前回血液データが落ち着いて休薬せずに済みました、という報告をさせていただいたのですが、むくみがひどくなったこと(利尿剤を飲んでも足が倍くらいに膨れていました)と好中球の減少で1月末から休薬をすることになりました。 休薬中は副作用がなく(味覚がない、腹痛、倦怠感、浮腫みに苦しんでいました)、手術後初めて生活を楽しんでいるように感じました。もちろん一ヶ月の休薬で腫瘍の状態が心配ですが、今後も頑張れるという前向きな気持ちをこの期間に養ったと言っています。休薬は無いに越したことは無いと重々承知していますが、与えられた現状をどう精一杯プラスに使うかの大切さを学んだように感じます。また今回、おもいきって転院をしました。今までは手術をした近くの大学病院で治療していたのですが、主治医の心無い言葉にたくさん傷ついてきました。「副作用が辛いです」と言うと「副作用があるのは仕方ないことだし、分かっていたこと。これからもっとどんどんでてきますよ!」と一喝されたこともありました。今までは距離の問題もあり、躊躇してきましたが今は転院して本当に良かったと思っています。主治医との信頼関係でこれだけ治療に対する患者の姿勢が変わるんだと驚いています。長々と書いてしまいましたが、これからも頑張っていきいます。
副作用の緩和に積極的でない医師がいる事も確かです。おもいきって転院されて正解でしたね。気持ちが上向きでなければ、なかなか治療の成果も上がらないでしょうし。。気持ちも新たに、また頑張りましょう。しかし・・・大学病院と聞くと、「白い巨塔」を思い出してしまうのは私だけでしょうか・・・・話が逸れましたが、腫瘍の専門医というだけでなく、緩和医療にも精通した医師を認定する制度もできています。リンクにある日本臨床腫瘍学会の制度もそのひとつです。病院を探す際に参考にしてみてはいかがでしょうか。http://jsmo.umin.jp/pdf/specialist01.pdfホームページhttp://jsmo.umin.jp/
>NISHIDA様情報ありがとうございます。大学病院がそういう環境を作るのか分かりませんが、ちょっとした質問をしても嫌な顔をされ、「私の治療に不満があるのですか」という雰囲気でした。利尿剤がなかなか利かず、「利尿剤を増やすことはできないですか」と聞くと「素人の人には分からないと思いますけど」といった具合でした。疑問を持ったままの治療は本当に不安で、前向きな気持ちになれるはずもありませんでした。今思うと、そのストレスが何よりも辛かったような気がします。今は国立がんセンターに通っています。同じ思いをしている他の患者さんのためにもアンケート用紙に意見を書いていこうかと思ったのですが、万が一救急で運ばれた場合に嫌な思いをするのではないかと(相手もプロなので無いとは思いますが)、結局やめてしまいました。病院の評価だけではなく、医者の評価も情報として共有できるようになれば良いのに。
先日、放送された「NHKスペシャル・日本のがん医療を問う」でも緩和医療について、論じられていました。患者からも医師からも緩和医療の重要性を訴える声が上がっている一方で、sweet homeさんのような思いをされている方が多いのも事実です。患者と医療の現場との間にある温度差は何なんでしょうか?・ http://ac-drugs-blog.try-2-live-4-u.com/?day=20060113 ・ http://plaza.rakuten.co.jp/senryaku/diary/20060109/ ・ http://literacy.umin.jp/index.htm こちらを見て、みなさんも考えてみてください。