先日LRGの一人から Dr. William Li　の　“Can we eat to starve cancer?” 「食べ物でガンを飢死にさせるか？」と とても説得力のあるスライドプレゼンテーションを紹介されました。

そのヴィデオは下で見られますが、英語です。　全部わからなくても見る値打ちがあると思い大いにお勧めします。　重要な部分を翻訳しました。（急いだので不完全翻訳は前もってお許しを。）　彼の主旨は「ガン化させない良い方法は血管形成を安易に許さないことだ。これは健全な人だけでなく、ガン再発を抑えるのに大変重要だ。これが食べ物の選択で出来る。」

まず下のヴィデオをクリックして見てください。
http://www.ted.com/talks/william_li.html

彼の主題はAntiangiogenesis　アンタイ アンジオジェネシス、日本語では「対血管形成」でしょうか。人間には地球を２周できる長さの血管があります。末端には1９０億個の毛細血管があります。基本的に通常大人には新しい血管は発生しません。例外は月経期、妊娠、または傷が治る時です。体は必要に応じてAngiogenesis factor またはAngiogenesis inhibitor なる物質を発出し毛細血管発生を調整しています。この調整が悪化し血管発生が足らないと、心臓麻痺、脳溢血など色々の病気になり（右側）、また過剰になるとガンになり易く、肥満、アルツハイマーなどの病気（左側）の原因になる。血管発生の異常が原因で70種程の主な病気になる。

血管形成はガンと強い関係がある。ガン腫瘍は0.5mm3ほどのものから始まるが、それらは毛細血管を形成させ、栄養分と酸素を獲ないと増殖できない。この様なマイクロガンの「種」（種は私の言葉）はいつ、誰にでも起こっている。交通事故遺体解剖で40％近くの40から50歳の女性に乳ガンの種が、また50％近くの50-60歳の男性には前立腺ガンの種が確認されている。また70歳になれば100％近く人に甲状腺ガンの種が確認されている。しかしこれらがガンにならないのはなぜだろうか。それはガンの種周辺に毛細血管形成がされなく、栄養分と酸素が摂取できないからだ。実験でガン細胞に毛細血管形成を許すと累乗的なガン細胞の増殖が確認されている。（グラフを見て下さい。血管形成から３日目には16,000倍に増殖。GISTも例外ではない。Micro-GISTもこれ等と同じ頻度でで発生している。　>>4664 ）

つづく

最近の多くの抗癌薬はガン周辺の毛細血管形成をインヒビット、抑制する戦略だ。これはAntiangiogenesis therapy,　アンチ血管形成治療と呼ばれている。ガン細胞の周辺の毛細血管はアブノーマル、不完全で標的剤に非常に弱い。脳ガン、乳ガンがよい例だ。数年前に犬、イルカ、馬にアンチ血管形成薬で素晴らしい延命効果を得た。（FDA許可されたアンチ血管形成治療にGIST治療にも使われている Nexavar, Sutentも含まれている。Glivecもアンチ血管形成効果があると読んでいる。）

ではこの様なアンチ血管形成薬はどのような効果があるのだろうか？2004年以降にアンチ血管形成薬が使われ始め、非常に顕著な延命結果が示されている。（一番延命比率がよいのはGISTで106％。表の４番目のバー）

それじゃ、どうしてもっと効果的な治療が出来ないのか。答えはガンを抑える手段が遅すぎるからだ。ガンが定着、又は転移し、悪化してから治療を始めているからだ。私は医師としてガン化してから治すのは不可能でなければ、大変難しいと体験している。それで微生物学の源にもどり、これらのガンの種をガン化させない良い方法は血管形成を安易に許さないことだと考えた。これは健全な人だけでなく、ガン再発を抑えるのに非常に重要だ。それでガン化の原因を調べた。その原因の30−35％はダイエット、食事だ。それでアンチ血管形成の成分の高い何を食事に加えるのが重要かを調べた。すなわち、Can we eat to starve cancer? 食べ物でガンを飢え死にさすことが出来るか？。答えはYes、できるだ！　それで色々の食材をテストした。レッドグレープ〔赤い葡萄〕、ストロベリー、大豆などを実験した。現在、青いスライドの食べ物が強いアンチ血管形成成分がある事が判った。
http://boingboing.net/2010/02/10/highlights-from-ted.html

