なんとまぁ、約２ヶ月ぶりの書き込みですか。随分のご無沙汰でしたね。こりゃ、もう日記ではないな・・・。

　日記をお休みしていたこの２ヶ月強、書くことが何も無いようなつまらぬ日々を送っていたかと言うと、決してそんなことはありません。むしろ、その逆。毎日がとても充実しておりました。一応、修士課程修了に向けて、色々と忙しいこともあったんですが、なんせ残り少ない学生生活、こりゃ遊ばにゃ損だ！と、忙しい日々の合間を縫って遊んでたもんだから、余計に忙しくなっちゃって・・・。まぁ、自業自得ですね。でも、楽しかったからいいか。

　まだ忙しい日々が続くので、毎日とはいきませんが、これからはちょくちょく日記を書くように頑張りますんで、どうぞよろしくお願いしま〜す。

　11月23日、この日は朝３時起きでした。普段は遅くまで寝てるくせに、お休みの日にこんな早起きと言うのも変な感じですが、釣りのためともなれば、これも致し方ありませんね。ちなみに、今日の行き先は川内川河口で、ターゲットはタチウオ、どちらも初めてなので楽しみなのです。今日の釣りの主催者である史朗が言うには、｢簡単に釣れる｣とのことなので、期待も膨らみます。

　まだ真っ暗な中、４時半頃学校を出発し、川内川河口に着いたのは日の出ちょい前の６時過ぎ。タチウオは朝マズメが勝負らしいので、丁度いい頃。みんな早速準備に取り掛かる。それにしても・・・、なんちゅう寒さでしょうか!!日頃、薄着と言われる私もそれなりに着込んできたつもりだったんですが、それでも寒い。ただでさえ、風が強くて釣りにくいと言うのに、その上、気温が水温より低いのか、川から湯気みたく霧がモクモク出てるし・・・。なんだか神秘的な感じで画になる光景ではありますが、この寒さ、釣りをするにはちょっと辛いんだなぁ。
　なんて、せっかく来たのに、寒い寒いと縮こまってばかりじゃ勿体無い。それに、少しでも体を動かした方がまだ暖かいはず。そう思って、すぐに釣りを始めたところ、幸先良く史朗がタチウオを釣り上げました。すごいですね〜、ほんとに釣れるんだ！｢簡単｣と言って見事にそれを遣って退けるあたり、なかなかの役者ですな。
　こりゃ、負けてられん！俄然士気も高まり、私もルアーを投げるのですが・・・、どうも動きがおかしい。なんだか飛距離も出ないし。気になってロッドをチェックしてみると・・・

おいおい、トップガイドが無くなってるよ・・・。カバーごと外れて、竿先がただの棒になっちゃてるし。

　幸い、ガイドは紛失することなく、ルアーと共に海中から無事帰還しましたが、こりゃ、なんとも釣りにくいロッドになっちゃったぞ。事実上、２番目のガイドがトップガイドとして働くことになってしまい、これじゃ竿先が太くなってしまったようなものです。おまけに、その先にはガイドの取れた竿先が、角のようにニョキッと出てて、これがまた邪魔。ルアーを投げる度に、ラインがその竿先に絡まってしまうのである。いっそ、この竿先を折ってしまったほうが釣り易いくらいだ・・・。あ〜釣り辛い！

　いきなりのアクシデントに、早くもやる気を捥がれた私。とは言え、じ〜っと待ってるのも辛いので、そのままトラブル持ちのロッドで釣りを続行するものの、やはりロッドアクションを加えたりするのは面倒なので、ルアーをスピンテールジグに交換し、遠投＆只巻きを繰り返す。我ながらやる気のない釣りです。しかも、ルアーはタナゴ型だしね・・・(おいおい)。

