図2はこれら wild type GISTの分類とその治療法を示す。
1) (アメリカで)毎年GISTと診断されるおよそ4,000人の新しいケースから、わずか400人が wildtypeです。
2) これら400人は腫瘍がSDHB IHCポジチブにでるか、ネガテイブに出るかで二つに分類することができる。
3) もし腫瘍がSDHB IHC(+)であるならば、BRAF突然変異のテストは実行すべきである。 突然変異が発見されれば、BRAF抑制剤の治療開始をする。我々はBRAF突然変異による腫瘍は小腸原発に多く、紡錘体細胞形を示し、男性に多い。
4) 他の80%のBRAF突然変異がないSDHB IHC(+) GISTの病気の根本原因を発見するのが今我々の研究焦点です。 我々はSDHB(+) GIST患者と彼らの両親と患者の生殖細胞系配列分析を始めました。変異し削除される遺伝子を特定し tumorgenesis (腫瘍発現?)の役割があるかもしれないと考えている。
5) 大多数(70%)のwildtype GIST患者はSDHB IHC(-)です。これらの患者全員をテストし、SDHサブユニットB、C と D (また、A, その検出方がCLIAに認定された後に)の生殖細胞系テストで分けます。 患者の15%は何所かに突然変異があります。その位置の確定に我々は近い家族の遺伝学的スクリーニングを推薦します。 関係ある家族は生化学的、X線撮影テストを進めています。
6) 85%のSDHB IHC(-)である患者はサブユニットB、CとD.の生殖細胞突然変異が見つからなかった。一つの仮説は、適当なSDH形成において重要な他の遺伝子のその突然変異とSDHB染色の損失の機能結果だと考えている。
このように、我々は現在、この仮説を実証しようとSDHの全7つの構成要素のゲノム配列を検出中です。
この下部分類の正当性を確認し、新しい治療達成が我々の研究努力です。 我々のゴールは、SDH パスウェイ(経路)SDHB IHC(-) プロトコールを開発し、Wild Type GIST の治療です。
コメント: GISTの10%がワイルドタイプだとの事。腫瘍細胞のゲノタイプ検出テストをして適切な治療をする事がとても重要だと思います。
私も去年の暮れに主治医に押され14年前の腫瘍組織をOHSUに送りExon11,コードン557、558の欠失だと判りました。この変異は再発が多いがグリベック効果が良い。