masinitibを開発しているフランスのAB scienceにメールを送ったところ、返事が来ました。コンパッショネートユーズでは使用できるとのことです。これは、認可されている薬剤では治療ができない、生死に関わる病気の患者さんに対して、販売承認に先立って未承認薬の供給を保証する制度のことです。 まず、主治医が必要と認め、それを厚生労働省が許可したら輸出できるようです。この厚労省の許可がいつも問題になる所でしょうね。 masinitibについては、あまりにフェーズ2のデータが良いので6月のASCOでの正式な発表を待つべきか?とも思いますが・・・。 ちなみに、AB scienceからの返事を原文で以下にアップします。 We can supply masitinib on a compassionate use basis. We need to sign the attached a confidentiality agreement to the physician treating your wife. Once this CDA is signed, we will send detail information so that the physician decides whether masitinib is the best treatment option for your wife.Then your physician should get the authorization from your health authorities and send us this import authorization. We can then ship the drug.
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compassionate use kim
- 2012/05/02(水) 01:11 -
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masitinibの治験Sumito
- 2012/05/05(土) 00:14 -
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AB Science のCFOとは1月頃より連絡をとっています。コンパッショネートユースが導入されていれば、薬価なども決めなくてはならないのでしょう。 日本は残念ながらまだ導入されていませんが、マーケットとして念頭に置かれているとすれば、今後治験が開始される可能性も大いにあります。 こういった事にも備えて患者の繋がり、組織作りを強化していかなくてはいけませんね。