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[12] 上肢の動脈
sizu - 2005年01月27日 (木) 22時27分

上肢の動脈は鎖骨下動脈から始まる。その後、腋窩動脈と上腕動脈となり、肘頭で橈骨動脈、尺骨動脈に分かれる。

鎖骨下動脈
右の鎖骨下動脈は肘頭動脈から分かれ、左は大動脈弓から分かれる。そのため、左側は右側よりもはるかに長い。腹膜頂の上を弓状に外側方に走り斜角筋隙を通り、第1肋骨の上面にある鎖骨下動脈後を通り、鎖骨の下に達し鎖骨と鎖骨下筋の下(第1肋骨の外側縁)で腋窩動脈に移行する。

鎖骨下動脈から出る枝
a椎骨動脈:前斜角筋と頭頂筋との間を上行し、頭蓋腔内に入り 他の動脈と合し脳底動脈を作る。
b内胸動脈:鎖骨下動脈の下凹部で最も高いところからほぼ直角 に始まり、前胸壁の後面に沿って下行し、後方は胸横筋におおわれる。この動脈の終枝で下行する上腹壁動脈と横隔膜起始に沿い外側下方に走る筋横隔動脈とに分かれる。
c甲状頚動脈:甲状頚動脈は短い動脈管で脛骨動脈の前斜角筋の外側から出て4枝に分かれる。

1)下甲状腺動脈
始め上行し、総頸動脈の後ろでS字型に曲がり、甲状腺にいたる。上甲状腺と他側の下甲状腺と吻合し、下咽頭動脈を咽頭に送るほか、咽頭、食道、器管にも小枝を出す。
2)上向頚動脈
 横隔神経に沿い、前斜角筋の前面を上行し外頭蓋底にいたる。第4〜6椎間孔を通り、脊髄およびその被膜にいたる脊髄枝、後頚筋にいたる筋枝、深頂筋にいたる深枝がある。
3)頚横動脈
 約1/3は甲状頚動脈の枝として起こり、通常腕神経叢の前面を通り、肩甲上角の付近で僧帽筋上部、肩甲挙筋などにいたる浅枝(浅頚動脈)と肩甲骨の内側縁を下り、菱形筋、前鋸筋と僧帽筋下に分布する深枝(下行肩甲動脈)の2枝に分かれる。
4)肩甲上動脈
 浅頚動脈の下を並行して走る。前斜角筋の前を外側方に走り鎖骨の後方に行き、肩甲横靭帯の上を経て、棘上窩に達しここから肩甲棘を回って棘下窩にいたる。ここで腋窩動脈の枝である肩甲回旋動脈と吻合する。

d肋頚動脈
第1肋骨頚の高さで鎖骨下動脈の後側から出て2枝に分かれる。
1)深頚動脈
 第1肋骨頚の上側を後上方に向かい脊柱の後側に出て、項筋と背筋とにいたる。
2)最上肋間動脈
 第1、2肋骨の肋骨頚の前を下行し、その間に分かれて第1、2肋骨動脈の2枝となり第1、2肋間隙中に入る。これらは胸大動脈から出る肋間動脈と同様に、後方から背枝、脊髄枝がでる。

腋窩動脈
腋窩動脈は鎖骨下動脈につづく動脈で、腕神経叢に囲まれ腋窩を斜め外側方に走る。前方は大胸筋と小胸筋に覆われ、後方は肩甲下筋、外側は烏口腕筋に接する。腋窩動脈は3部に分けられ、それぞれの枝を出す。第1の部は小胸筋より内側方にあり最上胸動脈枝をだす。第2の部は小胸筋に覆われていて胸壁から上腕に向かう部で胸肩峰動脈、外側胸動脈を出す。第3の部は小胸筋より遠位方にあって、上腕部に接するところで肩甲下動脈、前・後上腕回旋動脈を出す。
1)肩甲下枝:小枝で肩甲下筋にいたる。
2)最上胸動脈:小胸筋の大胸筋の間に分布する。
3)胸肩峰動脈:小胸筋の上縁を超えて肩峰枝を肩峰に送り、肩峰上腕動脈の肩峰枝と肩峰動脈網をつくる。このほか、三角筋枝、鎖骨枝、胸筋枝が見られる。
4)外側胸動脈:長胸神経とともに前鋸筋の表面を下方へ垂直に走りこの筋に分布し、外側乳腺を乳腺に送る。
5)肩甲下動脈:肩甲下筋の前面を下ってこの筋に分布し2枝に分かれる。

a胸背動脈:肩甲下動脈の終枝で肩甲骨の外側縁に並行して下方に走り、広背筋と前鋸筋に分布する。
b肩甲回旋動脈:肩甲骨の外側縁で上腕三頭筋長頭、大円筋、小円筋の間にできる内側腋窩隙を通って後方に走り、肩甲上動脈の末端と吻合して周囲の筋(棘上筋、棘下筋、大円筋、小円筋、肩甲下筋、三角筋、広背筋)に分布する。

6)前上腕回旋動脈:きわめて細く、上腕外科頚の前を外側方に走る。下記の後上腕回旋動脈と吻合する。
7)後上腕回旋動脈:強大な動脈で上腕骨、上腕二頭筋長頭、大円筋と小円筋の間にできる内側腋窩隙を通って三角筋、肩甲節に分布する。

上腕動脈
  腋窩動脈につづく動脈で、大胸筋の下縁から肘頭にまで走る。上腕動脈は腋窩、すなわち上腕二頭筋腱膜の下で橈骨動脈と尺骨動脈の2終枝に分かれる。
橈骨動脈
  肘頭から橈骨茎状突起を結ぶ直線に一致する。始め腕橈骨筋と円回内筋の間を、次に腕橈骨筋と橈側手根屈筋との間を下る。橈骨茎状突起下端で長母指外転筋と短母指外転筋の健の下を通って手背に出て、ついで長母指伸筋の腱の下で第1手背骨間筋の2頭の間を通って手背に現れ、ここで深掌動脈弓と母指主動脈とに分かれる。

尺骨動脈
  肘窩と尺骨茎状突起とを結ぶゆるい弓形線を描く。前腕の浅・深指屈筋の間を走り、さらに遠位方では尺骨手根屈筋の腱と浅枝屈筋腱の間を通り、尺骨神経の橈側に沿い、屈筋支帯の上を通り手背に達し、そこで浅掌動脈弓と深掌枝とに分かれる。
浅掌動脈弓
  尺骨動脈の大きな終枝である浅掌動脈弓と橈骨動脈の細い浅掌枝との結合によってでき、尺骨神経の浅枝とともに短掌筋と手掌腱膜の下を橈側方に弓状に走る。浅掌動脈弓の凸側からは3本の総掌側指動脈が起こり、第2〜4中手骨間隙を通って前進し、深掌動脈弓から掌側中手動脈を受け、中手指節間関節のところで各2本の固有掌側指動脈に分かれる。小枝の尺側縁に行く1本の固有掌側指動脈は尺骨動脈の浅掌動脈から直接くる。
深掌動脈弓
  深掌動脈弓は、橈骨動脈の大きな終枝である。深掌動脈弓と尺骨の細い深掌枝との結合によって成立し、深く中手骨底の掌側に位置し弓状をなす。その凸面からは3本の掌側中手動脈をだし、第2〜4中手骨間隙を進んで総掌側指動脈と連絡する。また、深掌動脈弓からは掌側中手動脈の起始部で3本の貫通枝が骨間筋を通って手背に出て、背側中手動脈と吻合する。




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