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架鉄特急のあり方とか |
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From:ガトラー@最近更新が滞りがち
どうもです。 今回は、特急電車のあり方とやらについて色々と語っていこうと思います。
ひとくちに「特急」という名前の付く種別といいましても、その性格は需要体系によって、また企業体系によって、地域風土によってもいろいろな形態が存在しますよね。ガトラーの地元の小田急だと箱根や江ノ島といった観光地への輸送のために特急を運転していますが、最近は沿線の宅地化が進んだためビジネス的な特急も登場しています。車両もそれに合わせた感じで運用されており、前者ではVSEやHiSE、LSE、RSEが、後者はどちらかといえばEXEや、最近登場したMSEなんかがそんな感じですね。 京急なんかだと専用車こそあるものの料金が要らない「関西的な」特急ですし(まぁ「快特」なんですがね)、京王や東急東横線だと完全に通勤電車。特急は数あれどその姿は各社各様なのです。
さて本題。 とくに「大手系」の架鉄を設定するに当たって、特急のポジションというのが一体どこにあるのか?というのを考えるのもひとつの楽しみなんじゃないかなと思うのです。
たとえば北武だと「おおとね号」と「つくば号」がありますね。おおとね号の沿線にも観光地といえる場所はあるにはあるんですが、地域風土から考えてもこれはビジネス特急でしょうね。東武の「りょうもう号」はいいライバルになりそうです。一方のつくば号も学園都市方面からのビジネス特急的な側面も持ち合わせているようですが、こちらは筑波山という観光名所があるので、観光特急的な側面が強いんじゃないかなと勝手に推測しているのですが(ぉ)、そのあたりはどうお考えでしょうか?
長くなりそうなのでもう1レスほどお借りいたしますね。
2008年04月05日 (土) 21時43分
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たとえば、それはネーミングとか。 |
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From:ガトラー@最近更新が滞りがち
さて特急関連で、もう一つの話題に入りたいと思います。
たとえば国鉄・JRや一部民鉄の特急(地域・路線・会社によっては急行も)には列車愛称というのがありますよね。「あずさ」とか「のぞみ」とか「やまびこ」とか。こういう愛称はその列車の性格を現しているといえるものなのですが、大体こんな感じに分かれているのではないかと思うのです。
(1)列車そのもののスピード感を表現…「つばめ」「はやぶさ」「ひかり」「はやて」など。 (2)列車が向かう観光地や目的地、あるいは列車の走る地域からとった…「はこね」「けごん」「日本海」など (3)列車が向かう目的地などに伝わる伝承などから…「踊り子」「はくと」など (4)とくに寝台列車などの場合、星や夜明けなどといったイメージから…「北斗星」「トワイライトエクスプレス」「カシオペア」「あかつき」「あさかぜ」など (5)列車が走る地域の名産・名物などから…「まりも」「いなほ」など
とまぁ、ガトラーの独断でこんな感じになってるんじゃないかと思いつつ。
2008年04月05日 (土) 22時59分
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甲武急行の場合は・・・ |
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From:かずや@甲武急行