お茶も色々あるが、案外効果のすくないJasmineと煎茶を組合すことで大変アンチ血管形成相助作用効果があることも判った。これら食べ物（赤線）などを薬と比較すると現存の薬（青は抗がん剤、黄色は一般薬）以上の効果がある事が判った。これらの研究を今後続けていく。実例として20年間,クックしたトメトを一週間に2−3度食べる79,000人を調べた結果、前立腺ガンのリスクが40−50％ほど一般人より低い事が判ったリポートだ。現在多数の大学でアンチ血管形成相助作用効果が調べられている。

最後に肥満もアンチ血管形成効果に大きな相関関係があることが判明されている。
これらガン、肥満予防に重要なのはAntiangiogenesis、アンチ血管形成成分の高い食料摂取だ。

　私どもも、日々研究を進めております。放射線科では、次世代の『放射線増感剤』で標識してがん細胞を集中的にやっつける医療を目指しています。それが、なかなか・・・・・
重たい課題ですねえ。放射線科の治療方法は陽子線、重粒子線、・・・・などなど、開拓がきたいできるものもたくさんあります。

　Ｓｕｎｎｙ南加様の学術的なコメント、いつも興味深く拝見しております。有難うございます。

放射線科ＧＹさん、コメントありがとう。

製薬会社のYouTubeでガンは１−２ｍｍぐらいまでは大きくなるがそれ以上大きくなるには、新血管を近くに発生させ酸素と栄養分（糖分）を取得しないと大きくなれないと見ました。GISTも同じだと思います。

これ等マイクロガンはVEGF,　Vascular endothelial growth factor、血管内皮成長因子（Yahoo翻訳）なる蛋白質を発生して新血管を腫瘍の周りに造らせると見ました。このVEGF蛋白質に付着しその効果を拒否 する成分をもっている食べ物が沢山あるようです。ストロベリー、トメト、大豆、きのこ、など等。Dr. Li等はこれらを食べてガンに育てる新血管発生を防ぐことでガンの予防、再発に効果があると説いています。これは新説でなく、検索したら随分とでてきました。

日本語ウィキペデイアの「血管内皮細胞増殖因子」で同じ事が出ています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%80%E7%AE%A1%E5%86%85%E7%9A%AE%E7%B4%B0%E8%83%9E%E5%A2%97%E6%AE%96%E5%9B%A0%E5%AD%90

下の方の「悪性腫瘍におけるVEGF 」を読んでください。

２０−３５％の頻度で発生しているMicro GISTも血管発生に不成功で増殖しないのでしょうか。これらMicro GIST によるVEGF産出が不充分かそれらに打ち勝てるAngiogenesis inhibitor-血管形成抑制物質が豊富だからでしょうか。食べ物でこの血管形成抑制効果が高くなりガンの種の増殖、再発を抑えられるとDr. William Li等が強く説いています。

Dr. William LiのスライドにでているAnti-angiogenesis、反血管形成効果がある食物リストを翻訳しました。どれだけの量を摂取すれば良いかは書かれていません。普通に追加したらよいのではと思っています。

