3年ぶりとなるGIST患者セミナーを開催します。日時 2023年3月25日(土)13:00〜16:00場所 国立がん研究センター東病院 講堂(先端医療開発センター1F)参加無料 お申し込み・お問い合わせはこちらからお願いします昨年8年ぶりに診療ガイドラインが改訂され、4つ目となる治療薬も加わりました。GIST 治療の「今」はどう変わったのでしょうか、そして日本では未承認のままとなっている海外のGIST 治療薬についての知識など、「これから」の治療に備えて学んでいきましょう。今回、皆さんと一緒に学んでいきたい内容は以下の通りです。@GISTに対する薬物治療待望の4番目の治療薬「ジェセリ錠」とはどんなお薬なのでしょう?GISTは一番最初の「グリベック=イマチニブ」からKIT遺伝子の変異に着目して創薬が続けられてきましたが、「ジェセリ」は世界で初めてHSP-90というタンパクに着目して作られたお薬です。このHSP-90とKIT遺伝子にはどのような関係があり、「ジェセリ」による薬物治療ではどのような効果を目指しているのでしょうか?そもそもの既存のお薬と遺伝子変異のお話も含めて学んでいきましょう。A再発・進行GISTの外科的治療昨年8年ぶりで改訂された診療ガイドライン。これまでも再発・進行GISTに関しては、どのような条件下であれば外科的な介入が有用なのかは示されていましたが、今回の第4版からは推奨の方向やエビデンスの強さなどで、さらに分かりやすく解説されるようになりました。ただ、外科的な介入においては、経験や手技の熟練度などによっても結果が変わってくるため、ガイドラインでは一様に示せないのも事実です。私たちは再発・進行GISTの治療を選ぶうえで大切な「外科的な局所治療」の意義や、有用とされる条件を正しく理解しておく必要があります。Bこれからの治療薬日本では2003年に「グリベック」が承認されて以来、4つのお薬がGIST治療に使われてきました。ですが、実は2020年以降、欧米で承認されているGIST治療薬が日本に入ってこなくなっており、逆に「ジェセリ錠」は海外ではまだどの国でも承認されていません。欧米で承認されているお薬とはどのようのお薬なのでしょう?そして今現在、どのようなお薬が開発されているのでしょう?日本では、なぜこれらのGIST治療薬を使うことはできないのでしょうか?今後の事を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。チラシPDFチラシ画像今回は本当に申し訳ありませんが、オンラインでのご視聴環境はご用意できませんでした。どうぞご了承ください。
初めましてこちら非常に参加したいのですが遠方でどうしても都合がつかず、後々アーカイブでもいいので聞けないものでしょうか…。リアルタイムでオンラインで視聴が難しくてもせめてアーカイブに残していただけないかと。不安な気持ちでいっぱいなので情報が欲しいのです。首都圏にいない人達の為にもぜひご検討していただきたいです。
まささんご意見ありがとうございます。アーカイブ動画につきましては、東病院側と相談中ということで、お返事が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。できるだけ多くの方へ情報をお伝えできるよう、前向きに検討はしております。また昨年末に国立がん研究センター希少がんセンターが開催した「希少がんMtE:GIST」の動画も近く公開されると思いますので、ご期待頂ければと思います。
前向きに検討していただけたら嬉しいです。とてつもなく助かります。そして近く公開される動画の情報も教えていただけたらすごく嬉しいです。ありがとうございます本当に。
GISTに関する情報はネット上だけでも非常に豊富に得られるようになりましたね。また昨年、新薬が承認されたりガイドラインが改訂されていますが、初発治療に関しては大きな変更はありませんので、現在公開されている動画も大変有用です。これまでの動画や、今後公開が予定されている動画をご紹介します。https://oncolo.jp/seminar_video/mte_41https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/report/202302/578143.htmlhttps://oncolo.jp/event/omce2023#92GIST