だけど、世の中とは面白いもので・・・

｢おれはこのへっぽこタックルで奇跡を起こすぜ！｣

　なんて言いながら釣ってたら、３投目ぐらいでほんとに奇跡発生。水面付近を泳いできたタナゴ君の下から魚が浮上したかと思うと、そいつを加えて暴れ始めたじゃないですか！予期せぬアタリと、明らかにタチウオとは体型の異なるその生き物の姿に興奮しつつ、そいつを釣り上げてみたところ、カツオのような魚がルアーに食いついていました。
　たくさんいる釣り人の中でも、そんなのがかかったのは私の竿だけだったので、釣り上げた直後、年下と思しき子らが数人私の周りに集まり、｢これ、なんですか？｣と質問を投げかけてきましたが、なんせ海に疎い私・・・。｢う〜ん、わかんない｣と、水産学部生に有るまじき答えを返すしかないのでした・・・、トホホ。多分、『マルソーダ』って呼ばれてる魚だとは思うんですけどね。ごめんよ、若者達!!もっと勉強しますわ。

　トラブルに襲われながらも魚を釣った。この事実は、今日の私には十分すぎる満足感を与えてくれました。おかげで、日が昇ってからは、ほぼやる気ゼロ。少し暖かくなってきたこともあって、堤防で寝てしまいました。その間、釣りを続けていたメンバーの誰にも収穫が無かったことを考えると、案外良い選択だったかな(笑)。
　その後、昼前まで釣りは続いたんですが、車を出してくれた田島君に収穫が無かったので、ちょっと申し訳ない気分。でも、一番諦めの悪い某おじ様もしっかりタチウオを釣ってくれたので、今日は良い釣りだったんじゃないですかね(笑)。私個人としては、竿先にラインが絡まったままうっかりキャストしてしまう、という凡ミスにより、今日の功労者、そして我が十年来の友、タナゴ君を海の藻屑にしてしまった点がちょっと悔やまれますが、個人的には楽しめました。堤防はちょっと寒過ぎたけど、でもその分帰りに食べた『まぐろラーメン』が余計に美味しく感じたな〜。


　追伸、釣り上げたカツオも、酒・醤油・ミリン・生姜を混ぜたつゆに半日浸けた後、焼いて食べてみましたが、なかなか美味しかったです。でも、実はこの魚、非常に傷みの速いやつらしく、結構危ないみたいですね・・・。ほんとは、すぐに絞めて冷蔵するなどの処理が必要らしいけど、私ときたら・・・、釣り上げた後絞めるとこまではしたけど、あとは釣りが終わるまで堤防に転がしっぱなしで、持って帰るときもビニール袋に放り込んだだけでしたからね。いやはや、無知とは恐ろしいものです。夏ならヤバかったね、きっと・・・。晩秋の寒さよ、ありがとう。

I'm gonna walk before they make me run 〜♪

　｢無理矢理走らされる前に歩くんだ｣、いいこと言うなあ、キース。その通りだ。何かやるときゃ自分の意思じゃないとね。｢やらされてる｣って感覚で動きたくはないですからね。特にお勉強は・・・。

　と言うことで、いよいよ｢修了｣という時期が迫ってきた今日この頃。ようやく、｢論文をまとめるぞ！｣という決意が私の中に芽生えまして、最近にわかに活動を始めています。

　とは言うものの、卒論を仕上げたのはもはや２年前。それから、大して文章を書いてなかったこともあり、一体何から手を付けていいのやら、よく分からない・・・。卒論のデータも盛り込もうと思うんだけど、そうすると修士の研究を始める前から既に研究を始めていたことになり、中間発表などに使ってるレジメの緒言と話が合わなくなっちゃうし・・・。ってことは、論文用にもう一回緒言を考え直すべきか？

　１人で考えても良く分からない。こういう状況に陥ると、へたれな私は容易に人の力に頼ります。と言うわけで、昨日、今日と図書館を尋ねては、論文をコピーしたりしてます。塾長、べーやんさん、国里さん、トクポンさん、かめちんさん、大作さん・・・魚研の先輩の論文を片っ端からコピー。と言っても、目次と緒言のみなんだけど・・・。｢何やってんだ！｣と叱られてしまいそうですが、もう、｢どういう構成にしたらいいのか？｣、それすら良く分からないレベルなもので・・・。今はこれで、お許し下さい。いずれ中身も読ませていただきます。と言うか、読まなきゃ事が進まないような状況になるだろうなぁ〜。


