今日、就職サイトからメールが送られてきました。開いてみると、｢千葉県で、スーパー、酒店事業を展開するタイヨーです｣、みたいな内容。へぇ、いつからタイヨーは千葉に進出したのかね？と思い、メールに記載されたリンクを開いてみると、鹿児島のタイヨーとは全く別物でした。確かに、社名はカタカナで｢タイヨー｣と書かれてはいるんだけど、その隣には帆船のマーク。ということは、この会社の社名を漢字にするなら、きっと｢大洋｣になるんでしょうね。一方、鹿児島のタイヨーは｢太陽｣でしょうからね、きっと。名前も事業も似たような感じだけど、本人同士は、全然違うって意識を持ってるのかなぁ。と言うか、ここまで地理的に離れてれば、意識もしないか・・・。

　そういえば、かめちんさんが就活やってた頃、｢パスコを受ける｣って言ったとき、｢パン屋になるんですか？｣なんて聞いたことがあったっけ。だって、アセスにもパスコがあるなんて知らなかったんだもん(笑)。

　そんなことを、ふと思い出しました。

　今日、我が家に50cmくらいのウナギがやって来ました。先日、万之瀬川の調査に行った時捕れたやつで、なかなか見事なウナギ。サイズも近いということで、捕って来てから今日までは、学校で前から飼ってる60cmくらいのウナギと同居させていました。水族館でも、同じ水槽にウナギが何尾もいるのは見ていたし、隠れ家もちゃんと用意してあげてたので、大丈夫だろうと高をくくっていたのですが・・・。どうも、この２尾の相性が悪いようで、元からいたウナギの体に日に日に傷が増え、食べた餌も吐き出しちゃうような状況もここ数日続いていたので、とりあえず隔離することになったわけです。

　とは言え、うちにも40cmくらいのオオウナギがいるので、この２種がうまくやっていけるかは、よく分かりません。一応、隠れ場所の取り合いが無いように、塩ビ管を束にして入れてみたりしてみたんですが、どうなることやら・・・。とりあえず、サイズがサイズだけに、飛び出さないように注意しなきゃね。

　自家製漢方薬だけはゴメンです(笑)。

　今日はあまり体調が良くなかった。だから、夕飯はちょっと楽をして、スパゲッティにしてしまいました。でも、あれってチュルッといけちゃうので、満腹になる量がいまいち予測できないんですよね、私。だから、300ｇのパスタと袋入りのソースを、2セット買って帰りました。

でも、いざ茹でる段階になってふと思った。

体調がどうであれ、これを2セット一気に食べることは多分可能だけど、もし無理してまで食べることになったらバカバカしいじゃないか・・・。

　まぁ、どうせ同じ量食べるとしたら、2回に分けておかわりするより、どっさりを一気に食べちゃった方が気持ち良いんだけど・・・。今日はなぜか、そうじゃない考えが頭に浮かんでしまったので、素直にそれに従ってみた。

　で、結果、今日は一つ分食べたところで、｢十分かな｣って感じだったので、判断は正解のようでした。

無茶せず、無難に事を終える。とても大人じゃないか！


　なんてね・・・、意地張らずに当たり前のことが出来ただけですね(苦笑)。こんなことするなんて・・・よっぽど体は疲れてるんですかね？少し大事にしてあげないとなぁ・・・。

　今回の台風で、鴨池にある海釣り公園の釣り台が、海に流されてしまったそうです。私はテレビで観ただけですが、コンクリートの土台を残して、鉄製の橋みたいなやつがすっかり無くなってました。

　テレビが言うには、あれを整備するにはかなりの額のお金がかかったそうなので、もし再建が決まったとしても、すぐに復活とはいかないかも知れません。私は利用したこと無いんですが、安全だしそこそこの釣果も得られるようなので、人気があったみたいですね。

　せっかくこれから、暑さも和らぎ、釣りが楽しくなってくる時期だと言うのに、愛用者の皆さんかわいそう。ジャングル・パークに引き続き、閉園なんてことにならなきゃいいんですが・・・。

