GIST歴20年近くの86歳の母のことです。グリベックから始まり、新薬の治験も試して現在スチバーガを服用していますが、とうとうそれも効かなくなったようで、肝臓に転移している腫瘍が増大しているそうです。母も動揺してちゃんと聞いていないようで、6mmなのか6cmなのかはっきりわかりませんが、今までよりかなり大きくなっているそうです。今の主治医がGISTの専門医かは不明なんですが、手術の話をされたそうです。来週また家族を伴って来てください、と言われたらしいんですが、私は遠くて一緒にいけないので、どうしたらよいと思う?と母に聞かれました。以前、北大の小松先生に、スチバーガの耐性ができたらどうしたらよいか?と尋ねた時に「もう一度グリベックかスーテントを増量して試してみることもある」と仰っていたと記憶しているのですが、皆さんはどう思われますか?手術か他の薬の増量を試してみるか。86歳という年齢を考えると、手術も大変だし、他の薬の副作用もキツイだろうし、どうしたものかと悩んでいます。ご意見頂けたらありがたいです。
こんにちは。確かにご高齢なので、開腹となると体力的に厳しい点もあると思いますが、現状を考えると肝臓の腫瘍をどうにかできれば、お薬の継続で、また安定な状態に戻せるかもしれませんね。いくつ取るのか等、難易度と回復にかかる時間なども考慮しないとですね。ここは専門医のセカンドも必要なような気もします。小松先生のお話のように、もし時間的にお薬を試す猶予があるのであれば、一番効いたお薬をもう一度しっかり服用してみる、という方法もあると思いますが、もし高容量にするのであれば、副作用への対応も大変になるのかなと思います。
以前、肝臓の転移については、とりにくい場所にあるから薬で抑えよう、という話になっていたそうで、ずっと薬を変えながらやってきたんですが、今回は手術という話になっているので「どういう状態かな?」という感じです。やはり手術でとれるなら取って、またスーテントあたりで予防するのがベストですよね・・・。確かに義男さんがおっしゃる通り、高齢で高容量にした場合、副作用でダウンしちゃうことも考えなければなりませんよね・・。本人は思ったより手術に前向きだったので、まずはそちらで検討してみたいと思います。ありがとうございます。