　そう言えば、かめちんさんと言えば・・・。以前、旧画像掲示板に、学会発表する私の画像をうおっこちゃんが投稿したとき、画像内に写ったハゼの写真にかめちんさんが、｢ハゼの写真が素晴らしい！さぞかしいい発表だったんだろうなぁ｣というようなコメントをなさっていたのを思い出したのですが・・・。

　その時は普通に、｢小さい画像なのによくハゼが見えるなぁ｣と真に受けてしまったのですが、よくよく考えればあれ、かめちんさんに撮って貰ったハゼなんだから、当然気づきますよねぇ。そう考えると、あれは

｢写真がいい。(だから)発表がいい。｣ってボケだったのでは・・・。

　というようなことを、掲示板がなくなってからかなり時が過ぎた最近になって考えたりしてます・・・。思い過ごしならいいんですが、もしこれが当たってれば痛恨！なんたるボケ殺し!!

　果たして、真相はいかに・・・。

Ｆ１のフィジケラが一般道１４８キロ、子供が熱出し

　【ローマ＝藤原善晴】イタリアのＦ１レーサー、ジャンカルロ・フィジケラさん（３２）が２０日早朝、ローマ市南部の制限時速６０キロの道路を時速１４８キロで突っ走り、スピード違反で警察に検挙された。

　制限速度を大幅にオーバーしていたことから、即刻免許取り消しになったが、レース用免許は別に所持しているため、今後のＦ１などへの出場に支障はないという。伊テレビ各局が報じた。

　フィジケラさんが報道陣に語ったところによれば、フィジケラさんと夫人は、微熱を出して軽い耳の痛みを訴えていた幼い息子をベビーシッターに預け、友人宅に出かけていた。ところが、ベビーシッターから「子供の熱が上がり、泣きやまない」との電話がかかってきた。驚いたフィジケラさんは夫人と一緒に車に飛び乗り、ローマ市中心部から郊外に延び、ローマ帝国以来の歴史を持つ「アッピア街道」を「可能な限り急いでいた」のだという。

　フィジケラさんは、「あのような状況下でも、スピードを出し過ぎるべきではなかった。私が全面的に悪かった」と、反省しきり。
（読売新聞） - 11月22日14時43分更新


　う〜ん、さすがF1ドライバー。148kmって・・・それでも事故が起きなかったのは、腕がいいのか？道がいいのか？運がいいのか？

　今日は、先日ヤマメ調査に行ったときに取って来たむかごを使って、｢むかごご飯｣を作ってみました。結構美味しかったですよ。生のままかじったときは芋の食感だったけど、ご飯に入れて炊いたら豆みたいな感じに変身して、それはそれで良かったです。今度むかごが手に入ることがあったら、また作ってみよっと。

　それにしても、新しいメニューに挑戦するのは楽しいね〜。出来上がるまでのワクワク感ったら、たまりません。
　考えてみりゃ、学生(と言うか私)の炊事なんて気ままなもんだよなぁ。気が向けば作る、疲れてれば買って済ます。毎日作らなきゃって義務感が無いから、好きなものを好きなとき作ってるだけだもんねぇ。はっきり言って、こりゃもう｢趣味｣の領域ですね(笑)。

　こんなことが出来るのも今のうちかも。炊事を趣味と言える間に、精一杯楽しんでおきましょうかね。

　金曜の朝、塾長は屋久島へと旅立って行きました。どちらかと言うと朝が弱点の塾長を起こすのは、私にとってはかなり緊張する作業だったけど(笑)、船に無事間に合って良かったです。お仕事、頑張ってください。

　一方、私はと言うと・・・、午後から本学へと向かいました。と言うのも、今日はイルカの解体作業があるので、見学(と手伝い少々)でもと思ったわけです。解体〜解体〜一役買いたい〜♪