　子供の頃、風ひいたりして学校休むとき、朝から教育テレビが見られてちょっとラッキー、なんて思った経験ありませんか？私、そんなに学校休まない方でしたんで、だからこそ、たまに見られるとすごい嬉しかったんですよね。

　そんな経験のせいか、数年前まで私は、教育テレビは子供のためにある放送局だと思っていました。で、十数余年経っても未だに教育テレビを見続けている自分を、ちょっと恥ずかしく思ったりもして・・・(笑)。でも、良く考えると、あれってほぼ24時間放送続いてるじゃないですか。しかも、20〜23時台は、料理・社会福祉・育児・裁縫・語学などなど、どう考えても子供向けじゃない番組もありますよね。
　そんなわけで、｢教育テレビとは大人から子供まで、学びたい人全てが学べるチャンネルである！｣という結論が私の中に生まれ、ここのところは安心して教育テレビを見ておりました(笑)。

　ですが・・・番組内容・放送時間など、やっぱりよくよく考えると、それだけじゃ片付けられない部分もあるんですよね、あのチャンネルは。だって、夜中の2時50分から子供向け番組が1時間も放送されてるんですよ。｢ジュニア・スペシャル｣みたいな科学番組の時はまだいいとして、たまに｢がんこちゃん｣なんてやってたりするし・・・。一体、誰に向けて放送してるんだろう(私はたまに見るけどね)？視聴率を度外視して、ビデオ録画用に放送してるとしたら、NHKさん太っ腹です。

　視聴率と言えばもう一つ。今日、すごい番組を見ました。たまたま、7時からフルハウスを見た後、点けっぱなしになっていたテレビで続いて始まった番組、その名も｢スーパー・ピアノレッスン｣。初めて見たのではっきりとは言えませんが、それなりの腕を持つ生徒さんを著名なピアニストが指導する、というような内容のようです。今日の生徒さんは、海外で活動している日本人ピアニストさんで、私から見れば十分うまいように見えましたが、先生(フランス人と思われる)からは色々と注文が出ていました。ちなみに、今日のお題は｢マズルカ変ロ短調作品24第4｣、これって有名な曲ですか(笑)？一応、テキストも出ているようですが、それを買ったところで、私じゃこの番組についていくことは不可能と思われます・・・。ゴールデンにこの内容、教育テレビ恐るべし・・・。

　そして、最後にもう一つ。私の中で、どうしてもこれだけは触れておかなきゃ、という番組が、｢ハッチポッチ・ステーション｣。一見、グッチ裕三さんがパペットたちと繰り広げる子供向け歌番組、のようにも見えるのですが、グッチさんがやってる物真似がかなりマニアック。
　
　例えば・・・

　マホービン・ゲイ(マービン・ゲイ)、アースウィンド アンドーナッツ(アース・ウィンド＆ファイアー)、ミック・ジャガイモ(ミック・ジャガー)、エリック・かけブトン(エリック・クラプトン)、KISSA(KISS)、ジェームス・ブラウンカン(ジェームス・ブラウン)、ヨンタナ(サンタナ)、GUEEN(QUEEN)

　まだまだ出てきそうなのでもう止めますが、こんな60〜70年代に活躍した洋楽スターに扮して、彼らのヒット曲と童謡をミックスした曲をやるんですよ。果たして、子供は元ネタを理解できているんでしょうか？絶対大人の方が喜びますよね。親子で楽しめる番組にしたいのかも知れないけど、グッチさんの趣味が大いに反映されてる可能性が高い気がしますね〜。面白いからいいけど、もしこれが事実なら、この番組、｢タモリ倶楽部｣並に出演者の意向が取り入れられる番組かも!?

