グリベックの休薬とその再開についてお尋ねしたいことがあるのですが、白血球数は休薬が1000で再開が1500、血小板は休薬が50000で再開が75000と以前、この掲示板で拝見したことがあるのですが、主治医からは血小板は休薬が100000で、再開が150000と言われました。一体どちらが本当なのか不安になって夜も眠れません。分かる方がいましたら是非教えていただければありがたいです。よろしくお願いします。
ノブ様米国UCLA大学病院では三ヶ月おきに私はCT Scan三時間前に血液検査し、三十五項目のテスト結果また計算結果のリポートを毎回もらってきます。そのリポートにはテスト結果と参考範囲数値が全ての項目にプリントされています。テスト結果が参考範囲外だとハイライトしてあります。日本も同じ範囲だと思いその参考数値の一部をコッピーしました。白血球 3280 – 9290 /uL赤血球 4210 – 5610 /uL血小板 143,000 – 398,000 /uLCT Scan前の血液検査は肝臓健在を確認してからコントラスト剤を注射する為と説明されました。私はこれで五回血液検査しましたが新数値をExcelソフトで過去の数値と表にし、医師に提出し「問題がありますか」と聞きます。体重も毎日家のデイジタル体重計ではかり、他の薬服用期間と一緒にグラフにしています。少しでも医師が正しい判断を早くできる様にと。毎度Dr. Glaspy 助教授に「貴方は本当に典型的なエンジニアーだ」とジョーク的に笑われます。私のばあい白血球、赤血球、血小板グリーベック服用後すべて減少していますが赤血球以外は参考範囲内です。しかしヘモグロビン量、赤血球配分などの数値が参考数値内で問題なしと言われました。多分ノブ様の数値はこちらと同じ単位だとおもいますが。参考にして下さい。なお白血球減少で体の抵抗力が低下すると読み、傷をしないように出来る限り庭仕事、雑用には手袋をはめます。先回もDr. Glaspy 助教授にフルーまた破傷風(妻に押されて)予防注射は勧めますかの質問に「破傷風注射いつしたか?」「もう数十年前です。」「問題なし、両方ともすぐしなさい。」との返事で両方同時にしてきました。長くなりました。参考にして下さい。
ノブ様、こんばんは^^v陰陽師と申します。血液検査に基づく、減量・休薬の基準についてお話します。まずは、白血球関連です。指標となるのは、白血球ではなく、「好中球」の数です。好中球の数が1000を下回ったら、1500になるまで休薬です。白血球の数ではありません。続いて血小板ですが、休薬の基準は50000です。75000になるまで休薬です。したがって、10万とおっしゃっている先生は、間違いです。(ひょっとすると慎重派の先生なのかもしれませんが・・・)好中球や血小板の減少を何度も繰り返す場合は、投与量を少なくして投与するなどの方法が考えられます。(慢性骨髄性白血病の移行期や急性転化期の患者様においては、休薬の基準が少し違います)以上、ご参考になさってください。
皆さん、詳しいお返事本当にありがとうございます。 私の場合、術後18日目からグリベック400mg服用し、3週間服用したところで白血球2500、血小板104000で休薬、そして1週間後白血球2900、血小板150000で再開しました。 再開後、1週間目2900と170000、2週間目3000と140000、3週間目2600と101000で再び休薬を告げられました。 最休薬後、1週間目2400と120000でもう少し様子を見てからということで今のところ休薬が続いて10日目です。主治医は、血小板が150000になるまで待った方が良いと言われました。白血球の件は、好中球数ではないと思います。よく分かりませんが明後日の検査の時に聞いてみます。CTも今月中に撮る予定ですが、ビクビクです。 血小板の数値を上げるには、どうしたら良いのでしょう。。自分自身で何かやれることはありますか??
いつも参考にさせていただいております。陰陽師様の血液検査による各数値の意味は良く判りましたが、私の受けている血液検査のデータにはWBCの値は記載されておりますが、好中球についての数値がありません。全白血球中の45〜75%を占めるとか、桿状核球・分節核球があり、それぞれ白血球百分率が違いますが、検査項目を増やしてもらうか、概ねの数値で判断するのかどちらが良いのでしょうか。私は血液検査時にビリルビン、γ、白血球数をExelのグラフにしてファイリングしたものを外来受診時に医師に見てもらっています(その他体重、体温、尿・便回数と状態、グリベックの服用時間や状況なども一緒にファイリングして医師に見てもらっております)ので、好中球のデータも加えたいと思いますので是非ともお教え願えれば、と思います。判らない事だらけで申し訳ございません。
小囃子さんへ好中球は白血球に対する百分率で表わされます。私の主治医は検査データを見ながら電卓を叩き、好中球の量を算出し服用の判断をしています。好中球量はNeuth単独或いはStabとSegの和で表すそうです。私の検査結果には、必ずそのいずれかが載っています。ノブさんグリベックの添付文書に陰陽師さんのコメントの内容が載っています。 http://www.glivec.jp/medical/index.html の2005年7月に錠剤の「添付文書」に飛ぶリンクがあります。また「くすりのしおり」も出力して携帯するのもひとつかと思います。
けにぃ様グリベックの添付文書のサイト http://www.glivec.jp/medical/index.html を教えて頂き大変ありがとう。「添付文書」、「インタビューフォーム」、「使用上の注意解説」に多くの日本特別の詳細情報を得ることが出来ました。特に患者数はずうと少ないですが日本でのグリベック臨床テストの結果が出ていて米国での結果データと相当の差があることてす。特にPhamacokinetics,薬物動態デターの差に小柄な日本人には有意義だと思います。
陰陽師です。こんにちは。あげあしを取るようで恐縮なのですが、グリベックの薬物動態において、日本人と外国人の間に顕著な差は見られておりません。確かに個体間にはバラツキがありますので、差がないとはいえないかもしれませんが、データ上は差がないという結論です。そのような根拠があるからこそ、グリベックの投与量は「成人 400mg」となっています。今までの抗がん剤は、体表面積当たり○○mgという投与量が一般的だと思います。しかし、グリベックの場合は患者の体重、体表面積は関係ないと言われており、エビデンスは400mg投与が基本となって構築されています。小柄な日本人だからという表現は、グリベックに関しては妥当でないと思います。ご自分で用量を判断せず、必ず主治医の先生と相談してください。