　と、後輩の卒論用の仕事にも拘らず、好奇心８割、善意２割の不順な気持ちで向かった先は、農学部の解剖実験室。この大学に来て６年目にして初めて足を踏み入れたその部屋は、手術室と工場と博物館をごっちゃにした様な部屋でした。水産の食品工場みたく水が撒ける造りの部屋の真ん中には、手術台のような台。そして、そんな部屋の外周はでっかい動物の骨格が並んでる。といった状態。こんな部屋があったんですね。骨格を見ながら｢あれとあれは太古のウマで、これは今のウマ。で、向こうはゾウ！｣などと勝手に予想してたら、農学部の学生さんがご丁寧に、｢あれとあれはラクダとキリン、これがウシ。向こうは多分アジアゾウです｣と全部説明してくれました。う〜む、ゾウ以外前部不正解。しかも、ウシとウマを間違えるとは・・・。動物の勉強もしようかな(汗)？

　さて、肝心のイルカはと言うと・・・。私が到着したときには、皮は既に剥がれていたとは言え、まだ体長２ｍくらいのイルカの形をしていたんですが、それから数時間の間に、肉が取られ・・・頭が切り落とされ・・・内臓も取り出され・・・。最終的には全ての骨がバラバラになり、元が何の動物だったかも分からないような姿になりました。
　途中からは私もお手伝いさせてもらいましたが、胃や腸の内容物はなかなか興味深かったですね。あと、驚異的な運動能力を支える筋肉や心臓、頭部のメロンなども見ることも出来たので、とてもいい経験になりました。こんなの、お目にかかる機会なんてそうありませんからね。

　それにしても、今回は４年生のあまりの手際の良さに圧倒されましたね。まぁ、聞いてみればそれもそのはず。みんな、マッコウクジラの解体作業もやったことがあるんだってさ。確かに、あれに比べたら、イルカはまだ扱いやすい方かも知れませんね。それにしても、マッコウクジラって・・・あんなもの学生の手で解剖可能なんですね・・・。後輩ながら尊敬いたします。

　いや〜、楽しかったな。強烈な臭いには参ったけど・・・。あれは、カメの死体を解剖したとき以上の臭いだったよ。まさか、イルカ柄のサンダルに本物のイルカの臭いが付くことになるとはね・・・(笑)。

｢もうすぐ、てーやん来るよ〜｣

　そんな話を既に米沢さんから聞いていたので、木曜の朝、ご本人から電話がかかってきたときは、待ってました！の気分でした。｢今、鹿児島か？｣と質問を受け、逆に｢今日から鹿児島ですか？明日はもう屋久島に行くんですか？｣と質問を返してしまい、｢なんでそこまで知ってんねん｣と、ビックリされちゃいました。｢泊めてくれるか？｣って頼まれたときは、こっちもビックリしましたけど(笑)。うち、人をお招きするような部屋じゃないからなぁ・・・(規模および使用状況含む)。

　丁度、この日は中間発表の日だったので、まさにグッドタイミング！発表用にまとめたデータを色々見てもらうことが出来てラッキーでした。最近、行き詰ってるもので・・・(汗)、そんな時に、自分の研究を初めから良く知ってくれてる人に見てもらえるなんて、ありがたいことですよね。今年は｢忙しさ｣を言い訳に、努力を怠ってしまった部分が多分にあると自分でも感じていたので、そういう部分については容赦なく叱られちゃいましたけど・・・。でも、なんだか嬉しいんですよね、そういうの。・・・っても、別に怒られるのが好きなわけではありませんので、誤解しないように(笑)。

　でも、大学院の２年ともなれば、それなりに自立した人間として見られることも多く、｢怒り役｣になってくれる人なんてなかなかいない・・・。だからこそ、そういう人の言葉はなお更グッと来て、やる気が沸くわけですよ。自分がやるべきことも見えてきたので安心感すら感じました。もう取り返せない部分も色々あるとは思うけど、まだ間に合う部分もきっとあるはず！これから頑張るぞ!!

