厚生労働省の中央社会保険医療協議会は6月4日(水)の総会で、6月13日収載予定の新薬13成分(配合剤を含む)23品目の薬価を了承した。その中でファイザーの抗がん剤「スーテントカプセル12.5mg」(スニチニブリンゴ酸塩)は、バイエル薬品の「エクサバール」との類似薬効比較方式(T)で算定。腎細胞がんだけでなく、既存薬にないイマニチブ抵抗性の消化管間質腫瘍の適用を持つことから有用性加算(U)(5%)を加え、最終的な薬価は8546.30円。(リスファクス臨時増刊号第5120号に掲載)[3124]けにいさんのスーテント情報の適正使用ガイドを拝見しましたが合併症を多い私は対象外患者にあたり落ち込み気味です。
6月4日(水)中央社会保険医療協議会129総会の議事次第が厚生労働省ホームページに掲載されていましたので紹介いたします。○医薬品の薬価収載について○DCPにおける高額な新規の医薬品への対応等をご参照下さい。http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/06/s0604-5.html
一番星さん こんにちわ薬価 高いですね。この価格だと、海外から購入するする際の価格と同じくらいの価格でしょうか。もっとも、今後は3割負担と、高額医療の戻りで、患者の負担はかなり軽減されますね。 メーカーは事故を恐れ、使用のハードルを高くしてるのでしょうが、患者はこの薬しかないので、患者本位で考えてもらいたいものです。 私が通っている病院は取扱病院のリストから外れました。岩手では県立病院と大学病院の2院のみだそうです。私を含め3人のGIST患者が治療を行った実績があるので、当然指定されると思っていたので、当惑してます。
グリペックを服用していますが肝臓の腫瘍が0.5mm/月大きくなってきて、今は5cmです。手術も3回も行なっており新薬を期待していたのですが、どこの病院でも使えるのではないのでしょうか?ちなみに私は慈恵医科大学です。使えるのでしょうか?ご存知の方がおられましたら教えて下さい。
主治医にスーテントが処方される病院を聞いてもらったところ、神奈川では県立がんセンターと、北里大、聖マリアンナ、昭和大、横浜市大のみという事でした。東京では国立がんセンターは処方されますが、あとどこかはまだ聞いてません。主治医にはスーテントは副作用が強く出ることが考えられるので、国立がんセンターで経験のある医師のもとで処方してもらうのがよいだろうと言われています。やはり医師としても、新しい薬でしかも副作用がどのように出るかわからないので、慎重になるようです。
けにいさんが紹介されたスーテント情報のなかで「特定使用成績調査」のなかに調査実施施設一覧(公開に向け準備中)で開示されるとおもいます。http://www.sutent.jp/tokutei/index.html
本日6/13抗がん剤「スーテントカプセル12.5mg」が薬価収載・新発売されたことがファイザー(株)からプレスリリースされました。スーテント使用患者の全てが「特定使用成績調査」の対象になり、適正使用による有効性と安全性が調査されGIST患者の勇気や希望につながる治療薬に育ちますことを切望いたします。http://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2008/2008_06_13.html