　なんだか、話がそれてきちゃたような気もしますが、結論から言うと・・・・・・

　教育テレビはよく分かりません(笑)。

　視聴率を意識しているのか。そして、誰に向けて放送してるのか・・・。奥が深いチャンネルですね。

　過ぎました。今もまだ、鹿児島は暴風域に含まれているようですが、風はそれほど強くないし雨も落ち着いてきたので、今は窓を開けて過ごしています。う〜む、ニュースでは夕方もまた天気が荒れる、とのことだったので、昼前に台風の目に入った頃に、無理して学校に行ってきたというのに、ちょっと損した気分・・・。

　我が家周辺は、それほどの被害は無かったようですが、やはり台風の威力はすさまじかったようで、ご近所の屋根瓦が何枚か道に落ちていたり、落ち葉や枝が道を覆い尽くしていて、ちょっと汚い感じです。店を営む方々は、早速店の前の掃除を始めていましたが、かなり大変そうでした。

　それにしても・・・・・・、暑い。風が吹いているのに、ちっとも涼しくない。

　まぁ、これは台風が過ぎた後の恒例行事のようなものなので仕方ないけど、空気が温くて気持ち悪いなぁ。

　これから台風が接近する地方にお住まいの方は、くれぐれもお気をつけ下さい。

　今日は一日腹痛でした。

原因その１：昨日の酒。
　昨日は８時過ぎから飲みました。その際、飲みにスリリングさを加えるために(この時点でおかしい)、隼人が｢すげー｣と言う度に一気飲み、などというバカなことやってました。普通、そういうルールを決めたら、少しは用心するものかと思いきや、隼人が見事なまでの無警戒さで、NGワードを連呼してくれたので、予想を上回るハイペースで一気飲みが繰り返されました(笑)。
　で、こりゃまずい、と言うことで、途中でルールを変更し、テレビでローカルCMか酒のCMが出たら一気飲み、という風に変えたのだけど、はっきり言ってこれも無意味。案外ローカルCMって多いんですね・・・ましてや、ここ、酒どころだし・・・。

　すばらしい自分いじめ(笑)!!きつかった〜。


原因その２：今日の昼ごはん
　前日、水割りばっかり飲んだせいで、ただでさえ腹の調子に不安が残る状態だったのに、またまたバカなことを・・・。
　うどんを茹でたまでは良かったんですけどね。なんだか辛いのが食べたくなって、唐辛子をかけて、かけて、かけて・・・・・で、かけすぎました・・・。
　もう、それからは最悪。腹はパンパンに膨れ、トイレさんと離れられない関係になりました。ま、大抵は出るのはガスばっかなんですけどね、下痢の日のガスは怖いじゃないですか？だから、結局トイレに行くしかない、みたいな・・・(汚いのでもうやめます)。

　今日は学校で魚の世話とトイレ通いしかしなかったな・・・何やってんだか。

　と、私の体調も大荒れでしたが、もっと大荒れなのは外の天気。台風が来ます。まだ上陸もしてないのに、ものすごい風です。全国ニュースでも鹿児島の映像が結構流れてたから、ここに来る方の中には懐かしい思いに駆られた方も多かったのでは(ひどい光景でしたけどね・・・)？

　台風が来るとなんだかワクワクしちゃうんですが、困ることも当然あります。停電なんかも勿論そうですが、個人的には玄関が心配。我が家の玄関は東向きで、ドアを開ければ桜島が拝めるような造り。これ、普段は景色も良くて、まぁ良いのだけれど、こういう天気の日はあまりよろしくない。
　と言うのも、鹿児島市側から桜島を見るということは、それはつまり、玄関が海に向いているという事でもあるわけです。だから、こういう天気の日は、もろ海からの強風の影響を受けるのです。おかげで、外の通路に溜まった雨水が、風の力でドアの隙間から入り込んできて、我が家は２階だというのに、台風のたびに床下浸水・・・。なんとかならんもんかねぇ、この造り。

　さてさて、明日は台風上陸。どうなるのかなぁ？ま、学校があろうがなかろうが、どっちみちわたしゃ魚の世話をしに行かなきゃならないんですけどね。奄美の家は心配だなぁ。雨漏りしてカビが生えて・・・・・・。