いっせくんありがとね。なんかいろいろ気を使わせてしまって・・
時間があえば、就職しても一緒に遊びましょう。奄美は難しいかもしれんけど、帰省の際ウエットを持ち帰ります。

デジカメ立派なものやったね。俺も新しいのが欲しくなりました。といっても、いまだに今のカメラ勉強中なので撮った写真はピンボケばかり。もっと河にいかんといかんなぁ。

かめちんさん。奄美はよかったです。メンバーはだいぶ変わってきましたけど、先輩がたの魂は受け継がれてましたよ。春に休みがとれれば、いっせを誘って活きましょう！

では。　そういや、赤とんぼがたまたま通りがかったのは奇跡やね。あれで今回の旅のウンの半分はつかってしまったな・・

今日からまたまたヤマメ調査に行ってきます。

鹿児島と言えど渓流は寒いぞ〜、きっと！

と言うことで、雇い主様がドライスーツを作ってくれました〜。へへっ、いいだろ！って言っても、仕事が終わったらお返しするんですけどね。

ヤマメ調査から帰ってきたら、翌日からはリュウキュウアユの遡上調査。で、帰ってきたら中間発表・・・。こりゃ学際どころじゃねぇっ！休みないな〜。そりゃ、白髪も増えますわ。

ま、こんなの世の中で働いてる人に比べれば、大したこと無いね。頑張るぞっ！

あ、そう言えば、今日ネットでデジカメ注文しました。カメラのことよくわかんないんで、リーダーに選んでもらいました。これでアシシロの生態写真が論文に載せられそうです。楽しみ楽しみ。奄美に行く前に届くといいな。

　奄美に来るのは実に三ヵ月ぶりのことなのである。

　なんということでしょうか。この３年間、ほぼ月一のペースで来ていたというのに、ここへ来て３ヵ月のブランクとは！

それでもなんとか研究って成り立つもんだなぁ･･･

　なんて感心してる場合じゃないな。忙しかったとは言え、こりゃ良くない･･･反省。


　さてさて、来週の個体数調査でまた来るというのに、今回奄美へと来た目的はと言いますと･･･、実は来週の調査とも微妙に関係があったりするわけです。
　現在、私が奄美に通う主な目的は、ロガーのデータ回収だけなので、それだけなら来週の調査と同時に済ませられるような気がしないでもないけど、なにせ今年の個体数調査は日程がハード！12日の朝来て、その日と13日で全河川の調査を終えてそのまま帰鹿･･･。これのどこに個人的な予定が組めましょうか？(と言うか終わるのか、２日で！)。10日まではヤマメのバイトだし、15日は中間発表だから、滞在日数も増やせないしねぇ･･･。
　そして、個体数調査を行なう上で当てにされているであろう我が家と車。この辺も不安要素だらけなのだ。車は３ヵ月港に放置(マフラー折れてるし)、家はちょくちょく米沢さんが使ってたとは言え、基本は雨戸閉めっぱなしで３ヵ月。とりあえず、止められていた電気、ガスの滞納分の料金については、鹿児島で支払いは済ませたが、「二階で寝たらなんだか痒かったぞ」なんて話を聞かされては、バルサンの一つも薫いておかねば、という気にさせられます。
　そんなわけで、データ回収＆器材整備を目的に、今回は奄美にやって来ました。

　朝の６時前に名瀬に降り立った、暖かいことを期待して薄着で来た私。思ったより暖かい空気にまず安心。そして、爆音ながらも無事動いてくれた愛車の頑張りに安堵。とは言え、ドアを開閉するたびにパラパラとパーツを落とす、羨ましいペースでダイエットを成功させるそのお姿に、今後への不安も残る･･･。
　家に着くと米沢さんが来ていた。おかげで、家はかなりきれいな状態だったけど、ガスが出ないとのこと。料金は払ったんだけどなぁ、行き違いがあるのかな？まぁとにかく、やっぱ来て良かったわ。明日電話しよう。

　ガスはこれで良いとして･･･。思ったより状態は良いけど、この家、前に来たときと何かが違うな･･･。

あ、ワモンが結構死んでいる･･･

　過去３年間でも２、３匹しか出なかったのに、５匹も死んでいるよ。ワモーンズ増殖中?!米沢さんの話では、ネズミは数が減ったらしいけど、この両者はいつもこんな関係だなぁ。どっちが勝っても困る勢力争い･･･、エイリアンとプレデターみたい。

