グリベックを服用して5年が経ちました。
グリベックに飲み始めて感じた事は、しびれやすくなった事でした。他にも浮腫や発疹、嘔気などの副作用はあったのですが、最近特にしびれが酷いです。
誰か他にもしびれで悩んでいる方はいらっしゃいますか？

ユウトさん、

グリベック服用歴18年に近いシニアーです。
しびれるのは足の裏、手などでしょうか?　私もそれを長年体験しています。でもグリベック服用者には稀なようです。
アメリカで良く知られているMayo Clinicのサイト
https://www.mayoclinic.org/drugs-supplements/imatinib-oral-route/side-effects/drg-20068331
にイマチニブ（グリベック）副作用の一つに
”numbness or tingling in the hands, feet, or lips”
「手、足、または唇のしびれやうずき」と書かれています。

これら症状は手足症候群、peripheral-neuropathy、と呼ばれていますが、これを検索し、イギリスのサイトhttps://www.nhs.uk/conditions/peripheral-neuropathy/
のSymptoms of peripheral neuropathy、手足症候群の症状は次のように書かれています。

末梢神経障害の主な症状は：
•　足や手のしびれやうずき
•　患部の灼熱感、刺し、射撃的な痛み
•　バランスと調整の喪失
•　特に足の筋力低下
これらの症状は通常一定ですが、連続的でない場合があります。

日本サイトの一つです。
１がん薬物療法と末梢神経障害
https://www.scchr.jp/cms/wp-content/uploads/2020/05/8b0c98dc0757c2e345c8f86dd081579c.pdf
−我慢をしないで早期に対処しましょう　ーと。

私のは400�r 服用時は手のひらと足の裏のチクチク痛みでした。また足の裏が寒さ、暑さに敏感で安眠の障害になりQOLが下がりつらいです。200�rに減薬後は手のひらのしびれは殆どなくなり、足の裏のチクチクがまだおこっています。

もしも手足症候群であれば、私の最近の対処策をお知らせします。

Sunny北加 さま。
とても詳しくありがとうございます。参考になります。

私の場合グリベック服用初期の頃は足裏のピリピリ感はありましたが、今は時々なる程度です。
最近は特にしびれが酷いと、眼瞼や唇手足はもちろん、肩こりも酷いです。
肩こりが酷い時にしびれることが多い気がします。
主治医に相談した所、減薬か休薬をすすめられましたが、高リスクなのでそれは避けたいです。

何かいい対処法はありますか？

ユウトさん、

英文ネットで調べ、WebMDは信用できるサイトです。このように書かれていました。その一部をGoogle翻訳しました。

Why Is Your Arm or Hand Numb?
https://www.webmd.com/a-to-z-guides/arm-hand-numb#3-9
Side Effects of Chemotherapy
化学療法の副作用
がんに対する化学療法の種類によっては、神経損傷を引き起こし、腕、脚、指、つま先、または体の他の部分にしびれやうずき、痛みを引き起こす可能性があります。 厚くてタイトな手袋のように感じるので、「手袋とストッキングの感覚」と呼ばれています。
薬はこれらの症状、特に痛みを和らげることができます。
これは一部の化学療法の通常の副作用ですが、日常生活に支障をきたす場合は医師に相談してください。 化学療法後、完全な感覚が戻るまでに最大2年かかる場合があります。
ーーーーー
「薬はこれらの症状、特に痛みを和らげることができます。」と書かれていますが、その具体的な緩和薬は書かれていません。

私は最近皮膚科に診てもらい、Clobetasolなるクリームを足の裏にぬっています。この薬は非常に強力な（超強力な）（コルチコ）ステロイドです。一日二度ぬり効果がありますが、主に皮膚の薬です。また処方箋なしのステロイド、Cortizone-10も効果があります。医師と相談してください。

あるサイトではしびれは「腕、脚、または顔、特に体の片側の突然のしびれは、脳卒中またはミニストロークの初期の症状です。」と書かれていました。ユウトさん、心臓,血管は大丈夫でしょうか？
https://www.medicalnewstoday.com/articles/326062

ユウトさんの「主治医に相談した所、減薬か休薬をすすめられましたが、高リスクなのでそれは避けたいです。」ですが、どの位（細胞分裂像数、腫瘍径、原発臓器など）の高リスクでしょうか？　私は再発した食道GISTを10年間のグリベック400�r服用でもうCTでもMRIでも確認できなくなりました。その後は300�r、そして今は200�rに減薬し、手足症候群も含めた副作用が軽くなりQOLが良くなりました。

素人の個人意見ですが、休薬は選択肢に入れられませんが、もしも400�r服用されているのであれば減薬を考慮してもよいのではないでしょうか。グリベック400�r服用は重篤なGIST患者さん対象の治験で設定された服用量です。アジュヴァントイマチニブ対象の体内のGIST細胞数は重篤な患者さんの数億分の１以下です。しかしアジュヴァントイマチニブの最適服用量を設定する治験は行われていません。製薬会社の減益に直結する最低服用量アジュヴァントイマチニブの治験に金を出さないのが理由でしょう。

今年1月に「PERSIST-5治験結果から垣間見えるAdjuvant imatinib減量服用」とGisters.Netにポストしました。PERSIST-5はアメリカで行われた5年間のAdjuvant imatinibの治験です。このポストを
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http://gist.sns-park.com/?m=pc&a=page_fh_diary&target_c_diary_id=2866
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