40才の女性です。昨年秋の会社の検診でひっかかりました。年末の検査入院の結果、胃原発で7.5cmの腫瘍が発見されました。胃を外側から押してる形です。悪性を覚悟したのですが、幸い胃カメラと生検の結果では悪性度は低く(クラス1)胃平滑筋腫と言われました。ただ、肝臓を圧迫していて食堂もふさいでいるということから、胃の2/3切除の手術を勧められました。今はセカンドオピニオンを受けたい意向もり、待ってもらっています。(主治医の先生からは「セカンドオピニオンを受けられるのは良いことです」と言っていただきました。)お聞きしたいのは、この先平滑筋腫が悪性に転化することがあるのかどうかです。また、生検の結果はどのくいらの信用性があるのでしょうか。何の自覚症状もないので、このまま経過観察したいのですが、主治医からは「この大きさでの経過観察は前例がない」と言われました。胃切除の後遺症を考えると、手術には二の足を踏んでしまうのです。長々とすいません、どなたか、良いアドバイスをお願いいたします。
やこさん、はじめまして。私は医師ではありませんので、今後悪性へ転化するかどうか、生検の信用度などについては、分かりませんが、7.5cmという大きさは、通常なら手術で摘出したほうがよい大きさではないでしょうか。また、転移などの危険性も、考えなければなりませんし、いずれにしても早い時期にセカンドオピニオン等を受けられて、納得した上で手術を受けられたら良いと思います。私の妻の場合は、やはり、あまり自覚症状がなく、当初、良性と言われていましたが、手術後の話では悪性の物だったそうです。医師の説明では、実際におなかを開いてみないと分からない事もあるそうです。
こんにちわ。私も会社の検診で見つかり、大きさ、場所、周辺臓器への影響等やこさんの場合とたいへんよく似ています。私の場合も大きくて、手術を急ぎました。市内の胃腸科の先生も、市立総合病院も他の総合病院も7センチを超える大きさでは手術を勧められました。私自身も早くしたほうが、他の臓器への影響が小さければ切る部分も小さくてすむのではと思いました。取ってみるともう少し大きかったです。術後の生検では低悪性で、以後投薬なしの経過観察となりました。素人考えですが、胃切除の後遺症はたいへんですが、腫瘍が小さければ周辺の切除が小さくてすむのではないでしょうか。それにより後遺症も小さくてすむのではないでしょうか。退院後1ヶ月、食事と格闘中です。もう少し早ければ食道を守れたかもしれないと、考えてしまいます。やこさんも早くセカンドオピニオンを受けられ、納得の上で手術を受けられたらと思います。
2年半前に切除しました。大きさは5センチ弱で胃にも少し接触していたので一部胃の切除もしております。切除が出来るのなら切除するのが一般的だと言われています。胃を全摘するのなら大変ですが、私の場合は1/4程度の切除でした。入院は約一ヶ月程度でした。胃の摘出で特に後遺症もありませんでした。最終的には自分で判断しなくてはなりませんが切除する方向で検討されたほうがいいと思います。GISTに関するHPを貼り付けておきます。
今週金曜日に、大学病院の先生からセカンドオピニオン用の紹介状等をいただいて、月曜日の朝、義父のつてで他の大学病院の先生に会っていただけることになりました。より確信を得るために、いろいろ気にかかっていることをお聞きしようと思っています。ただ、皆様からのアドバイス通り、これは切らなきゃならないなとの覚悟は固まりつつあります。今は、gist研究会のHPを見て、腫瘍径の大きさからいって悪性度が高いのではないかという不安が高まりつつあります。生研結果で悪性度が低いと言われても、あまりあてにならないのではと…。とりあえず、とらなきゃわかりませんものね。手術に向けて気持ちを整えます。
素人考えですが、腫瘍の大きさと手術後の回復のしかたによって、胃の切除方法と再建法が異なるようです。最初の病院では、全摘出といわれ、次の病院では、上腹部三分の一になりました。私の場合、最終的には開いてみて執刀医の判断になりました。グリベック服用に胃をいくらか残す等の書き込みも以前にはありました。自分の場合、手術前にはあまりよく分からずに”悪いものは早く取ってしまえ”と突入しました。気になることはよく聞いて、最善の策でのぞんでください。