　次行くのが怖い・・・。

　８月後半から続いていた忙し〜い日々が、ようやく終わりました。

　21日：千葉から鹿児島へ戻る
　22日：万之瀬川の調査バイト・・・のはずが、前日の豪雨で川が増水してて中止。不完全燃焼だったので、永田川へ釣りに行く。
　23日：バイトが無くなったので日中は休み。夜は、宮崎・熊本・横浜からやってきた友人達とみんなで飲酒。
　24〜26日：ヤマメ調査(初日飲酒)。
　27日：花火大会に行き、ついでに飲酒。
　28日：休み。
　30〜２日：通いで毎日万之瀬川調査(１、２日目は飲酒)。
　３日：小野さん、田島君と万之瀬川で釣り。夜は藤井君の就職祝いで飲酒。
　４日：日中は学校で実験。夜は久史に誘われ飲酒。

　まぁ、自分で忙しくしてる部分もありますが(笑)、結構ハードだったなぁ〜。特に、最後の万之瀬川調査は、炎天下の中、河口や干潟での作業だったので、もう真っ黒になってしまいました・・・。東京でうおっこちゃんに会ったときですら、｢真っ黒｣と言われていたのに、更に黒くなりました。肩や背中の皮が剥けたのなんて、何年ぶりのことだろうか？

　これ、元に戻るのかなぁ・・・？

　自称、｢多忙な暇人｣な私。釣りから帰ってきてからも、まだまだ｢私的｣な多忙は続きます(笑)。

　釣りを終え、実家に戻ってきたのが夕方５時過ぎ。帰りはもっと遅くなるものと思っていたので、予想外に早い帰宅、夕食にもまだ早い時間です。

　こうなると、釣りに行くということで諦めていた、もう一つの願望が疼き出す。それはもちろん、べーやんさんの後を継ぎ、奄美組関東支部長に就任することになったうおっこちゃんに会うこと。４年次に散々お世話になった彼は、同級生ながら恩人のような人。ほんとはこんな、時間が空いたので会いたい、みたいな形でお誘いするのもいかがなものかとは思うが、全くのこちらの都合で、日曜日には鹿児島に戻らなくちゃいけなくなり、今日を逃すと会えず仕舞いになてしまい、それも嫌なので、ダメ元で電話してみたところ、OKがもらえたので会うことに♪

　そういう訳で、シャワーを浴びて海水を落とすと、すぐさま家を出発。約束は７時に葛飾区の立石駅で待ち合わせ。いくら東京に隣接する市川市とは言え、自転車、電車を乗り継げば、到着までに40分強はかかるので、あまり時間に余裕も無い。ところが、母が、お土産に梨を買っていけ、としつこく言うので、途中梨屋さんを経由してから行くことに。これで益々タイムロス。結局、30分近く待たせてしまいました。う〜む、お土産を買うために相手を待たせる、本末転倒気味です・・・。

　と、若干躓き気味ながら、７時過ぎに飲みがスタート。｢渋いもの好き｣改め｢趣のあるもの好き｣なうおっこちゃんのチョイスで、まずはとある串焼き屋さんに入ることに。この店の特徴は・・・、まず狭い、10人入れるかどうかの広さ。そして、店を営むのは老夫婦。いかにも昭和な感じの店の小汚さはなかったけど、なかなかな雰囲気。ここでビールを２杯飲んだ後は、うおっこちゃんの提案により、今やすっかり我々の定番になったハイボールへ移行。しかも、うおっこちゃんのすごいところは、ハイボールなんてメニューに無いのに、ウィスキーのロックと炭酸水を別々に注文し、自らハイボールを完成させてしまったところ。すっかり、飲み屋慣れしてきましたね(笑)。
　ここでは主に、奄美の話題で盛り上がりました。共同生活をしていた頃の思い出話は勿論ですが、今現在のことについても、色々聞いてもらいました。やはり、一度現地に行ったことのある人だと、酒が入りいつも以上に足りない私の言葉の中からも、言わんとすることをしっかり汲み取ってくれるので、とても助かります(笑)。やはり、奄美における私の状況を一番理解してくれる人間って、うおっこちゃんだと思うので、そういう人と未だに頻繁に会う機会が持てるというのは、本当にありがたいことですね。

