色弱者のつぶやき (1)
私は色弱、現代表現でいうところの 色覚異常者 である。
E社製のプリンター(パソコンに接続して印刷する機械)を購入した。 操作方法が分からないのでサポートセンターに電話した。 ランプの色がオレンジとかミドリとか言われてもこっちはよく分からない。 正常者にはなんのことはない些細なことなんだろうけど、こういった微妙な色分けは区別がつかないので困ってしまう。 考えてわかるもんじゃないからタチが悪い。
いま使っているS社製の空気清浄器はブルーランプで表示してある。 こういう配慮はほんとにありがたい。
E社のサポートの方(女性)は「こんなことは初めて聞きました」「貴重なご意見として伺っておきます」と恐縮されていた。
へぇー「初めて聞いたの !?」 色覚異常者は、日本人の男性で5%、つまり 20人に一人いるという。 相当な数だ。
車いす使用者対策としていまバリアフリーが広がっている。 車いす使用者は全国に何人おられるか統計がないそうだが、肢体不自由者は 176 万人(2006年、平成18年、情報バリアフリーのための情報提供サイト)だそうだ。 色覚異常者の数は1億2000万÷2(男)×0.05=300万人 ということになる。
世間も色覚異常者の声を聞いてほしいと思ったことだった。
No.22 京都ドンまい 2016年03月16日 (水) 23時06分 (58.190.13.108)
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