>ガトラーさん 私の運営している甲武急行の場合は特急はこんなポジションになるのではないかと思うのですが、どうでしょうか? ・7000系「フジサン特急」はラウンジや個室があるように基本的には石和・甲府・富士五湖への観光特急であるが、「しんげん」は東京と甲府という都市間を結んでいるためビジネスにも利用されている。停車駅が多いため通勤利用も多く、渋谷から久我山は10kmしかないが快速・急行・快速急行が混雑する夕方にはその区間だけを利用する人も多い。 ・以前使われていた車両である5000系は実用本位のビジネス特急として考えられ切妻のつまらないデザインで作られたが、華やかさがないために観光客から不評であった。その後に考えられたのが後に「フジサン特急」となる7000系「パノラマエクスプレス」である。 ・列車名は甲府方面が武田信玄から名づけられた「フジサン特急しんげん」で、河口湖方面が富士山から名づけられた「フジサン特急ふじやま」である。以前は「フジサン特急」ではなかったが、「しんげん」「ふじやま」という名前は5000系時代から基本的に変わっていない。
こんな感じで私の架空鉄道の特急は通勤・観光の両方で使われるものであるようです。
北武急行の方は「おおとね号」はビジネス特急で、「つくば号」は観光特急であるように私も感じます。「おおとね号」は東京と前橋を結び都市間のビジネス列車として大活躍しているものと思われます。一方の「つくば号」は学園都市とのビジネスもありますが、筑波山観光の力となっているのではないかと思います。
2008年04月05日 (土) 23時08分
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From:chaz@北武急行
ガトラーさん,かずやさん,こんにちは さて,実は痛いところをつかれたな,と言う感じです。 需要を考えたら北武にはあんな特急はたぶんいらない。それよりは急行系を充実させるほうが良いと思うんですよね。ご指摘のとおりそれほどの観光地はありませんから「ビジネス特急」なんでしょうが,東京―前橋間にインターシティな需要があるものか?実態としてはホームライナー的な使われ方になるのでしょう。 筑波山にしてもそれほどの集客力は無いと思うんですよ,山しかありませんから。もっとも,北武が観光開発に相当力を入れていて現状とは違っていると言う可能性もありますが,それにしても箱根のような存在にはなりえない。なにより直通ができない(できなかった)点で中途半端なわけだし。むしろ学園都市関係で本線よりもビジネス需要が多いかもしれませんね。ハイブリッド本格投入を図らねばならないかもしれません。 さて,ほとんど露出が無いので知られていないのですが,土浦系統にも特急「霞ヶ浦」が走ってます。(水海道で「つくば」と分割併合してるのかもしれない。)こっちも微妙な観光地なので結局半端ですねえ。 私の興味は「列車」ではなく「車両」だったもので,まじめに考えると変なことも多いです。5000系の初期構想なんて特別席とビュフェまでありましたからね。(一応,スピードで敵わない「とき」(新幹線じゃなく)と張り合うためと言う理由付けはあったけれど)ようするに「理想の電車」が欲しいんで,需要なんてどうでも良かった,と。(w 民鉄の特急名は地名のものが多いですね,国鉄だと地名系は急行・準急向けだったから,「格差」を感じます。(国鉄特急でも地名はあったけど,「なは」は許せないなあ。) 「しんげん」なんかはいいネーミングだと思います,日本では列車名に限らず人名は受け入れにくい土壌があるようですね,軍艦なんか外国だと人名だらけですが,「戦艦 東郷」とか,「空母 伊藤博文」とか,すわりが悪いよね。(「しらせ」は地名なんだそうで) とりとめなくなてしまいました,ではまた。
2008年04月06日 (日) 01時06分
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From:ガトラー@最近更新が滞りがち
どうもです。 >東京―前橋間にインターシティな需要があるものか? そこは最初にも申し上げたとおり、東武りょうもう号の対抗馬って事でいいんじゃないかなと思うのです。なるほど、つくば号もビジネス向けの列車でしたか。こうした側面を見てみると、架鉄特急数あれど、その舞台によっては色々な姿になりうるという話ですね。霞ヶ浦号の存在は意外でしたね。
>需要を考えたら北武にはあんな特急はたぶんいらない まぁ、それはウチの京武にもあてはまることなんですが、でも「車両派」のガトラーとしましては、CHAZさんと同意見で、「理想の電車」が欲しいだとか、「華」がないとつまらないだとか、そういう考えで半ば強引に設定されていたりします。大丈夫か「あらかわ号」、大丈夫か「とねがわ号」!