Green tea 緑茶
Strawberries ストロベリー
Blackberries クロイチゴ
Raspberries ラズベリー
Blueberries ブルーベリー
Oranges オレンジ
Grapefruit グレープフルーツ
Lemmons レモン
Apples りんご
Pineapple パイナップル
Cherries　　さくらんぼ
Red grapes　　赤ぶどう
Red wine　　赤ワイン
Bok choy　　パクチョイ
Kale　　ケール
Soy beans　　大豆
Ginseng　　朝鮮人参
Maitake　　まいたけ
Licorice　　甘草
Tumeric　　ウコン：インド産ショウガ科；根茎は粉にしてカレー粉・染料・医薬などに用いる.
Nutmeg　　ナツメグ, ニクズク：ニクズクの堅くて芳香のある種子（香料・薬用）
Artichokes　　チョウセンアザミ, アーティチョーク　　つぼみを食用
Punkin　　かぼちゃ
Sea Cucumber　　ナマコ
Tuna　　まぐろ
Parsley　　パセリ
Garlic　　にんにく
Olive Oil　　オリーブ油
Grape seed oil　　ブドウ種油
Dark chocolate　　黒チョコレート
など等。

私はカフェインとグリベックが合わないので緑茶は飲んでいませんが、ストロベリー、オレンジ、りんご、大豆はよく食べています。　晩酌の酒、白ワインも赤ワインに換えようかと思っています。

Ｓｕｎｎｙ南加さん　
いつもありがとうございます
日本語でよかったです　　早速メモして気をつけて食べるようにしたいと思います
グレープフルーツはグリ坊服用中はだめですよね
大体、色の濃い食品がよさそうですので、こをつけます

[4994] 反血管形成効果がある食べ物 の日本語ウィキペデイアの「血管内皮細胞増殖因子」URLがエラーと出たので訂正しておきました。また下にもリピートしました。

血管内皮細胞増殖因子VEGF（ブイイージーエフ）
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%80%E7%AE%A1%E5%86%85%E7%9A%AE%E7%B4%B0%E8%83%9E%E5%A2%97%E6%AE%96%E5%9B%A0%E5%AD%90

血管内皮細胞増殖因子VEGFの受け皿が血管内皮細胞増殖因子受容体Vascular Endothelial Growth Factor Receptor、VEGFRです。

血管内皮細胞増殖因子受容体VEGFR日本語ウィキペデイアは下をクリックして下さい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%80%E7%AE%A1%E5%86%85%E7%9A%AE%E7%B4%B0%E8%83%9E%E5%A2%97%E6%AE%96%E5%9B%A0%E5%AD%90%E5%8F%97%E5%AE%B9%E4%BD%93

この「悪性腫瘍への関与」も読んで下さい。こちらの方がアンジオジェニシス,血管新生を詳しく書いています。

VEGFRはチロシンキナーゼ（タイロシンカイネス）の一種で、GISTも突然変異したチロシンキナーゼが原因です。VEGFRは血管の内壁を形成している細胞の細胞幕の外から中に突き刺さっていて、VEGF蛋白質がVEGFRに付着して細胞増殖の信号伝達の役目をしています。

GISTの第二線治療薬、Sutent、そして特殊の肝臓ガンや腎臓ガンの抗癌薬とFDA認可されているNexavarはこのVEGFRチロシンキナーゼにも直接付着し血管新生を阻害して腫瘍増殖を止め、そして死滅さすと書かれています。　血管新生阻害薬として一番知られているのはアヴァスチン Avastinです。日本では「治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌」の治療薬として製造販売承認を受けたと読みました。

初めて書き込みます。

Sunny北加さま、 反血管形成効果がある食べ物のリストありがとうございます。参考にさせていただきます。

ただ一つ気になったのですが、Sea Cucumberがうにとなってますが、Googleで「sea cucumber 意味」で検索したところなまこでヒットします。念のため「うに 英語」でも検索しましたがこちらはSea urchinとなります。

どちらも棘皮動物ですし、英語圏ではあまり食べないと聞いてますので厳密に区別してないのでしょうか？

どちらも好きなのですが結構高いので、どうせ食べるなら効果の高いものをと考えております。教えていただければ幸いです。

英語は得意ではありませんので、もし瑣末なことでしたらすみません。

えいちさん、

申し訳ありません。私の間違いです。　うに でなく なまこ ですね。
訂正を試みましたが、私は北に引っ越ししたのでSunny南加からSunny北加に変えたからか、編集は不可能でした。私は食べず嫌いで両者とも食べた経験なしです。　

