北海道マンション管理問題支援ネット
マンション管理に関する相談、質問、情報交換に利用して下さい。
営業、誹謗中傷及び管理者が不適切と判断した投稿は、予告無く削除させていただく場合があります。
HP管理員 2010年04月04日 (日) 10時05分 No.1346
RE;区分所有者名簿について
>名簿は管理事務室において管理会社が保管し、役員が名簿利用の際は理事会の承認を得ること
標準管理規約では、下記のようになっています。
(帳票類の作成、保管)
第64条 理事長は、会計帳簿、什器備品台帳、組合員名簿及びその他の帳票類を作成して保管し、組合員又は利害関係人の理由を付した書面による請求があったときは、これらを閲覧させなければならない。この場合において、閲覧につき、相当の日時、場所等を指定することができる。
古いマンションの場合は、標準とは違った規約かもしれませんが、これと似たような表現になっていませんか
そうであれば、規約に反した理事会議事録が配付されていることになります
>こういう管理会社の姿勢・体制は通常でしょうか
この場合、管理会社は理事会の指示により行動しているだけのように思われますので、問題があるとしたら、理事会ではないでしょうか
もっとも、理事会に管理会社の社員が出席していたとしたら、的確なアドバイスがなされていなかったという範囲で問題はあるでしょうが、根本問題は理事会のように思われます
理事会の刷新が必要に思われます
sugana 2010年04月04日 (日) 13時18分 No.1347
一度マンションネットにお出で頂けますか
文章から判断すれば、「管理委託契約に関する議案」に対して快く思わない管理会社が画策したのではないかと、推定します。
また、総会に提案する議案は理事会で審議して決定するという大原則があり、もし、理事会で議案として決定していなければ、総会に提案することもできません。
しかし、区分所有法に基づく五分の一条項の場合は「組合員の直接請求」ですから、その必要はありません。
とにかく、適正な管理組合の運営をおこなうために、直接お話を伺いまして助言したく思います。
相談・支援には一切料金はかかりません。気安くおいでください。
マンションネット事務局
Aa~ 2010年04月04日 (日) 22時51分 No.1348
RE:区分所有者名簿について
HP管理員さま、sugana様 ご解答ありがとうございます
標準管理規約第64条は大変有効で説得性ありですので、次回の理事会で提議したく思います
当マンションにおいての理事会は管理会社にゆだね会社社員が同席しており役員の発言・意見に必ず管理会社が関与してきます
suganaさまのお察しのとうりの問題を抱えております
このたびは、理事長の決断ある行動でしたが、古参の役員と管理会社の動きで「流会」せざるをえない出来事となりました
当管理組合運営を立て直す為の様々な努力をしております
遠方にて貴NPOに参れないのが無念・残念でなりません
ここで具体的で貴重な情報を得ることができ、改善の方向に向けて指針を頂いております ありがとうございました
お邪魔虫 2010年04月05日 (月) 10時54分 No.1349
RE;区分所有者名簿について
>理事会において承認され理事長が総会招集を行いました。
・理事会承認は理事会で決議されたとのことではないでしょうか。
・また、議事録作成は管理規約で規定されています。
したがって、議事録を作成し出席理事により議事録署名がされたのではないのでしょうか。
>しかし、理事会での決議がないと他の役員の「総会は流会」という理事長印が押された文書が各区分所有者に速達され、結果、流会で終わりました。
・他の役員が理事会決議がされていないと主張する根拠はないかと思います。
・問題は理事長以外の役員が勝手に【総会は流会】の文書作成し理事長印を押印し区分所有者に文書を通知したことに問題があるかと思います。したがって、日常的に理事長以外の誰かが理事長印を保管しているように見受けられます。
理事長は管理組合の責任者として、理事長印を保管することが基本と考えます。
>その後に理事長職辞任表明という議事録と共に上記の文書がありました。
理事長は表明ではなく、役員から辞任するよう要請されています。
言いたいことは、理事長が各区分所有者に「臨時総会」文書を出したことにより、上記の議事録文書であるということです。
・理事長辞任表明内容の議事録内容とのことですが、理事長はこのことについて理事会を開催した事実はあるのでしょうか。
・もし、理事会の開催もなく、このような虚偽の議事録及び文書が作成され、区分所有者に配布されたとしたら、区分所有者法第71条の罰則規定に抵触する事件ではないでしょうか。
(追伸)
理事長印は日常的に誰が保管しているのでしょうか。?