さて、ネーミングですが、ご指摘のとおり地名系の名前はむしろ私鉄特急に多いようですね。 ここでわが架鉄軍団の特急を列挙していきます。すべて、現在独立ページで公開しているものです(「インチキ鉄道Xファイル」のものは除外してあります)。
(京武電鉄) これはかなりビジネス的な側面強しですが、あらかわ号に関しては秩父鉄道に直通しているので観光列車にもなりうるといったとこでしょう。本線「あらかわ」、利根川線「とねがわ」、ともに沿線を流れる川の名前から。 (甲武電鉄) 基本的に「ビジネスにも観光にも使える汎用車」。といいましても車両の設計事態はむしろ観光客がターゲットみたいですね。技術部の人がそう言ってました。パノラマライナーに関しては、単に観光客の呼び込みをかけるためだけではなく、1両あたりの座席定員を増やす狙いもあった様子。 「しんげん」…甲斐国を治めた武将・武田信玄から。上位列車に「スーパーしんげん」があります。 「ふじやま」…もちろんわが国の最高峰、富士山から。 (湾岸急行電鉄) コンセプトは上の甲武電鉄と似通っていますが、こっちはどっちかといえばビジネス寄り。それでもLE300形は観光客にこびているような気がしてなりません。ビュッフェなんかついてるし。 「ゆがわら」…真鶴電鉄直通の本線特急。目的地の湯河原温泉から。 「なぎさ」…真鶴電鉄に直通しない本線特急。湘南の海の傍を走るイメージで。 「ななさわ」…厚木線系統の特急で、目的地の七沢温泉から。 「はやま」…葉山線系統の特急で、これはもう目的地の葉山から。 (東駿鉄道) 呉服町〜沼津間に特別料金不要の特急を運転。ラッシュ時は呉服町方に一般の通勤電車2連を連結。愛称はありません。ビジネス向け。 (駿遠急行) 本線横砂〜新浜松間に特急と、その上位種別として「S特急」を運転。専用車ですが特別料金不要、愛称なし。基本はビジネス向けですが、行楽シーズンには静岡方面から御前崎への特急も運転されます。空港線開業後はどうなるんでしょうか?
>日本では列車名に限らず人名は受け入れにくい土壌があるようですね まぁ確かに、人名からとった列車名ってのはあまりないですよね。踊り子は…小説の登場人物ですが、どうなんでしょう。
2008年04月06日 (日) 15時15分
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特急の愛称 |
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From:快速アクティー
快速の私が特急に意見するのも難ですが(笑)、興味深そうな会話だったのでちょっとばかり話に入らせてもらいます。
そうですよねえ。確かに日本の特急の愛称って、人名は無いですよね。やっぱり日本が人名の受け入れにくい環境にあるのは、愛称が人名だとピンと来ないという日本人の常識があるからじゃないですか。
かずやさんとこの武田信玄なんかは大河ドラマでもやってましたし、全国的にも有名ですから「山梨の方へいくんだな」ってことが分かりますけど。 足尾方面に行く特急だからといって愛称を「しょうぞう」(田中正造)にしたら・・・ 会津方面に行く特急だからといって愛称を「あしな」(会津を支配した氏)にしたら・・・ 東海道線を走っていた特急「つばめ」「はと」なんかが特急「ひろしげ」(東海道五十三次を描いた安藤広重)だったら・・・ あんまり(とゆうかまったく)ピンときませんよね。
やっぱり日本人の常識たるものが人名の愛称はだめ!! といっているんでしょうね。
2008年04月07日 (月) 19時06分
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From:chaz@北武急行
人名(特に近代以降)てのはなんかこう生々しいものがあるんですよね,「偉人」「英雄」であっても必ずしも評価は一定ではないし,特に政治がらみだと反対の立場の人もいるだろうし。 「しんげん」も上杉氏から見れば困ったもんかもしれませんが,まあ許容範囲でしょう。「広重」なんかは悪くないと私は思います,「北斎」もいいかな,芸術関係は比較的受け入れやすいかもしれません,「紫式部」「雪舟」「世阿弥」「阿国」とか。 「漱石」「鷗外」「一葉」辺りは微妙かな。 「いさぶろう」「しんぺい」は違和感ありありですね。
2008年04月07日 (月) 19時59分
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From:さよちゃん
皆さま、はじめまして。 北海道中央電鉄という架空鉄道を開いている者です。
北武急行のサイトはいつも拝見しております。 そのボリュームと奥深さには、ただただ圧倒されるばかり・・・。
