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[1] @頸部・胸部・腹部の皮静脈と皮神経、総頚動脈・内頚動脈・迷走神経の走行
sizu - 2005年01月27日 (木) 18時45分

頸部の皮静脈〉図−1
外頚静脈:外頸静脈は,頸部の浅静脈(皮静脈)で,外頚動脈の走行とは一致しない.耳介の前で後耳介静脈と後頭動脈が合流して起こり,広頚筋の下を走り胸鎖乳突筋の外側を垂直に下り,その後縁で筋膜を貫いて深く入り鎖骨下静脈あるいは内頚静脈にそそぐ.その走行・太さなどには変異が多い.
下顎後静脈:深在および浅在の静脈からなり,浅在の静脈は浅側頭動脈の分布域にほぼ一致する.翼突筋静脈叢から起こり顎関節の後下側で浅側頭静脈と顎静脈とが合流し,外頚動脈に沿い耳下腺におおわれながら下行し,下顎角の後側で内頚静脈あるいは総顔面静脈にそそぐ.
上甲状腺静脈:甲状腺の上部から始まり上甲状腺動脈に沿って走り,上喉頭静脈を受け,また下甲状腺静脈と吻合する.
顔面静脈:深および浅在の静脈からなり,深在の静脈は翼突筋静脈叢に始まり,浅在の静脈に合流する.顔面静脈は顔面動脈の分布域に一致し,その経過は,内眼角あたりで眼角静脈と滑車上静脈合流し,顔面動脈に判行して顔面を斜め後下方に走って咬筋の前縁に至る.さらに下顎骨底を後ろへ曲がり顎下腺の外面を走り,下顎角の後側で下顎後静脈に合流する(外頚静脈,内頚静脈に直接そそぐこともある).下顎角で顔面静脈と下顎後静脈とが合流して内頸静脈に入る短幹を顔面静脈というが,およそ半数例で見られる.
 前頚静脈:喉頭部から起こり,前頚部を下り,胸鎖乳突筋起始部の内側で筋膜を貫いて外頚静脈あるいは内頚静脈に入る.両側の前頚静脈は,下方でしばしば水平に走る枝の頚静脈弓によって互いに連絡される.なお,両側のものが互いに正中で連絡し,不対の頸正中静脈をつくることがある.

他に後耳介静脈,オトガイ下静脈.

〈胸部・腹部の皮静脈〉図−2
乳輪静脈叢,胸腹壁静脈,浅腹壁静脈など
浅腹壁静脈:前腹壁下半部の静脈を受け,伏在裂孔で大腿静脈あるいは大伏在静脈に合流する.浅腹壁静脈の上部は,胸腹壁静脈に連絡する.胸腹壁静脈は,腹壁外側部の皮下を上行し,腋窩で深く入って腋窩静脈に合流する.
〈頸部・胸部・腹部の皮神経〉図−3,4
頸部:小後頭神経(C2〜C3),大耳介神経(C3,(C4)),頸横神経(C3),鎖骨上神経(C3,C4).
胸部・腹部:第1〜6肋間神経,第7〜12肋間神経(肋下神経)



〈総頸動脈〉図−5
総頸動脈は,頭部に血液を導く動脈の主幹であり,右側では右胸鎖関節の高さで腕頭動脈から出る.左側のものは鎖骨下静脈のすぐ後ろで大動脈弓から直接出る.したがって,左総頸動脈は右総頚動脈よりも4〜5cm長い.左・右総頸動脈は,ともに気管及び食道の外側を垂直に上り,甲状軟骨の上縁の高さに至ると外頚動脈と内頸動脈とに分かれる.
 総頸動脈は下方では胸鎖乳突筋及び胸骨甲状筋におおわれ,上方の頚動脈三角中では頚筋膜及び広頚筋のみにおおわれる.外側方には内頸動脈があり,総頚動脈と内頸動脈の間の後側には迷走神経が走り,また内側は交感神経幹に隣接する.
 頸動脈小体:総頸動脈の分岐部の後側にある小体.
 頸動脈洞:総頸動脈の分岐部あるいは内頸動脈の基部は通常膨隆しており頸動脈洞と呼ばれ,一般に老人に著明である.頸動脈洞は舌咽神経の枝である頸動脈洞枝(洞神経)により支配され,血圧の調節にあずかるといわれる.
 総頸動脈の上部は,胸鎖乳突筋の内側でこの筋の前縁と肩甲舌骨筋の上腹,および顎二腹筋の後腹で囲まれた頚動脈三角の中にある.この三角形の下角で容易に総頸動脈の拍動を触れることができる.第6頚椎の横突起が突出し(経動脈結節),ここに総頸動脈を押しつけることができる.