この反血管形成効果がある食べ物のリストの中でGIST患者さんには注意しなければならない物があります。

Green tea、 緑茶には比較的に多くのカフェインが含まれていますから肝臓内でグリベック、スーテント、スチバーガの代謝にシトクロムP450系のエンザイムの取り合いになりますから、薬の代謝に支障がでて副作用が強くなるでしょう。私は味覚が異常になりカフェインを絶ち、殆どよくなりました。

カフェインの血中内での濃度半減時間は3-7時間と比較的に短い。グリベックのピーク時間は２-４時間、半減期は12-20時間です。だから数時間ずらし てコーヒーやお茶を楽しめばエンザイム取り合い衝突は緩和されるでしょう。しかし、スチバーガ、またそれ以上にスーテントの半減時間は40-60時間と長いので 服用中は毎日薬が蓄積され血中濃度が上がり続きますから、カフェインの衝突は副作用に相当影響するでしょう。それにカフェインの3-7時間と比較的に短い血中濃度半減時間は、肝臓内の薬と共通エンザイムの取り合いに殆ど勝つ事を実証していると思います。結果は薬の血中濃度上昇を加速し、副作用がより強くなるでしょう。

ちなみにグレープフルーツとザクロはシトクロムP450系のエンザイムの取り合いではなくこれらエンザイムの発生を抑制すると読みました。

またスーテントを呑まれている人は緑茶はダメだと読んでいます。スーテントは緑茶のエピガロカテイキンと結合し、薬効果が顕著に下がる可能性があるようです。下は中国のレポートですが、アメリカでの他のある一定の薬と緑茶は結合し、薬効果が減っていると読んでいます。

「スニチニブと緑茶ポリフェノールエピガロカテキン-3-ガレートの相互作用：スニチニブの生物学的利用能の減少による潜在的なリスク。」
Interaction of green tea polyphenol epigallocatechin-3-gallate with sunitinib: potential risk of diminished sunitinib bioavailability.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21331509

　Sunnyさん、いつもありがとうございます。スーテントと緑茶は薬の効果を下げるのですね。初めて知りました。せっかく頑張って飲んでいるのにもったいないですね！カテキンやカフェインのない番茶や棒茶に変えて愛飲しようと思います。ありがとうございます。
　

Sunny北加さま、ご回答ありがとうございます。

結構真剣に悩んでいたので、疑問が解決しうれしく思います。

その上詳細な追加情報まで・・・

本当に感謝です！

Sunny北加さん他皆さん
ペプチドも内皮細胞の表面でインテグリンを阻害する血管新生抑制作用があるようですね。
下記の4により詳しく報告されています。
他に上記のSunny北加さんが報告されているようなポリフェノール類ですか。

http://www.jst.go.jp/kisoken/sorst/hyouka/2002/pdf/h14_takahashi.pdf

Sunnyさま、ゆうこさま、皆様

グリベックとカテキン、カフェインの相性は大丈夫なのでしょうか？

緑茶はがん予防にいいとテレビなどでみますが、薬との相性まで考えておりませんでした。

スーテントと緑茶が薬の効果を下げるのであれば、グリベックもよくないのでは・・・。

毎日コーヒーと緑茶を愛飲していて不安になりました。

ゆうこさん、

この件はG.netに2015 07 12に「お茶のスーテントの効能減少の潜在的なリスク」とポストしました。G.netがダメになり、私の下書きファイルを見つけるのにチョット時間がかかりましたが、G.net（仮）に再ポストしようかと思っています。カテキンがスーテントと結合し、別の化合物になり化合したスーテント分子の抗癌効能がゼロになるようです。