理事長印は理事長が責任を持って保管することが基本と考えます。(ただし、管理組合預金通帳は、他の者が保管する。)
そうでなければ、あらゆる不正で、いとも簡単に理事長印が押印され、悪用される恐れが十分あります。特に、管理費等の不正流用は簡単に実行できる環境下にあるかと懸念いたします。
Aa~ 2010年04月06日 (火) 00時56分 No.1354
RE:区分所有者名簿について
お邪魔虫さま
まことにご指摘のとうりの問題がございます 順番には言えないですが、
☆議事録が問題でした
議事録に「管理会社変更」の理事会決議が「理事長の臨時総会を行うとの発言があった」との文書であり、理事長が書き直すよう求めても応じないため、署名捺印できないと突き返し、でした
ここの組合の議事録は管理会社が作成しております
自分達で議事録作成すべきと助言があり、その箇所を書きなおし、役員達の署名・印鑑を求めましたが、3時間に及ぶ、拘束・拘禁状態の中で、役員の印鑑はもらえず、臨時総会時間間際でしたので、そのまま、総会となりました
管理会社変更の理事会に出席していました私は総会決議と認識し、管理会社の発言やりとりもあり、決議されたことだと思っていました
私は理事長の依頼でオブザーバー出席、
3年前に役員をやり、管理会社変更に奮闘しましたが
それも形はかえどもすさまじい攻撃を受け、退任でした
☆理事長印についてですが、理事長は理事1年、2年目に理事長となり、その引き継ぎがきちんと行われておらず、理事長印があることを知らずでした
理事長印は監査役監事の役員が持っていました
その監事は公認会計士であり、誰もが信頼しているであろう人物です
しかし、この数十年の監査役員であり、果たして・・大変な疑問ぶちあたりかも知れません
☆理事長解任の議事録がいずれ配布されます
しかし、強制的に呼び出され辞任勧告を受けたわけです
お邪魔虫さま
ありがとうございます
詳細はこの掲示板では書ききれないことでございまして、
当管理組合運営は、当地域のマンション管理センター、高層住宅管理業協会他、相談させて頂き、国土交通省にも出向き、一般市民ながらの知恵をどうにか踏ん張り続けています
どこに相談しても、前代未聞とか、腐りきった病だとか言われています
弁護士に相談しなさいと言われていますが、
そんなことでは解決できないところです
ひとりでも多くの方に現状を知って頂く手だてを思案しています
前進あるかないかにかけております
詳細書けず申し訳ありません
私の地域には信頼できる専門家はいません
それで、本題はおいておいて少しずつながらの投稿でした
尚、国土交通省(地方整備局)も動いて勧告?して下さっております
お邪魔虫さまのご質問は私も懸念することで、ごもっともだと納得の
ご質問に溜飲下がる思いです
ありがとうございました やるべきことが目前ですので頑張ります
HP管理員 2010年04月05日 (月) 17時20分 No.1351
≪総務省≫
ビル陰やアパート・マンション等における共同受信施設の
地上デジタル放送対応のための助成金のお知らせ
総務省では、ビル陰等の受信障害対策用の共同受信施設(受信障害対策共聴施設)及びアパート等の集合住宅(共同住宅)の地上デジタル放送対応を促進するため、平成21年
度から、デジタル化改修等に関する助成金交付を実施しています。今年度も、引き続き助成金の交付を実施することとなりましたので、お知らせします。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000061296.pdf
HP管理員 2010年04月05日 (月) 17時22分 No.1352
≪デジサポ≫
受信障害対策共聴施設の改修経費に対する助成金のお知らせ
http://www.digisuppo.jp/index.php/infocenter/donation/p/1/
HP管理員 2010年04月03日 (土) 20時23分 No.1342
RE;週刊東洋経済
スペシャルリポート
P.38 ずさんな施工・修繕計画、マンション住民の困惑
購入後に思わぬトラブル続発。分譲会社と裁判で争うケースも。
マンションファンさん 書き込み有難うございます
週刊東洋経済は、チェックしていませんでした
今後もよろしくお願いします
ハラオチ 2010年04月04日 (日) 03時33分 No.1344![]()
東洋経済の記事の中の...