〈内頸動脈〉図−5
 内頸動脈は,主として脳・眼窩・前頭部に広がる.後頭の上縁において総頸動脈から起こり,外頚動脈の後内側に位置し,咽頭の外側壁に沿い深頸筋の前を上行して頭蓋底に至る(外頚動脈と内頸動脈との間には茎突舌筋及び茎突咽頭筋が経過する).ここに至ると側頭骨の岩様部にある頚動脈管中に入り,次に頚動脈溝中を通って海綿静脈洞に囲まれながら前進し,視神経管の後ろに至り,眼動脈を分枝したのち脳硬膜を貫き大脳動脈となる.なお,内頸動脈は頚動脈管中で小枝,特に経動脈鼓室枝(頚鼓小管中を通る)を鼓室粘膜に与える.
  内頸動脈の湾曲:内頸動脈には,岸から終止に分かれるまでに5つの湾曲がみられ,そのうちの2つは頸部に,3つは頭部にある.
  第1の湾曲……外頚動脈の後ろで外側から内側に向かうもので下方の頸部湾曲にあたり後外側の突出する弧を画いている.
第2の湾曲……上方の頸部湾曲であり,頭蓋底のすぐ下方にあって前内側に突出する弧を画いて曲がる.
これらの2つの頸部湾曲をあわせると逆のS字形となる.
  第3の湾曲……ここで今まで上方に向かっていたのが矢状方向に変わる.
  第4の湾曲……かるくS字形に曲がり,蝶形骨体の側壁で頚動脈溝と海綿静脈洞のところにある.
  第5の湾曲……蝶形骨体の側壁にあって,前方に突出した弧を画いている.
  これらの湾曲及びこの動脈を通る道がよく保護されていることは脳や目に血液を供給する機構に重要な意味がある.
 