　ダニ、ネズミ、ゴキブリ。このどうしようもない状況を打開すべく、９時前に米沢さんが出掛けたあと、鹿児島から持ってきたバルサンを二階で薫く。二階を締め切ってと･･･、あとは一階で寛ぎながら待ちますか。
　と思ったら･･･、しばらくすると、どうにもこうにも部屋が臭くなってきた。
しまった！この家が隙間だらけだということを、すっかり忘れてた。

　窓を開けてみるが、改善の兆しは無し。網戸に張り付く虫が元気そうなので、大丈夫だとは思うけど、このまま３時間も過ごすのはあまりにも不快･･･。
　そこで、目の前の海岸に出てみたけど、サーファーばかりで落ち着かない･･･。次に蚊に刺されながら庭の草むしりをしてみたが、狭い庭なのですぐに終了･･･。

う〜ん、間が持たない！

　で、結局車を修理しに行くことにしました。ほんとは干潮時のデータ回収を終えてから行く予定だったけど、まぁ仕方ないよね。動くたびにパーツの無くなる車だもん、修理は早いほうが良いよ。と･･･言ってるそばから、車屋さんに向かう道中、左ドアミラーを支える金属棒が脱落していきました。復元は無理と判断し、そのままミラー越しに見送りましたが、大丈夫かこの車？あと３ヵ月頑張ってよ！

　そんな車さんは、マフラー以外にもあちこち直すところがあって、修理には思いの外時間がかかり、結果的に午前中のうちに行っておいて正解でした。マフラー、ウィンカー、エンジンオイル。４時間かけてこれだけ見てもらったお代は･･･なんと2000円！念のために言っておきますが、私の愛車は自転車じゃないよ。お昼ご飯までご馳走していただいてこの値段ですからね。ほんと頭が上がりません。私の人生における「やさしさ」の構成比率は、バファリン上回るでしょうね、きっと。

　車が直って家に帰ると、もう３時過ぎでした。干潮からはだいぶ時間も過ぎてしまっているので、データ回収にはやや遅目の時刻。でも、出来ないこともないだろ、と思い川に出掛けとみました。
　が･･･、やっぱり無理がありました。川が深い深い！おまけに、護岸工事が行なわれてて透明度も最悪！結局、三つのうち二つしか見つけられず、明日も川に行かなきゃいけなくなり、なんとも中途半端になってしまいました･･･。

　で、不完全燃焼気分のまま帰っても面白くないので、役勝の帰りにアユ＆ウナギに会うため川内に寄ってみました。
　日没まで川に入ってたんですが、日が暮れ始めるとアユの警戒心が弱まるのか、泳ぐ自分のすぐ真下にまでアユが寄ってきてかわいかったです。川底すれすれを泳ぐアユは上から見ると、アユモドキそっくりでした(順序が逆か)。
　あと、いつもの通り(笑)今日もオオウナギを捕まえました。20分で４尾ってのはなかなかの成績かな？やっぱウナギに関しては、軍手に勝る漁具はありませんわ。早瀬じゃタモ網は役に立ちませんからねぇ。今日は20cm台、30cm台、40cm台と、サイズの違うのが捕れましたが、40cm台の貫禄はすごいですね。他のと太さが違う！あの魚は、40cm台あたりから急に横に成長するのかな？

　米沢さんが今日は名瀬に泊まるとのことで、夕方から爆睡してしまい、今頃になって目が冴えてしまいこんな時間に書き込んでみました。って、いつもとあまり変わらないか(笑)。

　追伸、うおっこちゃんへ。涼しくなり臭いは収まりましたが、トイレの水面が迫ってきてます。手をのばせば届きそうです。これが夢ならともかく汚物じゃね･･･。
　先に奄美入りした際に、もし懐かしの「あかとんぼ」が聞こえてきたら･･･、しかるべき対応をお願いします(笑)。