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震災15年 再建マンション最後の1棟完成…再入居は1家族 HP管理員 2009年12月03日 (木) 16時47分 No.1243

icon ≪YOMIURI ONLINE≫

 阪神大震災で全半壊した兵庫県内172件の分譲マンションのうち、再建を選んだ最後の1棟が今月下旬、完成する。建て替えか補修かで住民の意見が割れ、地価下落に伴って計画見直しも迫られた結果、15年もの歳月が流れた。当初あった131戸の住人の大半は完成を待ちきれず、再入居するのは1家族だけだ。

 1974年に建った、宝塚市の「宝塚第3コーポラス」(5階建て)。95年1月の震災では、壁や骨組みに亀裂が入り、半壊と判定された。震災から半年後に管理組合が発足。当時35歳で理事長を引き受けた会社員山口正治さん(50)は、「人のために役立てることは一生で1回ぐらい。一緒にやり遂げよう」と、他の役員らに呼びかけた。

 住民の多くは建て替えを希望した。ただ、高齢者の中には「ローンが組めない。再建しても戻れない」という声もあった。議論の末、97年11月、区分所有法に基づく建て替えを決議。このときに意向を聞くと、大半が再入居を希望した。

 しかし、建て替えに強く反対した一部住民が決議無効を求めて提訴し、再建が遠のいた。入居希望者は、1審が訴えを棄却した2001年11月には全体の約7割に、「決議は有効」とする2審判決が確定した04年4月には約2割にと、どんどん減った。月日がたち、子供が独立するなど、多くの家族の生活が変わっていた。山口さんも、同県三木市に転居した。

 その後も、地価下落の影響で再建計画を見直さざるをえなくなり、07年7月、ようやく建て替えが再決議された。新マンションの総事業費は約17億円で5階建てだが、戸数は73。引き渡しは来年3月末で、旧マンションから移り住むのは、村山勝代さん(71)の家族3人だけだ。

 村山さんは「ここを離れたくない」と、近くの賃貸マンションで待ち続けた。ようやく〈わが家〉に帰ることになり、「山口さんは本当によく頑張ってくださった。本当に戻れるなんて」と、転居後も理事長を務めた山口さんに感謝した。

 今秋、山口さんは胃の悪性腫瘍(しゅよう)の手術を受けた。間もなく震災から15年が巡るのを前に膨大な再建の資料を片づけながら、「再建が成り、自分の役目も終わるのか」と考えたり、「これから家族と自分自身のために生きる」と思い直したりしている。

 山口さんは、完成間近の棟内を村山さんと一緒に見学し、「嫌な思いもあったが、それは墓場まで持って行く。違う立場の人の話を聞くことから始まる再建の経験は、人生の糧となりました」と話した。

全半壊172件、109件で建て替え

 兵庫県によると、震災で全半壊した172件の分譲マンションのうち、6件は解体されてなくなり、57件は補修で対応した。残る109件が建て替えとなり、旧「宝塚第3コーポラス」以外はすべて完成した。兵庫県弁護士会によると、被災地のマンションで建て替えか補修かで意見が割れて訴訟になったのは、少なくともほかに3件。マンション建て替え円滑化法が02年にでき、建て替え組合が、反対住民に時価で区分所有権を売るよう、請求できることになった。阪神大震災で同法の適用を受けたのは、同コーポラスだけだった。

http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20091203-OYO1T00711.htm?from=top





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