眼動脈:内頸動脈が脳硬膜を貫く前に,前床突起の内側で起こり,視神経の下外側に沿い視神経管を通って眼窩中に進み,次に視神経の上を前内側方に進み内眼角に達し,滑車上動脈と鼻背動脈の2終枝に分かれる.眼球,額,上鼻部に分布する.
 網膜中心動脈:単独にあるいは毛様帯動脈とともに眼動脈から起こり,眼球の後方0.5〜1cmのところで視神経内に侵入し視神経の軸柱を前進し眼球に達し,視神経円板から網膜に至り,網膜内面に多数の枝を分布する(終動脈である).
 涙腺動脈:視神経の外側で起こり,眼窩の外側壁で外側直筋の上縁に沿い涙腺に至る.さらに,涙腺動脈の硬膜枝は上眼窩裂を通って,中硬膜動脈の枝と交通する.終枝は外側眼瞼動脈として,外眼角で上・下眼瞼の外側半分に分布し,内側眼瞼動脈と弓状をなして吻合し,上・下眼瞼動脈弓をつくる.
 筋枝:眼筋に至る.眼動脈から直接に,あるいはその枝から起こる.
その1枝の前毛様体動脈は,強膜の外面を角膜縁までいき,強膜を貫き毛様帯と虹彩に達する.さらに,強膜と結膜の角膜縁とにそれぞれ強膜上動脈と前・後結膜動脈を与える.
 長後毛様体動脈および短後毛様体動脈:長後毛様体動脈は内側・外側の2本があり,視神経のまわりで強膜を貫いて,その内面に出てから強膜と脈絡膜との間を前進して虹彩に入り,虹彩の毛様帯及び瞳孔縁でそれぞれ輪状の動脈吻合をつくる(大・小虹彩動脈輪).短後毛様体動脈は,視神経が眼球に入る周辺で強膜を貫いて脈絡膜に分布するもので,その数は4〜10本以上に及ぶ.
 眼窩上動脈:眼窩上神経とともに眼窩天蓋の下を前方に眼窩上孔または切痕まで進み底から上方に向かい(後頭前頭筋の)前頭筋,眼輪筋などに分布する.
 後篩骨動脈:後篩骨孔を通って,後篩骨蜂巣の公武に達する.また,鼻腔外側壁の後上部にも分布する.
 前篩骨動脈:前篩骨神経とともに,前篩骨孔を通って頭蓋腔に入り,ここで前硬膜動脈を脳硬膜に与えたのち,篩板を通り鼻腔に達し,その外側壁及び中隔の前上部ならびに前頭洞と前篩骨洞の前部とに分布する.
 内側眼瞼動脈:上・下の2枝となり,内眼角から,上・下眼瞼の内側半部に達し,結膜,涙嚢,眼瞼にいく.涙腺動脈の枝である外側眼瞼動脈と弓状に結合して,上・下眼瞼動脈弓をつくる.上・下眼瞼動脈弓は,眼瞼版の前で眼瞼自由縁の近くにみられる.内側眼瞼動脈または外側眼瞼動脈から後結膜動脈が起こり,結膜に至る.
 滑車上動脈:眼窩上動脈の内側で,前頭切痕または孔を通って額に達し前頭に分布する細い動脈で,眼窩上動脈及び浅側頭動脈などと吻合する.滑車上動脈は眼動脈の2終枝の1つである.
 鼻背動脈:内側眼瞼靱帯の上を通り,鼻の背部及び外側部に至る.顔面動脈の枝である眼角動脈と吻合する.鼻背動脈は,眼動脈の終枝の1つである.
大脳動脈:内頸動脈は,眼動脈を出したのち,上内後方に曲がって走り大脳動脈となる.