生検の結果はあまりあてにならないのですね…。わりと心の支えにしてたんですが。ちょっとへこみました。生検時、私が飲まされた胃カメラは超音波胃カメラで普通より少し大きなものでした。時間も30分ほどかかり、鎮静剤もきかず、涙を流して苦しみました。そのあとも血反吐を吐き続け、一晩様子見で入院しました。大きさからしてどっちみち切らなければならないのなら、なぜあんな思いまでして検査を受けなければならなかったのかとちょっと考えてしまいます。あと一つ不安に思うのは「鉗子で押したとき腫瘍が柔らかかった。普通は硬いのがコロっとさわる。今まで見たことがない。」と言われたことです。gistって硬いんでしょうか。ガンならわかるんですが。それともお医者さんの経験値がないのしょうか。40前後の何百回と手術経験のある外科のお医者さんなんですが。そして、この診断は正しいのでしょうか。正直、不安はつきません。
こんばんは。ご無沙汰いたしております。陰陽師でございます。このレスで、みなさん「悪性度」について不安をお持ちのようでしたので、一言コメントを入れさせていただきます。「憶測」は不安を呼び込むだけですので、病気に対する正確な知識でご判断くださいね!!>胃原発で7.5cmの腫瘍が発見GISTのケースでお話しますと、腫瘍径が大きいほど悪性と判断されます。文献的な考察ですと、5センチ未満の腫瘍<5−10センチ未満<10センチ以上 という形で悪性度が高くなると言われています。GISTは基本的には悪性と考えられますので、手術ができるようであれば、全摘が第一選択です。グリベックは現在のところ、切除しきれなかった腫瘍や、転移巣に対して効果があるといわれています。その他、悪性度を判断する指標としては、「細胞分裂がどれくらいさかんに行われているか?」ということと、「c-kit遺伝子の変異(主にエクソン11やエクソン9といったもの)」があります。以上の3点が、悪性度を判断する指標です。>悪性度は低く(クラス1)胃平滑筋腫やこ様の主治医の先生がおっしゃる平滑筋肉腫は、必ずしもGISTのことを指しているわけではなさそうですね。一昔前ですと、あまり腫瘍分類が細分化されていませんでしたが、最近ではどういったタンパクが特異的に発現しているかで、細かく分類できるようになっています。KITタンパクが染色されれば、多くの場合GISTと診断されます。>このまま経過観察したいのですが7.5センチの腫瘍は、多くの場合切除が必要だと思われます。経過観察はだいたい1センチ程度までではないでしょうか。>「鉗子で押したとき腫瘍が柔らかかった。普通は硬いのがコロっとさわる。今まで見たことがない。」この主治医の先生は、なんだかやこ様を不安にするようなことをおっしゃる先生ですね。こんなことを言われたら、患者さんは不安になりますよね。でも、実際にGISTを治療した経験がある先生はまだ多くないと思います。特殊な施設に集まるような疾患ですので、一般病院の外科の先生では、治療経験がない先生も多いと思います。セカンドオピニオンを有効活用して、満足いくまで先生に聞いてみてくださいね。
突然の診断に驚かれていることと思います。私も最初(1998)の手術で11cmの腫瘍を摘出したときの診断の結果は、平滑筋肉腫で悪性は低いと云われました。その時の病理組織診断結果には、Leiomyosarcomaと書いてありました。ところが2年後(200)に手術をして8.5cmの腫瘍を取り出したときは、三十数カ所に転移していました。その時の病理組織診断の結果には、Leiomyosarcoma(recurrence),GISTの像と書いてありました。GISTの診断がまだ確立されていない頃でした。やこさんは生検の結果GIST(Gastrointestinal Stromal Tumors)と診断されたのでしょうか。C-kitの検査をされたのでしょうか。GISTは非常にまれな腫瘍ですので、多くの医者には経験のない場合が多々あります。できるだけ経験のある医者を捜されるのが良いのではないでしょうか。GISTの堅さは判りませんが、写真はLife Raft GroupのホームページのNewsletterのJanuary 2001に載っています。http://www.liferaftgroup.org/より正確な診断を下すためには、検査は必要だと思います。やこさんの受けられた検査は苦しかったかもしれませんが、医者が必要と判断されたのではないでしょうか。いずれにしてもセカンドオピニオンを求められ、その上で判断なされるのは賢明だと思います。
陰陽師さん、櫛田さん、適切な助言ありがとうございました。本日病院に行くので、C-kitの検査は行ったのかどうかなど、聞いてみたいと思います。