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HP管理員 2009年12月30日 (水) 15時00分 No.1264
≪YOMIURI ONLINE≫
宝塚の半壊マンション再建 困難乗り越えお披露目
阪神大震災で全半壊した県内172件の分譲マンションのうち、建て替えが進んでいた宝塚市の「宝塚第3コーポラス」の工事がほぼ終わり、29日、元住民を対象に棟内などのお披露目会が開かれた。建て替え決議の有効性を巡る訴訟など様々な問題を乗り越えてきただけに、管理組合の理事長として再建の先頭に立った会社員山口正治さん(50)は「これまでの経験は、困難に負けない忍耐や、何事にも立ち向かう知恵を与えてくれた。多くの方々の希望や思いが私の背中を押してくれた」と振り返った。
旧マンション(131戸)は1974年に建設されたが、震災で半壊。建て替えか補修かで住民の意見が分かれ、話し合いの結果、97年11月、区分所有法に基づく建て替えを決議した。当時は大半が再入居を希望していたが、決議を巡り訴訟に発展。「決議は有効」とする2審判決が確定したのは2004年4月だった。
その後、地価下落の影響で再建計画が見直され、07年7月に建て替えが再決議された。この間、多くの住民が再入居を断念し、移り住むのは1家族3人だけとなった。
新しいマンション名は「アクシアス宝塚小林」で、来年3月から分譲が始まる。集会室で開かれた会には同組合の役員ら計約30人が参加した。
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20091230-OYO1T00239.htm?from=top