東洋経済の記事中の柿澤未途衆議院議員の質問、これですね。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx?deli_id=40283&media_type=wb&lang=j&spkid=20027&time=02:42:55.6
国交省ってどうせマンション建てる業者の味方かと思ってたのですが、
長安政務官がマンション管理適正化法の趣旨を「居住者の方の権利を守るための法律」と明言してますね。
前原大臣が「資料をいただければ適切な対応を取る」と言っているので、国交省の調査が進められて長期修繕計画の低額提示が改善されることを期待したいですね。
ハラオチ 2010年04月04日 (日) 03時39分 No.1345![]()
![]()
アドレス間違ってました。これですね。
http://www.shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx?deli_id=40195&media_type=wb&lang=j&spkid=20027&time=01:13:49.3
HP管理員 2010年04月02日 (金) 20時45分 No.1340
![]()
>ある管理組合の理事長は、こともあろうに「この協定を結んでいる業者さんに直接連絡して、マンションネットの納入している同じ価格で直接取引したい」申し込んだようです。
これ自体は、交渉事ですから、悪くはないです
ある意味、交渉力のある理事長さんかもしれません
>業者さんも当事務局も、善意を否定された気持ちになったことは否めません。
確かに この気持ちは理解できます
このような方があらわれるのも、世間と割りきりが必要かも
HP管理員 2010年03月23日 (火) 06時00分 No.1338
訂正と疑問
>契約期間中に契約を解除する場合は、標準管理規約では、「(解約の申入れ)第19条 前条の規定にかかわらず、甲及び乙は、その相手方に対し、少なくとも3ヶ月前に書面で解約の申入れを行うことにより、本契約を終了させる事ができる。」
× 標準管理規約では、
〇 管理委託契約では、
>この4月1日からの新たな管理委託契約は、契約当事者である管理組合の総会を開催して契約案件を議決しなければ、管理委託契約違反となります。
意味が理解し難いです
「管理委託契約違反」というのは、善管注意義務違反という意味でしょうか
HP管理員 2010年03月20日 (土) 20時01分 No.1332
≪毎日JP≫
着服:業者の元契約社員、マンション管理費を 刑事告発へ /大阪
国土交通省近畿地方整備局は19日、大阪市淀川区のマンション管理人が管理費約1000万円を着服したとして、管理人が所属する「大阪ガスコミュニティライフ」(同市中央区)に再発防止を指示した。横領したとみられるのは元契約社員の男性(70)=懲戒解雇=で、同社は刑事告発する方針。
同社などによると、男性は03年7月~09年11月、マンション管理組合の口座などから管理費約1000万円を着服した疑いがある。男性は「生活に困ってやった」と認めているという。
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20100320ddlk27040395000c.html
HP管理員 2010年03月20日 (土) 20時03分 No.1333
≪スポニチ≫
マンション70歳管理人が1千万円着服
大阪市淀川区の2つのマンションを担当していた管理人(70)が、2003年7月から09年11月までに、管理組合の口座から引き出すなどして約1000万円を着服していたことが19日、国土交通省近畿地方整備局への取材で分かった。近畿地方整備局は同日、マンション管理適正化法に基づき管理会社の大阪ガスコミュニティライフ(大阪市)を監督処分にした。
同社は管理人を懲戒解雇しており、刑事告発する方針。
また、双日総合管理(東京都港区)が管理する京都府、大阪府、兵庫県の計4つのマンションで07~09年、社員と管理人が共用施設使用料など計約35万円を着服。同整備局は双日総合管理も監督処分とした。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2010/03/20/06.html
HP管理員 2010年03月17日 (水) 16時50分 No.1329