　その１軒目で、どれほどの時間を費やしたかはよく覚えていませんが、ある程度満足したところで、続いて２軒目へと向かいました。２軒目は、こりゃまた、どこで調べたか、うおっこちゃんお勧めの立ち飲み屋。厨房を囲うようにカウンターがあって、そこにみんなが立って飲む、というスタイルです(鹿児島では見たことありませんが、母曰く関東では流行っているらしい)。

　そして、ここでちょっと面白いことが起きました。私がトイレに行ってる間に、うおっこちゃんが隣の客に話しかけたことにより、その人との会話が始まったのですが、この人がちょっと面白い。歳は僕らより10歳くらい上に見え、仕事はちゃんとしているようなのだが、本人が言うには、良い飲み屋を探すべく都内のあちこちに夜な夜な出没しているらしい。立石の飲み屋というのは、仕事帰りに電車を降りた人が、家に帰る前にちょっと寄ってく(酔ってく)、ってな感じなんだけど、その人ははるばる電車を乗り継ぎ、わざわざここに一人で飲みに来たと言うんだから、結構なマニアかも。
　そして、その人との会話が進むうちに、大学での専攻の話になり、その人が哲学を学んできたということなので、日頃私の頭を支配するくだらない疑問を色々聞いてもらったのですが・・・、結果はと言うと・・・。

　率直に言うと、余計謎が深まってしまいました(笑)。と言っても、答えてもらったこともはっきりとは覚えてないので、なんとも言い様がありませんが、｢なるほど、そうだったんですね!!｣って、すっきり感が味わえなかったのは覚えてますね。まぁ、うおっこちゃんの｢偉い哲学者は問題の答えを何も出していないのに、何がすごいんですか？｣という問いに対し、その人は｢疑問を生み出したこと自体がすごいんです｣と答えていたので、哲学ってどこまで行っても終わりの無いものなのかも知れませんね。
　ちなみに、その人は最後に私に、｢君の疑問はきっと彼女が出来たら全部解決するよ｣とも言ったので、どうも私の口から出てくるのは、哲学の域に辿り着けない屁理屈の数々のようです(笑)。

　う〜ん、そんなもんかなぁ〜。

　さて、そんな２軒目で過ごす時間も終わり、ラストはうおっこちゃんの部屋でお世話になりました。泡盛とか色々出してもらったのに、いつの間にか寝てしまって申し訳無い！・・・再び目が覚めたら、もう明るくなってました。たはは、やっぱり寝不足だったかな(笑)。
　そのまま、酔いが醒める間でゴロゴロさせてもらったあと、うおっこちゃんお勧めの近所の蕎麦屋で昼食をとり、帰宅しました(蕎麦の味はともかく、店はいい雰囲気でした)。電車賃を間違え、自動改札で挟まれるくらいのご機嫌状態での帰宅。幸せ者です(笑)。

　いやぁ、毎度毎度世話になりっぱなしですが、ほんと楽しかったです。それは多分、うおっこちゃんが、私と正反対に近いくらいの個性の持ち主だからなのかも知れません。彼の言動・行動には、私の中からじゃ生まれてこないようなものも多く、それを共有することによって、結果私の中に新たな要素が入ってくるように感じられて、なんとも新鮮な気分になるんですよね。

　もらうばっかりじゃなく、こちらからも提供できてればいいんだけど・・・。自信を持ってそう言えるまでには、まだまだ個性を磨かなきゃいけないかなぁ。

　19日、朝(と言うか夜)1時起きで釣りに行ってきました。これ、なかなかのハードスケジュール。と言うのも、起きた時間もさることながら、私、18日の夜８時過ぎに富山より千葉に戻ってきたとこだったんですね。だから、長距離移動の後、仮眠を取ったような形で、釣りに出発したわけです。

　なんて、いかにも大変だったかのような書き始めですが、まぁ、やってきたのは釣りですからね。要は｢遊ぶのに忙しかった｣と威張っているのに他ならないわけで、いつも通りのどうでもいい話なんですけどね(笑)。

