gistガイドラインでは、イマチニブ増量(600mg投与)が「イマニチブ(グリベッグ)部分耐性/局所治療に有効」とあり、更には疾患制御率は67%〜78%という文献を見ました。もちろんKIT変異ヵ所のタイプ等により異なるのでしょうが、次の薬に移行する前に、イマチニブ錠100mg「(ファイザー」247.2円錠では2錠として15,000円/月を保険外分として、都合600mg/1日服用することは可能なものでしょうか?私の病状としてではなく、一般常識としての、皆様のご意見をお聞き致したく書き込みました。ちなみに私の場合ですが、グリベックの副作用は、皮膚が少し弱くなったと感じるくらいなものです。また体格は、普通の男性より体躯は大きく感じます。よって同じ血中濃度と考えてた場合、どうなのだろう考え、このような質問させて頂きました次第です。お忙しいところおそれいちますが、アドバイスにより、お助け頂ければ幸いでございます。
わかります。増量についても可能性を考えちゃいますよね。ご承知のようにGISTにはイマチニブ400/dayが日本で保険適応になっています。これを600にすることが適応外になりますので、上乗せとなる200分だけではなく、600まるごとが自費となります。そして処方箋がないと購入することはできませんので、ご自身で薬局でちょっと購入して、というわけにはいかないのです。もしもご検討される際は主治医の先生にじっくりご相談が必要です。
Kim様 ありがとうございます。医師とのアポは2週間後ですので、いろいろ考えてしまいます。・医師との相談如何では600mgは保険対応にならないものなのでしょうか?(慢性骨髄性白血病の方は1日800mg(400mgを1日2回)まで増薬可能なのですね。・手立てとしては、もちろん医師との相談如何ですが、ネットでは個人輸入が可能なようですが、保険適応された400mgに付加して、都合600mg/日の服用は可能なものでしょうか?質問ばかりですみません。
私は家族ですが、その家族のGISTはEXON9でしたので、イマチニブの増量についてセカンドオピニオンでも聞いてみたことがありますが、600〜800mgの高容量イマチニブの処方については、処方もできないし保険適用はGISTでは根拠となるデータがないので無理との事でした。確か西田先生のご講演のビデオの中でもそのように話されていましたし、GIST研究会のサイトにも、臨床試験の結果、日本人では有意差が得られなかったという記載があり、私も諦めた経験があります。セカンド先の医師からの話ですが、国と人種が違うと肝臓での代謝酵素が変わりますし、GISTのように飲み薬を使用する場合は食事や水の違い、消化酵素の違いも関係するので、海外で効果が認められたからから日本でも効果が見込めるという事にはならないそうです。日本で検討されるケースがあるとすれば、スニチニブとレゴラフェニブが体質的に服用できないなどの特殊な場合に限られるようです。
なるほどそういうことなのですね。私はグリベックが5年奏効していたところ、部分耐性GIST(腹膜に1ヵ所1.5p)を切除をしたばかりで少し焦りました。またその他の播種はグリベックで大人しくなっているので、グリベック400mg服用/日は変わらず、となっている状況から、少々不安を感じておりました。素人考えですが、可能な限りグリベッグの血中濃度が上がるよう、運動をして体重を落としたいと思います。また、このへんにつきましても、2週間後の診察のとき、主治医に思いのまま、話をしてみたいと思います。(実は、今般の部分耐性の摘出につきましても、西田先生他、GISTにお詳しい方々からお話を聞き、オペに至ったところでございます。)お返事を賜わり、本当に感謝申し上げます。