≪東急コミュニティー≫
この度、誠に遺憾ながら、弊社が管理受託させていただいております13の分譲マンション管理組合様におきまして、弊社社員が、管理組合様の小口現金収入等の金銭を着服、管理組合会計報告書の改ざんをしていたという不祥事件が社内業務監査により発覚いたしました。お客様ならびに関係者各位の信頼を損なう結果となりましたことを、深くお詫び申し上げます。
弊社は、事件発覚後速やかに、該当する管理組合様を訪問し、ご報告とお詫び、損害の補填をさせていただくとともに、所管監督官庁に報告いたしました。 現在、出納会計業務を受託している全ての管理組合様の金銭処理について調査を実施中でございます。3月中には調査を終了し、結果を全管理組合様にご報告してまいります。また、所管監督官庁に当該結果を報告のうえ、指導を仰いでまいります。
今回の不祥事件の責任を明確にするために、当該対象の社員はもとより、関係役職員につきましても厳正に処分を行います。
弊社は、今回の事態を重く受け止め、より一層の内部管理体制やコンプライアンスの強化を図るとともに再発防止に向けた対策を講じ、お客様の信頼回復に向け、全社一丸となりまして取組んでまいります。
事件の概要につきましては下記のとおりでございます。
記
1月下旬より2月中旬にかけ、社内業務監査におきまして管理事務所で収受した現金が入金処理されていないことが、首都圏管轄の複数のマンションで明らかとなり、担当者3名による着服・私的流用が発覚いたしました。被害対象の管理組合様は13管理組合、被害総額は約360万円でございます。全件とも管理事務所での金銭管理は適正に行われておりましたものの、管理組合様の口座への入金処理の段階で、社員が着服しておりました。また着服を隠すために管理組合様への会計報告書を改ざんし、報告していたものが1件ございました。全件とも社内確認が不徹底であったと認識しております。
http://www.tokyu-com.co.jp/company/pdf/business/220315.pdf
sugana 2010年03月07日 (日) 12時17分 No.1323
長期優良住宅先導事業
http://www.kenken.go.jp/chouki/pdf/H22.1boshyuyouryou.pdf
HP管理員 2010年03月01日 (月) 16時38分 No.1317
≪ダイヤモンド・オンライン≫
管理会社を途中で変更?独立系マンション管理会社の台頭
分譲マンションでは管理組合が存在し、基本的に全住民はその一員となる。そして、組合員の総意で特定のマンション管理会社に管理費を支払い、管理を委託する。また、共用部(外壁・廊下・エントランスなど住民全員で使う部位、共有資産という扱い)における将来の修繕費用のため、予め積み立てておく修繕積立金を管理組合が集め、それを実際に管理しているのもマンション管理会社だ。
新築物件として発売されたマンションを購入するとき、マンション管理会社を選ぶことは事実上不可能だ。予め指定された(主に、ディベロッパーの系列会社、関係会社)会社が購入したマンションを管理することになる。そして、その管理会社が半永久的にそのマンションを管理するということが一般的だと思われてきた。
しかし、世紀を越えた2001年ころから、変化が訪れた。マンション管理会社を変更するマンション管理組合が増え始めたのだ。管理組合の規約にもよるが、大雑把に述べると組合員の2/3以上の賛成があればマション管理会社を変更することが出来る。それまで、マンションディベロッパー系列の管理会社が、親会社の建てたマンションを管理するという構図が崩れ、いわゆる独立系マンション管理会社が台頭してきたのである。
これらの企業は、マンション組合に対して積極的な営業を行い、管理業務を変更受注した。この業界内で言う“リプレース営業”が現在益々さかんな状況になっている。
年々増える修繕積立金!支払い不能になると資産価値下落も
マンション管理の業務は主に清掃・警備・維持管理などである。通常のこうした業務の委託費用は、10000円~13000円/月 程度が一般的だ。そして、修繕積立金は新築入居時に一時金を納めた後、修繕積立金を11000円~15000円/月 程度 払い続ける。しかし、最近ではマンション販売時に月々支払う総額(これらの費用+住宅ローン)を落とすために、修繕積立金を低く設定する場合が多く見られる。マンションディベロッパーが管理会社に働きかけ、(マンション管理会社は受け入れたくないのだが)、管理会社はその言いなりとなり、受け入れているようだ。
