右肋骨弓に接して位置する。底は右側腹直筋の外側縁が第8あるいは第9肋軟骨とつくる角のところにあたる。

胆路
肝門を出る左・右肝胆の結合によって成立する総胆管は胆嚢につづく胆嚢管と合して総胆管となる。総胆管は小網の肝十二指腸間膜中を門脈の右前側を沿って進む、ついで十二指腸上部の後方から十二指腸下後部にいたる。このようにして十二指腸下後部の後内側壁をつき、十二指腸縦ヒダの上で、膵臓からくる膵管といっしょになりになり十二指腸に開口する。

膵臓
膵臓は横に細長く、長さ14〜16cm、幅約5cmに器官で第1〜第2腰椎の高さにある。腹膜腔の後ろに位置し、腹膜壁に接する。右端は十二指腸の湾曲部にはまり、膵頭といい、ここからの胃の後面を右から左にはしりこの部は膵体で、左端は細く膵臓に接し膵尾という。

 構造
耳下腺に類似の構造を示す。膵臓の表面を包む結合組織は、内部に入り込む実質を多くの小葉に分け、小葉間結合組織中に動・静脈、リンパ管、導管などを通す。膵臓の小葉は、外分泌部と内分泌部とからできている。

外分泌部
漿液性の複合包状腺で、終末部の腺房細胞は立方形あるいは円錐形である。細胞の核上部には暗色に染まり、強屈折性の分泌顆粒すなわち酸素原顆粒が見られる。

内分泌部
線小葉の中には内分泌性細胞群が散在し、膵島はランゲルハンス島といい、インスリンやグルカゴンなどのホルモンを生産する。

脈管および神経
動脈:
3方面からくる。上膵十二指腸動脈は総肝動脈の枝で、膵臓前面を走ったのち、上方から実質中に入る。 下膵十二指腸動脈は上腸間膜動脈の枝で膵頭の後面を沿って上行し、実質中に入り前者と吻合する。脾動脈の膵枝は3〜5本あって、膵臓の後上縁および上縁に分布する。
静脈:
膵十二指腸動脈は上・下膵十二指腸動脈に沿って門脈に、膵静脈は後面の脾静脈に入る。
神経:
交感神経である腹腔神経叢から無髄神経叢が直接分布し、または、肝神経叢、脾神経叢からの線維とともに膵臓に入る。副交感神経である迷走神経は胃壁より幽門壁および十二指腸壁をへて膵臓に入る



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