こんにちは。私の父は、数年前にGISTと診断され、3度の手術を経て、肝臓と腹部に転移はみられるもののグリベックを服用し、病巣は大きくなる事もなく、比較的安定しておりました。しかし、今回の検査で肺に影が出ているとの事で、転移か又はグリベックの副作用かと考えられています。現在は、組織検査を行うと共に、主治医の指示でグリベックの服用を一時止めることになりました。グリベックの副作用で肺機能に影響することがあるのでしょうか?症状としては、咳込んだり、痰がからむ程度です。肺への転移だとすると、グリベックに頼るしかなくなる気がします。実際のところ、検査とその結果を待つしかないのですが、何かご存知の方がいらっしゃればとカキコさせて頂きました。
aruruさん、はじめまして。こんばんは。グリベックの肺への影響ですが、副作用で「間質性肺炎」が報告されていますので、十分な観察・診断が必要になるかと思います。副作用が出た場合、「一時休薬」は当然のことかもしれませんが、海外の臨床試験においても、グリベックを中止すると腫瘍が増大する危険性が高くなることも報告されています(十分なエビデンスは得られておりませんが)ので、原発巣のコントロールも重要です。副作用とグリベックの効果と、両面から判断することが必要だと思います。主治医の先生と十分話し合ってください。お大事にしてください!
陰陽師さん、返信ありがとうございます。現在確認できている腫瘍はまだ小さいものの様なので、薬の副作用の可能性が高いと聞いて少しほっとしました。とはいえ、薬を止めた後の進行具合など未知なことが多いので検査結果を踏まえて、主治医及び本人とも相談して行きたいと思います。
はじめまして。現在治療中の方気を悪くなさらないで下さい。私の兄が先日GISTで亡くなりました。6月28日に入院し手術、その時点で腫瘍が破裂し全身転移は免れませんでした。その時にはまだGISTとは診断できず、血管肉腫と判断されており、グリペックも使用していませんげした。8月に肝臓への転移が見られ、出血したので2度目の手術、医師もお腹を開いてびっくりするくらいとり切れない程に腹膜に転移、小腸切断ストマ装着、食べてもすぐに出てしまい、点滴生活となりました。薬までもが効果が出る前に便となり出てしまう恐れもありました。しばらくグリペック使用にかけて見るしかありませんでした。けれどその手段もC-Kitタンパクに態勢ができ効果が全く見られないと医師に言われ、私たちも知識の無いので、医師に任せるほかありませんでした。兄はまだ20代の為に進行が早く、セカンドオピニオンも考えましたが、躊躇してる間に、GISTは段々と大きくなっていきますと、医師にも言われていました。その後抗がん剤が効果が見られたので投与していました。2.3ヶ月は落ち着いていたのですが、11月に胃、大腸、直腸の腹膜に転移。医師にも超レベルのスピードで進行してる、超悪性のGISTと言われ、もう他に治療もなく、飲み薬の抗がん剤(効果は点滴の抗がん剤より少)を服用、やはりすぐに出てしまい効果もありませんでした。12月に医師に余命一ヶ月を宣告されました。なにぶん兄は若い為に不憫な思いばかりし、なぜ兄ばかりがこんな仕打ちを受けるのか悔しくてなりませんでした。兄も焦り、セカンドオピニオンを私たちに訴えました。けれど、兄の腫瘍は2週間で5cmは成長する超悪性の物です。私たちも悩みました。遠い病院へ行って助かるのなら行かせてあげたい。けれど保障も無い。あまり例の無い病気だから。アメリカに新薬があるが、今はまだ研究段階で製品化もされていない。破裂したのが致命傷だったらしく、どこの病院もこれ以上治療は同じと言われました。けれど本人はこのまま死ぬのをじっと待っているのは地獄です。私たちにも辛くあたることもありました。もっと早くにセカンドオピニオンすれば良かったのでしょうか?一時は落ち着いて来ていたので、医師の言うままに来ましたが、兄の無念を考え、好きにさせてあげれば良かったのか?悔やまれる毎日です。まだ癌であってほしかった。皆さんならどう考えますか?長くなってすいません。