これは治験結果ではありませんが登録された患者さんのアジュヴァントイマチニブ治療中止後の再発率、RFS と生存率、OS を解析し、比較した 私らGIST患者には非常に貴重な情報だと感じました。このリポートによる大きな観察情報の結果はハイリスクGIST患者さんの再発傾向はアジュヴァントイマチニブ服用期間と中止理由に無関係で中止後に殆ど同じような再発率を時間的に示したことです。この傾向はアジュヴァントイマチニブ治療なしのハイリスクGIST患者さんも含めた観察情報です。このリポートを3分の1ほどスクロールダウンしてみられるFig.1 C と 1 D の二つのKaplan-Meierカーブにこのリポートの趣旨と主な結果が凝縮されています。
Fig.1 C はアジュヴァントイマチニブ服用をストップした後の再発なしの可能性を示しています。 赤線はアジュヴァントイマチニブ治療なし、青色は2年半以下の治療後、緑色は3±0.5年の治療後、紫色は3.5年以上の治療後のRFS、再発なしの可能性を示しています。