　今回の釣りの相手は、中学の時よりの友人。現役で大学に合格し、既に就職もしているので、私よりも２歩も３歩も先を行っている彼ですが、それでも変わらぬ友人関係が成立しているのは嬉しいことです。でも、やはり働く人の休みに合わせて遊ぶとなると、当然日程も限られてくるので、時にはこういう少々の無理も必要になったりしますわな。

　早朝に出発して、車で走ること約２時間。到着したのは、千葉県安房郡鋸南町保田にある保田海岸。東京湾と言えば、汚い海の代名詞として語られることも多く、また実際それも間違いではないのだけど、100％正解とも言えないんですよ。と言うのも、確かに水深が浅く、水の移動の少ない湾奥部は汚れもひどいのですが、湾口部付近になると水深も深くなり、潮流も速くなり結構きれいな海になるんです。海水浴場もあるし、沖にはマグロやクジラなんかもやって来ますしね。そして、保田海岸もそんな比較的きれいな方の東京湾内に位置しており、沖には大型貨物船が行き交い、はるか対岸には東京や神奈川の高層ビルや工業地帯も見えるけど、生き物は豊富で、釣り糸を垂れれば手軽に海の恩恵を楽しめる場所なのです。

　ここでの釣り方は、手漕ぎボートでやや沖に出て釣る、というスタイルが主流。これで、サビキを使えばアジやイワシ、ソーダガツオ、投げ釣りならキスやメゴチなんかが釣れます。ボート釣りの最大のメリットは、なんと言っても機動力！釣りたいポイントに直接行けるので、遠投する必要がないから、簡単な道具で楽しめるところがいいですね。自分で移動出来るのはもちろんのことですが、希望すれば、ボート屋のおっちゃんがモーターボートでポイントまで引っ張っていってくれるので、初心者にも安心です。ちなみに、ボート屋のおっちゃんは、各ボートを見回っている際、肩越しに釣り糸を引っ張りながら、ソフトルアーでトローリングをしていました。それを見たときには、あんなもんで釣れるんだろうか？と思ったのだけど、２度目に我々のところに来たときには、40cm台のイナダとシイラを１本ずつ釣り上げてました(しかも、くれました。ラッキー！)。
　とは言え、やはり良いことばかりでもなく、揺れるし、トイレも無いし、日陰もないので、ボートの上はやや過酷な環境とも言えます。どうもこの日の相棒の体調は、決して万全とは言えないものだった様で、何度か陸に戻って休憩を摂ったりしたものの、結局ボート上の揺れと暑さに耐えることが出来ず、昼になったところでボート釣りは終了となりました(でも、７時間も釣りゃ、十分か)。
　ちなみに、釣果は今ひとつで、アジ、イワシ、キスを合わせても、２人で20尾もいきませんでした・・・。おっちゃんにもらったイナダとシイラが一番の収穫物になるとは・・・トホホ(苦笑)。おっちゃんの話では、ここ1ヶ月ほど天気が安定していて凪が続いていたそうで、こうなると、水の入れ替えがあまり無く、魚の活性が悪くなり、釣れなくなるそうな。でもまぁ、我々の腕にも問題はありそうですけどね・・・。

　そう言えば、釣りを早めにに終えた際、相棒が｢やっぱ、学生の頃だったら、もっと無茶できたけど、今はもうきついわ・・・｣なんて言ってたっけ。強がり抜きで、正直私はまだまだいけると思っていたし、あちらも同じかなと思っていたので、ちょっと意外な発言でした。まぁ、体調の問題もあったのかも知れないけど、年齢は全く同じ人間でも感じ方が違ってくるとなると、｢学生｣って身分は気持ちを若くする魔力のようなものが存在するのかも知れませんね。

　ちなみに、ボートを海岸まで寄せ、いざボートを降りようとしたとき、躓いて私、海に落ちました。我ながら間抜けです(笑)。もう波打ち際で浅かったので、左半身だけずぶ濡れ・・・なんだかキカイダーみたいでかっこ悪かったな・・・。でもまぁ、きれいにオチがついて良かったかな(笑)。