〈迷走神経〉図−6,7
主として頸・胸部および腹部の内臓に分布する複雑な混合性神経であるが,その主成分は副交感性である.
[起始] 副交感性:延髄の迷走神経背側核.迷走神経背側核(内側部)は迷走神経三角(灰白翼)にあり,迷走神経・舌咽神経に含まれる平滑筋を支配する線維を出す.
運動性:延髄の擬核.中心前回下部の錐体細胞からの運動線維(一次ニューロン)は擬核に入り,擬核の細胞(二次ニューロン)と連絡する.擬核(舌咽,迷走神経腹側核)は運動性で,背側副オリーブ核の背側にある.ここに起こる運動線維は知覚線維とともに延髄を外腹側に貫き,オリーブの後側に出る.この線維は骨格筋(主として咽頭,後頭の筋)の運動を支配する.
知覚性:迷走神経の上・下神経節,菱形窩の迷走神経背側核(外側部)から起こる.なお,これには脊髄内で錐体交叉の下方で起こって上行する孤束核からの脊髄線維が加わる.孤束核は知覚性で,迷走神経背側核(外側部)から下って延髄下部の後交連中にある交連神経節に連なる.迷走神経の上・下神経節から起こり,主として味覚をつかさどる知覚線維(一次ニューロン)の終止核となる.これから起こる線維は,この核の外側を縦走する線維束となり,これを孤束といい,核の名称もこれに起因する.
[経過] 迷走神経となる13〜20本の神経束(根線維)は舌咽神経のすぐ下で,オリーブと下小脳脚との間にある溝から出て,舌咽神経・副神経とともに頚静脈孔を通り,外頭蓋底に出る.脳神経内枝と一部結合したのち,まっすぐに深頸筋の前,咽頭の外側で内頸動脈及び総頸動脈と内頸動脈との間の後側を下行し,右迷走神経は鎖骨下動脈の前,左迷走神経は大動脈弓の前を通って胸腔に入る.ついで両側とも気管枝及び心膜の後ろを通り食道の外側に出るが,その下端にいくに従って左迷走神経は食道の前面,右迷走神経はその後面に沿って走り,食道とともに横隔膜の食道裂孔を貫き,胃に達して終枝となる.左迷走神経は胃の前面に,右迷走神経は胃の後面に分布する.
迷走神経はこのような長い経過中に,外耳道の後壁,咽頭,食道,後頭,器管,気管枝,肺,心臓,胃,肝臓,腎臓,すい臓,脾臓などに副交感線維,知覚線維あるいは運動線維を送っている.
迷走神経が頚静脈孔内でつくる紡錘状の膨大を上神経節といい,頚静脈孔の下で再び膨大するものを下神経節という.この両親神経節の構造は,舌咽神経の上・下神経節とともに,ほとんど脊髄神経節と同様であり知覚神経細胞をもち,これから知覚神経線維が起始する.
頭部:下神経節の上端部までをさす.
 上神経節:頚静脈孔内にあって,硬膜枝及び耳介枝を出す.
 舌咽神経との交通枝:舌咽神経の下神経節と交通する.
頸部:下神経節以下,反回神経が分岐する高さまでの部をさす.
 下神経節:第1・第2頚椎の横突起の前にあって,副神経,上頚神経節,舌下神経及び舌咽神経と交通する.
 上喉頭神経:運動性および知覚性.下神経節から起こり,内頸動脈の内側を下行し,舌骨の高さで外枝と内枝とに分かれる.
 上頚心臓枝:上喉頭神経と反回神経との間で迷走神経幹から起こり,2〜3枝を数え,総頸動脈に沿って下り,下頚心臓枝および交感神経枝と合して心臓神経叢をつくる.この際,右側のものは腕頭動脈の近くで心臓神経叢の深部に入り,左側のものは大動脈弓に沿って心臓神経叢の浅部に入る.上頚心臓枝の1枝である抑制(減圧)神経は,頸動脈洞に分布し,頸動脈洞へ一時に多量の血液が流入すると求心性に興奮して減圧反射を招き,反射的に血圧の調節を行う神経とされる.舌咽神経の頸動脈洞枝とともに重要視されている.
胸部:反回神経から食道裂孔に至るまでの部をさす.
 反回神経:運動性および知覚性.
 迷走神経が胸腔内に入ってから,左右の反回神経が分岐する.右側の反回神経は鎖骨下動脈の下から後ろに,左側の反回神経は大動脈弓(動脈管索の外側)の下から後ろに回り,次に両側とも気管と食道との間の溝(気管食道溝)を上行し,下咽頭収縮筋の下縁で下喉頭神経となって多数の枝に分かれ,輪状甲状筋を除く他のすべての喉頭筋および喉頭下半の粘膜に分布し,また上喉頭神経の内枝と吻合する.
  気管支枝:数枝あって,気管下部に分布し,また交感神経の枝と合して気管枝の周囲に肺神経叢をつくり,気管枝の分岐に従って肺に入り込む.
  食道枝:食道下部に至るもので,反回神経から起こる食道枝とともに食道神経叢をつくる.
腹部:迷走神経は横隔膜の食道裂孔を通って腹腔に入ると,左右の迷走神経はその経過を異にし,左迷走神経は胃の前面に,右迷走神経は胃の後面に走る.このことから,左迷走神経は前迷走神経幹と呼び,右迷走神経を後迷走神経幹と呼ぶ.
  前・後胃枝:左迷走神経の枝,すなわち前胃枝は胃の前面に,右迷走神経の枝,すなわち後胃枝は胃の後面に放散して,それぞれ前胃神経叢および後胃神経叢をつくる.
  肝枝:前胃神経叢から出て小網に沿い肝門をへて肝臓に分布する.
  腹腔枝:主として,右迷走神経(後胃神経叢)の枝が腹腔神経叢(交感性)に合し,これを介して動脈に伴い胃以外の内臓に分布するものをいう.



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