い草さん、

"ペプチド　血管新生抑制作用”　と検索しましたが、これ等を直結させる文献は見つかりませんでした。

高橋 克仁氏らの腫瘍血管破壊作用をもつ次世代のがん治療薬d12.CALPΔRR、カルポニン開発のサイト紹介ありがとう。多いに期待されていましたが、カルポニンを使っての治療は人体テスト、即ち治験まで漕ぎつけなかったと私は記憶しています。新情報があれば教えて下さい。

Anti-angiogenesis Treatment - American Cancer Society
www.cancer.org/acs/groups/cid/documents/webcontent/002988-pdf.pdf
今日使用される抗血管形成薬の多くは、VEGF経路を攻撃します。ベバシズマブ
（Avastin®）は、新しい血管を対象に（乳がん治療）使用が承認されています。

GIST治療につかわれているスニチニブ（Sutent®）とソラフェニブ（Nexavar®）も抗血管形成があると書かれています。

菜の花さん、

配布するなとWater markがされていますがノヴァーテイス社の文献です。
Subject: Gleevec® (imatinib mesylate) - Dietary Considerations　グリベックと食事的な考慮
oncologymedicalservices.com/download.do?name=GLI-S150.pdf

Caffeine
No formal studies have been conducted to specifically assess a pharmacokinetic interaction between
Gleevec and caffeine. However, a potential interaction may exist in that 8-hydroxylation of caffeine is
catalyzed predominantly by the CYP450 isoenzyme 3A4, which is an isoenzyme that can be inhibited by
Gleevec. Co-administration may therefore lead to increased plasma concentrations of caffeine.

「グリベックとのカフェインとの薬物動態学的相互作用を特に評価する正式な研究はされていない。しかし8-水酸化カフェインはグリベックと同じCYP450アイソザイム3A4の触媒作用で代謝されるので、潜在的な相互作用があるでしょう。したがって同時投与は、カフェインの血漿中濃度の増加になるだろう。」と書かれています。

しかし私は最後の文章はガッテンできません。カフェインの半減時間は3−7時間ですが、グリベックの半減時間は15−20時間です。即ちカフェインは素早くCYP450アイソザイム3A4に触媒され、グリベックは遅れるので、結果的にグリベックの体内蓄積に繋がり、副作用が強くなる可能性が上がるでしょう。

カテキンとグリベックの結合の可能性の件ですが、ネット検索して出てきませんでした。

　番茶や棒茶と書いたところですが、それらも同じ日本茶でカテキンを多く含有しているとのことでした。麦茶なら大丈夫だそうです。
以下参考までに
　カテキンを多く含む飲み物
■煎茶
■番茶
■ほうじ茶
■赤ワイン
■コーヒー
■ココア

カテキンを多く含む食べ物
■渋柿
■しぶ柿
■りんご
■カカオ
■ぶどう
■いちご
■ブルーベリー
■金時豆

ふうこさん、

リストありがとう。しかしちょっと驚きました。

カテキンには少なくとも6種類あるようです。その中で前記のリポートでスーテントと結合しスーテントを無効にするのはエピガロカテキン-3ガレートで、他のカテキンと結合しないと思います。

それでチョット調べました。下のU.S. Department of Agricultureのサイトに106ページに及び多くの食べ物のカテキン含有量が示されています。
"USDA Database for the Flavonoid Content of Selected Foods, Release 3" (PDF). US Department of Agriculture. 2011. Retrieved 18 May 2015.