さて、特急の愛称に人名が無い、という話ですが、秋田新幹線の「こまち」は小野小町から取ったものですよね。 と、余計なつっこみを入れたくて書き込みしてしまいました。
人名を愛称にするのは確かに難しいですね。
2008年04月09日 (水) 10時56分
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From:chaz@北武急行
さよちゃんさん(てのも変な言い方ですが)こんにちは。 北海道中央電鉄,見せてもらってます。 うちの環境がハード,ソフト共にしょぼくて,動画などはとんでもなかった頃,精細な表現とアニメーションをうらやましく思ったものです。 さて,「こまち」ですが,人名が皆無だとは言っておりませんですよ,(「いさぶろう」も出したし)とは言っても念頭になかったのは確かです。いずれにしても大昔の人物+芸術家(歌人)ということで上で書いた「原則(w」には沿っているようです。 もっとも私は小野小町が秋田出身だと言うことを今まで知りませんでした。ので,「こまち」は一般的な「秋田美人」を指す言葉としての「秋田小町」なんだろうと勝手に解釈していました。どうも不勉強なことでした。 ではまた
2008年04月09日 (水) 21時22分
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人名の特急 |
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From:ぺぺ〜ぺ@京名電鉄
私も このスレの内容が興味的だったので横割りさせていただきます。 人名の特急ですか。 地元は京阪電車なんで、 テレビカーなんてのが有名ですよね? そうです。おけいはんです。 そのおけいはんこと8000系特急車両が、 NHKの大河ドラマ【義経】が放送してた頃は 義経号・弁慶号・静号 とまぁ言われていた頃があって、 それ以来、人名の愛称もしっくりくるもんだなと思うんですよね。(自分の中では) ただ、上記の様に 義経や弁慶など、誰でもわかる。 そしてその地の縁のある愛称なら沿線の方かに馴染めると思います(最後は小学生の日記風) こまち…って人の名前?
な…なら! はるかは? 関空特急の♪ 長文失礼しました。
2008年04月10日 (木) 02時55分
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すみません。特急と言えば。 |
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From:ぺぺ〜ぺ@京名電鉄
あと 特急と言えばこんな特急も。 たとえばの話ですが、 小田急VSEのスジって確か固定ですよね。 でも2編成しかないから車両検査の時に 代走としてHiSEやLSEが走る。 (あれ?例え話やないぞ…) 代走ってのも鉄道ファンからすればおいしい要素の一つですよね。 よっしゃ! VSE乗るぞ! って親子がいざ新宿に行けば なんだよ…7000型かよ… と落胆するのは目に見えてますが、 鉄道ファン(特に撮り鉄の方)からすれば そりゃ よだれ出ますよ! と思うのですがどうでしょうか?
関西はわりとそんな事をするもんで、
阪急や京阪は 特急車両が検査の時は一般車両での運用があったり、 近鉄の名阪特急。 アーバンライナーのスジに スナックカーなどが入ると萌えたりするんですよね♪
2008年04月10日 (木) 03時21分
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優等列車のあり方か… |
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From:こばやし みちとも
おはようございます。 遅ればせながら議論に参加させていただこうかと…
ウチの**(確認後掲載)世界定鉄の場合だと温泉地を抱えていると言う事情も有って設定したけど「乗車時間30分程度で特急も無いだろう」と思い料金不要の急行としていたのですが、今考えると「藤野・石山・真駒内地域からの確実な着座サービスの提供」と考えたら最近の名鉄がやってるようなロングシート車+クロスシート座席指定車の編成でやるべきかな、と思ったりもしてますが(笑) 一方、京成の新スカイライナーのように30分程度の乗車時間でもきちんとした接客設備を備えた特急列車を作る会社もあるのだからどちらが正しいか、と一概に言えなくなって来てますがね…。まぁこれは160km/h運転をする空港特急と言う特殊な例だからでしょうけど。(山本寛斎にデザインさせるとは思わなかった…)
は、さておき列車愛称名への人名適用は難しいものがありますよね。列車に限らず、日本の「モノ」の名前で人名から取った物ってのは皆無に近いし…。 車でも日産の「セドリック」ぐらいじゃないですかね?
