胃ジストで先月手術を行い、高リスクと判定されました。グリベックを一日4錠で20日間位飲みはじめたところです。最近、口の中が常に苦みを感じるようになり、食事も美味しく感じられなくなってしまいました。薬の副作用だと思われますが何か対策などはありますでしょうか?この状態で3年間飲み続けるとなると辛いです。
redさん毎食のことだけに今の味覚障害はお辛いですよね。身体がお薬に慣れるまでの一時的なものだったらいいのですが、それまではどうぞこちらのページをご参考にしてみてください。https://survivorship.jp/meal/vol2/shojo/shojo03_01.html特に栄養士さんからのアドバイスがとても丁寧でわかりやすいです。レシピも見られるアプリもあるようです。*イマチニブ(グリベック)は浮腫みが出やすく、そのため減塩が推奨されていますので、それ以外のところで試してみてください。
私も、胃GISTで長年グリベックを服用中です。初味覚障害の時は、夫婦喧嘩しました。診察に行き具体的な症状を話して、採血で亜鉛の数値を測定してもらいました。薬を処方してもらい現在も、服用しています。
Redさん、もう20年ほど前ですが、私も味覚異常を感じ、グリベック服用2ケ月後ほどで水がメタリックに感じ、ひどい体験をしました。その後調べカフェインを絶ち、副作用緩和体験をしています。以下は2017年にG.netにポストしたものを、ここでは画像添付ができないので編集したものです。カフェインの摂取は緑茶からコーヒー、さらにコーラなど一般的な食習慣です。調べてその摂取量が以外に多いことに驚いています。カフェイン含有量表を見て下さい。https://mokshajapan.jp/?mode=grp&gid=2530672コーヒも煎れ方により随分と1カップのカフェイン含有量の幅が広いです。緑茶を摂氏80度以下の湯で入れるとカフェインがでなく、エピガロカテキンが良く出て抗癌効果がリポートされていますが、スーテントはエピガロカテキンで薬効果がダメになるとリポートを読んでいます。薬の大半、特に抗癌剤はシトクロムP450系のエンザイムで肝臓で代謝されると読みました。シトクロムP450系のエンザイムは多くの種類があるようです。グリベック、スーテント、スチーバーガもシトクロムP450系のエンザイム、特にCYP3A4が立ち会い、代謝されています。カフェインも同じシトクロムP450系のエンザイムにより肝臓で代謝されます。主にCYP1A2で代謝されると書かれていますが、GIST抗癌剤と同じCYP3A4でも代謝されます。じゃどれほどGIST抗癌剤とカフェインがこれらエンザイムの取り合い競争をするか?と疑問をもちちょっと簡単な計算をExcelでしました。基本情報は薬会社のものです。カフェインの情報はWikipediaからです。主な計算は毎日のGIST抗癌剤に比べてカフェインの分子数値は如何に?です。これは毎日服用量(mg)を薬のモル質量(g/mol)で割ると薬の分子数 (mmole) が出てきます。その結果は驚く数値です。一日ドリップコーヒー2杯でカフェインの分子数がグリベック薬400rの分子数の2.2倍になります!スーテント50r服用はカフェイン分子数がスーテント分子数の11.9倍になります! スチバーガ160r服用ではカフェイン分子数がスチバーガ分子数の4.5倍になります! Wikiの説明によると、シトクロムP450系エンザイムの薬などの代謝経過は6ステップあり時間がかかりそうです。またそれらエンザイムの存在は限定されていて瞬時には産生できないようです。薬とカフェインを同時に服用すると限定されたエンザイムの取り合い競争になるでしょう。カフェイン分子は小さく、動きが速いですから、エンザイム取り合い競争に勝ち、速くエンザイムと合体し、抗癌剤の代謝は遅れ、抗癌剤の蓄積に繋がり、副作用が酷くなるでしょう。コーヒー、お茶、コーラらを無意識に飲んでいるかも知れませんがこれらのカフェイン含有量は思ったより多く、小さな分子なのでその分子数は多く、敏捷でシトクロムP450系エンザイムと合体し、予想したよりGIST抗癌剤代謝の邪魔し、血中濃度を上げるのではとこの計算で確認しました。副作用の強い人ら、特にスーテント服用者はカフェイン摂取に気をつけて下さい。 それにスーテントは緑茶のエピガロカテイキンと結合し、薬効果が顕著に下がる可能性があるようです。今でも私は緑茶は白湯でいれています。非常につらいと思いますが、カフェインを絶ってみてください。
追加です。「ノバルティスのグリベックについて回答」のサイト:Novartis Answers About Gleevechttps://www.gistsupport.org/treatments/gleevec/imatinib-gleevec-basics/gleevec-questions/にカフェインにつきこの様に書かれています。Google翻訳です。「グリベックとカフェインの間の薬物動態学的相互作用を具体的に評価するための正式な研究は行われていません。 ただし、カフェインの 8 位水酸化が主に CYP450 アイソザイム 3A4 によって触媒されるという潜在的な相互作用が存在する可能性があります。CYP450 アイソザイム 3A4 は、グリベックによって阻害される可能性があります。 したがって、同時投与はカフェインの血漿濃度の増加につながる可能性があります。」
とても参考になるサイトのご紹介ありがとうございました。色々な対策も書かれており参考に致します。一時的なものであれば一番よいのですが少しでも軽減出来るように試してみます。
先日の外来時、薬を始めるに当たって味覚障害のことは先生はおっしゃっていなくて、ネットで確認したらきちんと書かれておりました。次回の外来に細かく説明できる用にしたいと思います。亜鉛の数値の測定もしたいと思います。ありがとうございました。
Sunny北加さん。とても有益な情報を有難うございます。コヒー、緑茶を日々飲んでいる自分にとっては辛いですが味覚障害を軽減できるなら我慢できそうです。早速実践してみます。ありがとうございました。