そのなかでふうこさんのリストに近いものをみつけコペしました。数値は�rです。お茶の値は茶浸出液のミリグラム/100グラム（100ミリリットル）。乾燥茶は1グラムです。林檎などは100�rの含有量です。緑茶に比べ、コーヒー、林檎などは多量を食しなければ微量です。赤、白に限らずワインは良さそうですよ。

緑茶−葉　Tea, green, large leaf,Quingmao, dry leaves
Epicatechin 2300.00 、Epicatechin 3-gallate 13620.00、Epigallocatechin 1600.00
Epigallocatechin 3-gallate 7380.00 、Catechin 4320.00

緑茶　Tea, green, brewed
Epicatechin 7.36 、Epicatechin 3-gallate 16.39 、Epigallocatechin 22.27
Epigallocatechin 3-gallate 64.15 、Catechin 3.28 、Gallocatechin 1.54

紅茶Tea, black, brewed, prepared with tap water
Epicatechin 2.13 、Epicatechin 3-gallate 5.86 、Epigallocatechin 8.07
Epigallocatechin 3-gallate 9.36 、Catechin 1.51 、Gallocatechin 1.25

コーヒー　Coffee, brewed from grounds,prepared with tap water
Epicatechin 0.04 、Epicatechin 3-gallate 0.00 、Epigallocatechin 0.04
Epigallocatechin 3-gallate 0.00 、Catechin 0.00 、Gallocatechin 0.00

赤ワイン　Alcoholic beverage, wine, table,red
Epicatechin 3.76 、Epicatechin 3-gallate 0.01 、Epigallocatechin 0.06
Epigallocatechin 3-gallate 0.00 、Catechin 7.12

白ワイン　Alcoholic beverage, wine, table,white
Epicatechin 0.55 、Epicatechin 3-gallate 0.00 、Epigallocatechin 0.00
Epigallocatechin 3-gallate 0.00 、Catechin 0.77 、Gallocatechin 0.00

富士林檎　Apples, Fuji, raw, with skin
Epicatechin 5.55 、Epicatechin 3-gallate 0.00 、Epigallocatechin 1.14
Epigallocatechin 3-gallate 1.93 、Catechin 0.75 、Gallocatechin 0.00

デリシャス林檎‐皮つき　Apples, Golden Delicious, raw,with skin
Epicatechin 5.51、Epicatechin 3-gallate 0.00、Epigallocatechin 0.35
Epigallocatechin 3-gallate 0.19 、Catechin 0.59 、Gallocatechin 0.00

デリシャス林檎‐皮なし　Apples, Red Delicious, raw,without skin
Epicatechin 4.09、Epicatechin 3-gallate 0.00、Epigallocatechin 1.37
Epigallocatechin 3-gallate 0.46、Catechin 1.00、Gallocatechin 0.00

ラズベリー　Raspberries, raw (Rubus spp.)
Epicatechin 3.52、Epicatechin 3-gallate 0.00 、Epigallocatechin 0.46
Epigallocatechin 3-gallate 0.54 、Catechin 1.31 、Gallocatechin 0.00

ストロベリー　Strawberries, raw (Fragaria X ananassa)
Epicatechin 0.42、Epicatechin 3-gallate 0.15 、Epigallocatechin 0.78
Epigallocatechin 3-gallate 0.11、Catechin 3.11 、Gallocatechin 0.03

　Sunnyさん、ありがとうございます。心配してましたが、茶葉以外は気をつける程度でもなさそうで安心しました。何でも極端なことをしなければいいわけで、神経質にならずに行きますね。安心していただきます。

サリドマイドの血管新生抑制（手術後などは傷が治りにくくなるので注意）、抗悪液質性が非常に有効とのことです。

特定のがんに認可されているみたいで、幅広く処方されるまでは時間がかかるかもしれませんが、入手は容易な薬だと思われます。ぐりべっくよりも薬価は低いですし。抗がん剤なので医師の診察は必要ですが診察してくださる医師もいるようです。
どんな症例でも絶対大丈夫という薬はなくて効く人効かない人がいるのはしょうがない事実です。多くの可能性の一つとしてサリドマイドも非常に期待しています。

ネット検索で多くの種類の肉腫に効果があるということが出てきます。ただＧＩＳＴのマーケットは小さいらしいのでなかなか新薬の適応も進まないのかもしれません。