特急のネーミングセンスと言うのは難易度高いものですよね。地元JR北海道は新車導入時に既存名称+「スーパー」でお茶濁してますが(笑)「いさぶろう・しんぺい」は個人的には悪くないと思いますよ。走る沿線に縁深い人物の名前だった訳だし、九州のネーミングセンス自体はいい所突いてると思いますね。
以上、長々と失礼しました。
2008年04月10日 (木) 08時53分
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From:快速アクテイー
どうもこんばんは。快速アクテイーです。
結局愛称に人名が合う合わないの基準はなんなんでしょうね。観光地ゆかりの歴史的人物が、愛称に合うとかいうことなんでしょうかねえ。
それとも、人それぞれによって愛称が合うと思う人名と合わないと思う人名があるんでしょうかね。実際「いさぶろう」「しんぺい」だってchazさんは違和感を感じるといっていましたが、こばやしみちともさんは悪くないといっていますからねえ。
結局どうなんでしょう。
2008年04月10日 (木) 18時09分
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From:ぺぺ〜ぺ@京名電鉄
快速アクティーさん はじめまして。 ん〜 いさぶろう・しんべい 僕は好きですけど。 それは各々の感性なんで、 結局どうこうとかの問題ではないと思いますよ。 ただ その愛称はみんなに馴染めるのかとか、 ちゃんと集客出来るような物なのか。 だと思いますよ♪
2008年04月10日 (木) 21時39分
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From:chaz@北武急行
大家の権限で話をそらします(w,詰まるところはまあ好き嫌いってことですが・・・ 例えば,人名に関わらず,「ホワイトアロー」「サンダーバード」みたいなカタカナ名前もあまり好きじゃないんですよね。でも「カシオペア」はいやじゃないし,「ライラック」は微妙なところ・・・和訳できない(固有)名詞は受け入れられるって所でしょうかな。あ,しかも私鉄だと気にならないんだから我ながら変なもんです。 ただ人名に関しては,従来採用例が少ないと言うことはやっぱり一般的に日本では受け入れる素地が十分ではないと言うことでしょう。 名前ってのは不思議なもので,自動車なんてほとんど洋風ですよね。日本語起源でもあえて外来語風に書くし(スバル・カムリ・アスカなど。) 光岡は漢字を当ててますが,発音的には洋風ですね。 一方で(国鉄・JRの)列車名は日本語。自衛隊は護衛艦は日本語だけど飛行機に日本名を付けるのはやめちゃいましたね(昔はF86F旭光・F104J栄光・P2V-7おおわしとか言ってた) 人工衛星は面白くて,計画段階では横文字で呼んで(プロジェクト名としてみたいですが),打ち上げ成功すると日本語名がつく(セレーネ→かぐや とか) それぞれそれがしっくりきているということは,やはり「伝統」の重みがあるんじゃないかと思います。 鉄道黎明期(それこそ「義経・静・弁慶」のころとか)に,人名列車が多く走っていれば,今でも当たり前のように「信長」「西郷」「英世」「板垣」「クラーク」「後藤新平(おっとこれは現存)」なんかが走っていたかもしれません。
2008年04月10日 (木) 23時09分
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みなさんこんにちは |
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From:こま
僕は、東日本鉄道を運営しているものです。 僕の会社の特急の名前は エアポーティス。 airport is Higashinihon これを見て airportis にしたんです。 適当に名前をつけました。 つまり、適当でいいんです。はい。
2008年04月12日 (土) 10時09分
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From:偽無学斎
どーもどーもどもども。
架空の列車名は難物と申せましょう。
人名が出しづらいのは日本人の特性と言えるでしょうね。 列車名から離れますが、シャルル・ド・ゴールにしても、ジョン・Fケネディにしても空港名として残っていますが、新潟・田中角栄空港ってのはやはり考え難いもので。 これは事物に名を残す事を厭う日本人らしい考え方なのではないか、物質的な事でよりも精神的な事で名を残したがる部分があるのではないか、とはベネディクト女史の説です。
単に列車名で考えれば、日本には四季、気象、習俗、色彩等に、外国語では考えられない程語彙が豊富なので、優等列車が少ない時代には列車名に困ることは無かったでしょう、が、こうも列車が増えるとどうも、ね。
昭和海軍の軍艦の名称と列車の名称を対比して考えた事があるのですが、大きな艦船の名前程列車名にするとチャチな物に思えてしまう面白さがあります。
戦艦:旧国名 巡洋戦艦・一等巡洋艦:山 二等巡洋艦:川 駆逐艦:自然現象 航空母艦:鳥類に関する語句
こう考えると、旧国名を冠した列車は1ランク落ちる、どうもキハ55や475系の匂いがする(「やまと」や「加賀」、急行時代の「しなの」)。自然現象に拠る駆逐艦名は割りに立派な列車が多く思える。
架空ブルートレインを考えている方は駆逐艦の名前から取ってみては如何?
