胃原発のGISTで胃の内側と外側にGISTがある状態です。PET-CTについて教えて下さい。(1)PET-CTは胃がんに不向きだと記載されてるのをサイトでよく見かけるのですが、胃GISTの検査でPET-CTやって意味あるんでしょうか。(2)CTの撮影範囲はどこからどこまでなんでしょうか。頭部も入りますか。 PETが全身なのでCTもついでに全身やりたいというのが私の気持ちなのですが、患者の希望は聞き入れて貰えるものでしょうか。(3)PET-CTでGISTが何センチかという大きさは分かりますか。胃の内側にどれくらいのGISTがあり、外側にはどれくらいで、どの周辺臓器に癒着している、といったことは分かるものですか。(4)病院によっては2回撮影(60分後と120分後)するみたいですが、私が受ける病院の説明では撮影は60分後の一回な感じでした。一回でちゃんとGISTはうつるんでしょうか。(5)PET-CTで体調悪くなりますか。また、疲れるとかありますか。 (6)浸潤具合は分かりますか。たくさん質問してしまいましたが、よろしくお願いします。
あくまでも私の経験からです。平成20年に吐血し緊急手術、胃GISTとわかり、1ヶ月後からグリベック服用開始。1年間服用し副作用が強く休薬。半年ごとに、CT撮影。1年後に胃に再発その時に、PET-CT撮影しました。震災後の計画停電で病院に着いても、停電中なので待つ時間が長かったです。(1)全身PET-CTだったので、右耳下腺腫瘍も光りました。(2)全身だったので、耳鼻咽喉科にも、早めに紹介してもらえました。(5)具合は、悪くなかったですが、待ち時間が長くてお腹がすきました。耳下腺腫瘍は、GISTには、関係なく、マスク生活になった時に手術しました。掛かりつけ病院ではなくて、違う病院でのPET-CTだったので、詳しく(3)(4)(6)は、よくわかりません。主治医に、メモ書きをして聞いてみてください。
子羊さんGISTについては説明を受けたと思いますが、胃の内側と外側にGISTがある状態というのは、複数の腫瘍があるという意味でしょうか?それとも壁内発育型で、腫瘍は一つですが内側からも外側からも確認できる、という事なのでしょうか?https://www.hama-surg2.jp/treatment/md12/index.htmlこの解釈を間違えると、余計な心配事まで増えてしまいます。ここはきちんと確認して理解しておいた方が良いと思います。GIST患者さんは胃や小腸などの部位に関わらず、多くの方がPET-CT検査を受けているという実績がありますので、有用であることには違いないと思います。そして、PETもCTもそれだけですべてが分かるものではなく、他の検査結果と合わせて総合的に判断すためのもの、その中の一つですので、なぜその検査をするのか?何を調べているのか?精度はどうなのか?はぜひ担当の先生にお聞きください。PETやCTでは浸潤しているか、癒着しているか、まではわかりません。私も聞いてみましたが、医師にはそれはお腹を開けてみないと分からない、と言われました。造影剤で気分が悪くなることがあります。事前にどのような症状が出るか説明があるはずです。診断を受けて間もないのかなと感じましたが、まずは病状をきちんと知る事から始めないと、その後の治療とそのための検査の意味もきちんと理解できずに、グズグズと悩んでしまいます。まずは担当の医師から今の病状と今後の治療方針について、しっかりと説明を受けることが大切だと思います。
早速のお返事ありがとうございます。 PET-CTしたおかげで右耳下腺腫瘍が見つかったのですね。良かったです。私は今まで造影CTしかしてないので、もしかすると、胃GIST以外のものが見つかるかもしれません。PET-CTやっといた方がいいと、ナースさんの体験をお聞きして思いました。
お返事ありがとうございます。リンクは大変勉強になりました。先生からは“大きいGISTの固まりがある”と聞いただけで複数あるかは不明です。今度、先生に聞いてみようと思います。リンクの説明からすると、開腹か腹腔鏡で超音波内視鏡使えば浸潤しているか分かりそうですね。周りの臓器に癒着してるだけならGISTだけそっと剥がせる。この解釈で合ってますか?
大きな塊がどれくらいの大きさか分かりませんが、胃に出来ているという事であれば、超音波内視鏡下での針生検なども実施するのではないかと思います。それにより腫瘍の性質が色々と分かるでしょう。大きさにもよると思いますが、腫瘍が大きくなって他の臓器と接している場合、癒着があるかどうかは開腹してみないと分かりません。もし癒着があれば、その臓器ごと、もしくは臓器の一部を取ることにはなるでしょう。ただしGISTは肉腫の一種で塊を作るように成長しますので、他のがんのように浸潤や転移はあまりないと聞いています。実際にGISTの手術ではリンパ節郭清はほとんど行いません。リンパ節への転移がまずないからです。これは個人的な意見ですが、GISTの最初の治療で私が大事だと考えている事は、浸潤や転移があったとしても、手術できれいに取り切れるかどうか、そして腫瘍の増殖能がどのくらいあって、再発の可能性がどのくらいあるのか?を正しく知り、適切に術後の補助療法を受ける事、だと思います。大きなかたまりという事ですので、根治までの道のりは長くなると思います。ですが決して不可能な事ではありませんし、ここに来られる多くの患者さんが、ご自身の経験からアドバイスしてくださいます。私の家内も20年、こちらでお世話になっています。一緒に乗り越えていきましょう。
あたたかい励ましのお言葉、ありがとうございます。GISTになってから不安なことばかりです。検査とかで病院に無理して行っていたせいか、腹痛が続いていて、やっと回復してきました。なかなかお返事できなくてすみませんでした。これからも、宜しくお願いします。 間違っていたらすみません、「もし癒着があれば、その臓器… 」の部分、『癒着』→『浸潤』ではありませんか?
私の方もずっと見れていなくてすみません。ご質問に関してですが、私は医師ではありませんので、いい加減な回答になってしまいます。ぜひ担当の先生にご確認ください。ですが、こちらのページを見ていただければわかると思いますが、https://www.product.gan-kisho.novartis.co.jp/glivec/gist/about胃がんや大腸がんは組織を突き抜けるように広がっていきますが、GISTなどの肉腫は塊を作るように大きくなっていくという特徴があります。胃の外側に広がれば他の臓器を押すようになることもあると思いますが、必ずしも浸潤しているという事ではないと思います。図ではGISTが胃の粘膜や外側の漿膜を押し上げてはいますが、粘膜も漿膜も全くの正常です。粘膜から発生して周りに浸潤していく一般的ながんとは違うという事だけは確かです。