http://diamond.jp/series/funai/10009/?page=2
HP管理員 2010年03月01日 (月) 16時40分 No.1318
≪ダイヤモンド・オンライン≫
最近見た例では、初年度~5年間は8000円/月 に設定し、その後5年ごとに見直し、最終的に2.5万円となる設定だった。つまり、最終的には初年度の3倍以上の修繕積立金になるのだ。こうしたことはパンフレットなどには謳われておらず、営業マンに聞いて初めてわかったことだ。これでは、住宅ローンをギリギリで組んだ住人は、支払い不能に陥る可能性もある。注意して購入しなければならない。
実際に、修繕積立金を支払えなくなる方も少なくない。修繕積立金の値上がりと住宅ローン段階的な金利アップが重なると、特に厳しくなるのだ。1つのマンションでこうした住人が10%を越えると、築10年くらい経てば定期的に発生する修繕費用の捻出が厳しくなる。
このような状況に陥ると、マンションの資産価値は一気に下がるので要注意だ。
とはいうものの、実際は、自らの所有するマンションの管理会社についてあまり気にしたことがない方が多いのではないだろうか。また、マンション管理会社の活動状況がわかる管理組合総会に出席したことがない世帯主の方も多いのではないか。これからは、今よりも少し意識をしていただきたいところだ。
収益の確実性の高い マンション管理ビジネスの今後
さて、最後にマンション管理市場について、さらに業界についてのこれからを予測してみたい。この予測は業界関係者だけでなく、分譲マンションを購入し、そこに住む人々にも、役に立つはずだ。
【絶対的な成長分野である分譲マンション管理ビジネス】
船井総合研究所リアルエステートビジネスチームでは、分譲マンション管理市場の市場規模を約4300億円と予測している(2008年度分)。マンション管理市場は新規供給戸数によりその成長は左右されるが、ストックビジネスの性質上、堅調に上昇を続ける。また、古いマンションで時折見かけられた自主管理物件が委託管理物件に移行していること、ハイグレードサービスを付加することによる単価アップなどもあり、市場規模はさらに拡大し続けるだろう。
【M&A市場のスターであるマンション管理会社】
分譲マンション管理会社は、その管理戸数がある一定数を越えると、確実な収益が見込める。住宅・不動産関連分野は、収益性に波があるビジネスが多いが、マンション管理事業収益の確実性は群を抜いている。そのため、常にM&A市場において常に買い手が売り手を捜している状況だ。
http://diamond.jp/series/funai/10009/?page=3
HP管理員 2010年03月01日 (月) 16時45分 No.1319
≪ダイヤモンド・オンライン≫
私の元にも、多くの企業からマンション管理会社を“買いたい”という相談が来る。まさにスター的な存在である。
では、実際に近年の分譲マンション会社のM&A事例を掲載する。
単純計算で1戸あたり7~9万円が相場のようだ。親会社であるディベロッパーの経営状況が行き詰ることで譲渡された企業、そして単独で収益が上がりにくい管理数3000戸の企業が多い。
次にマンション管理会社のシェアの変化であるが、上位50社のシェアは1995年から2008年に5%以上増え、63%にものぼる。
しかし、ある信託銀行のM&A担当者は、「ここにきて、大手も資金的余裕がなくなり、買い意識は減ってきているのではないか」と語る。
しかし、まだまだM&Aのスター的存在であることはまちがいない。
≪詳細データを下記からダウンロードできます。(REB Monthly Report 2月データ)http://www.f-reb.net/rebreport/index.html≫
このように、マンションディベロッパー業界の寡占化・再編などに加え、業界内の競争激化、マンション組合からの値下げ圧力を“規模の経済性”での合理化の追求、顧客の大手思考、そしてM&A、これらのことからますます寡占化が進むことだろう。
最後に、分譲マンション住人のマンション管理会社への視線がますます厳しくなることも付け加えておきたい。
http://diamond.jp/series/funai/10009/?page=4