2008年04月14日 (月) 05時44分
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From:chaz@北武急行
無学斉さんどうも。 兵隊の位で言うと・・・じゃなくって,偉い軍艦ほど列車名には格が下がるてのは,地名だとローカルなイメージになるから,ってのもあるんでしょうね。 大和・敷島・扶桑なんてのは日本全体のことも指すとはいえ,それはそれでとらえどころが無くなるのかもしれません。でもそれなら「富士」はどうなんだ?ってのもあるんですが。 ベ女史というと「菊と刀」でしょうかね(読んだこと無いんだ,これが)その考えには全く賛成ですが,加えて,伝統とか習慣の影響もあるだろうなと言うのをもう一度主張させていただきます(w
空港名ですが・・・坂本龍馬空港ってのはなかったでしたっけ? 田中角栄は犯罪者になってしまったのでさすがにあれですが,(アメリカでも「ニクソン」は軍艦の名前なんかにもなっていないっぽいですね)政治がらみでない「偉人」ならありかも,とは思います。違和感ありありですが,そのうち慣れるかな。 建築だと,安田講堂・大隈講堂・人見記念講堂・東郷記念館・岸記念体育館・ナントカ記念病院なんてのはたくさんあります。「記念」が付くと特に抵抗感がないようですが,特急「小泉記念」とかだと競馬みたいだしねえ。 なんかすっかり馬鹿話になってしまいました。
2008
2008年04月14日 (月) 21時44分
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From:ガトラー@最近更新が滞りがち
皆さん盛り上がっておりますね。 確かに日本の中で、人名からとった列車名とかってかなり難しいものがあるようですが、ガトラーが知ってるのだとJR東日本のジョイフルトレインに「Kenji」というのがあります。名前の由来はかの宮沢賢治だとか。
あと、JR九州にはかつて「シーボルト」という特急が走っていましたよぅ。
まぁ、ただ単純に列車名とか愛称ってのは「しっくりくるか」「覚えやすいか」「言いやすいか」というので決めてると思うのですが、そう考えてみれば列車名をつけた人たちってかなり偉大だなと思うのですよ。
ちなみに現在私が構想中の仙台鉄道の特急には「まさむね」という名前があります。由来は…って、言わなくてもわかるかw
>大和・敷島・扶桑なんてのは日本全体のことも指す じゃぁ「三菱ふそうトラック・バス」なんてたいした社名じゃないかw
2008年04月16日 (水) 00時42分
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From:chaz@北武急行
From:chaz@北武急行 >>大和・敷島・扶桑なんてのは日本全体のことも指す >じゃぁ「三菱ふそうトラック・バス」なんてたいした >社名じゃないかw
そうなんですよね。自動車の名前で,日本語起源でカタカナで書かないってのがあったのをを忘れてましたよ。 「ふそう」は今でこそ社名になってますが,もともとは車名・・・というかブランドですね(富士重工の「スバル」みたいなもんかな) 財閥解体で三菱重工が3分割されたときに,新三菱か中日本かどっちかのブランドとして付けられたんだったと思います。その後の重工統合→自工分離をくぐり抜けて残って来たわけですね。 トラックだと昔「アキツ号」なんてのもあった気がします。「秋津島」てのも日本を指すから(でもただの秋津だとトンボですね)でかい名前だ。 「豊葦原瑞穂の国」なんてのは長すぎてなんかの愛称にはならないですね。
2008年04月29日 (火) 12時18分
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