70代の母についてご相談です。一年半前に、小腸に8cm大のgistが見つかり、同時に肝臓にも転移腫瘍が2つ見つかりました。小腸の方は出血があり貧血状態だったため、開腹手術にて切除。肝臓の方はグリペックで治療を開始しました。PETCTでグリペックが効いてることは確認できたものの縮小することはなく、一年ほどで二次耐性。その後スーテント3錠を4週間服用2週間休薬を目指し服用開始するも、息切れ、動悸、嘔気などの副作用が強く出てしまい、3週間で休薬。その後、2週間服用1週間休薬のペースを試みるも、やはり副作用が強く食事も取れない状態となってしまい、PETCT検査と血液検査の結果、休薬無しでスーテントを毎日飲み続けなくてはならない状態だと言われ、スチバーガを試してみることを勧められました。スチバーガが効かなかった場合、覚悟を決めてスーテントに戻るか、もしくは緩和ケアか…と言われ、「緩和ケア」という言葉が出てきたことに大変ショックを受けております。また、スチバーガの副作用はスーテントと似ているとの事で、スチバーガの効き目はもちろんのこと母の体が耐えられるのか…とても不安です。そこで、落ちた体力を取り戻し、苦しい副作用が少しでも出ないように、藁にもすがる思いで漢方薬の併用も考えておりますが、漢方併用でgistの化学療法をされている方はいらっしゃいますでしょうか?まだ70代前半ですし、最愛の母にはまだまだ元気でいてほしいです。どなたかご経験のある方のお話をお聞かせください。初めての投稿でわかりづらい部分もあり、失礼がありましたら申し訳ありません。どうぞよろしくお願いいたします。
私もスーテント内服中で1年が過ぎました。漢方については、例えば芍薬甘草湯は足のつりを防ぐ方法として知られていますし、ツムラの68番を処方されている方も多いのではないかと思います。そんなこともあって私も漢方に興味を持ち、調べたことがありました。ホームページを見て漢方の専門薬局にも相談しに行きましたが、毎月4万円ほどかかる割に少なくとも私には効果がなく、併用前と何も変わらなかったので8か月ほどで止めました。ですが、医食同源の考え方には肯けることも多く、なるべく取り入れるようにしています。パンやパスタ中心の食事からお米中心の食生活に変えてからは、胃もたれがなくなって薬の内服も楽になりましたし、胃の粘膜の保護作用があるというレンコンパウダーを食事やスープ、みそ汁などに入れて摂るようにしています。中国(上海)のGIST患者さんのセミナーでも、漢方薬との併用ではなく、食事や運動の大切さを説いていました。https://is.gd/aqTh4Aもしご負担でないのでしたら漢方の煎じ薬なども併用しても良いかもしれませんが、自分に合わないこともありますし、逆効果にならないとも限りませんので、先生ともよく相談して決めた方が良いと思います。
お母様の病状、ご心配ですね。私の担当医師からは、サプリや漢方薬を始めるなら、その度に相談してと言われています。基本的には反対しないけど、相互作用で効果が落ちることがあるみたいです。私も漢方の専門薬局に行きましたが、GISTをよく理解できないようなので不安になり、今は何も使っていません。お母様と同じように副作用が強く出るので休薬がちで、もし食欲が出たり倦怠感に効くようなものがあれば知りたいです。
>米が好き 様お忙しい中貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございます。母と同じ病気と闘う方のお話を聞くことができ、また貴重なお時間を割いてお答えくださったことがとてもありがたいです。実は昨日、通院先の近くにある漢方専門の診療所の予約が急遽取れまして、受診してきました。スチバーガへの移行のため、現在休薬中であることも伝え、体に合った漢方薬を処方してもらいましたが、やはり漢方は効き目がゆっくりで個人差があることを言われました。しかし、母は自分の不調を詳しく聞いてくれて、それを改善させようとしてくれることが嬉しかった様子でした。(主治医はあまり寄り添ってくれるタイプではないので…)米が好き様はあまり効果を感じられなかったとのことですが、せっかくはじめたのでもう少し続けてもらおうかと思っています。ただ、効果があるかどうかしっかりと見極めて、スパっと辞める決断をすることが大切ですね!次の主治医の診察の際は、スーテントを開始することになりますので、漢方のことも相談してみようと思います。主治医には否定されそうな気もしているのですが…母も胃もたれがあるので、教えて頂いたようにお米を食べるよう勧めたり、レンコンパウダーを早速取り入れてみようと思います!お米が好き 様はスーテントを一年服用されているのですね。どうかこのまま治療がうまく続くことを陰ながらお祈りしております。またよろしければ、アドバイス等頂けましたら幸いです。ありがとうございました。>ことり 様温かいお言葉をありがとうございます。また、お忙しい中お答えくださりありがとうございます。昨日、通院先の近くにある漢方専門の診療所の予約が急遽取れまして、スチバーガに向けて休薬中ということもあり、受診してきました。母の場合、味覚障害と手足の乾燥と体力低下に対する処方として、人参養栄湯という漢方を処方してもらいました。体力を回復させる力がある漢方のようです。その診療所は抗がん剤を服用している患者さんも多いようで、漢方医もグリペックとスーテントは知っていたもののスチバーガは知らなかったようで、私もあまりgistに詳しくないのかな…と少し不安に思いました。今は休薬中なので処方されたものを昨日から服用開始しましたが、ことり様に教えていただいたように逆効果になってしまう場合もあるかもしれないので、スチバーガを開始する際は主治医に相談してみようと思います。ことり様の先生のように「基本反対しない」という姿勢ではなく、主治医には反対されそうな気もするのですが…ことり様も副作用が強く出てしまうタイプなのですね。副作用、本当にお辛いですよね。スーテントを服用してもお仕事されていたり、バリバリ運動していらっしゃる方もいると主治医からも聞き、母は自分のがんばりが足りないのかと少し落ち込んでいました。母の苦しんでいる姿を見るのはとても辛く、なんとか力になれないかといつも考えています。漢方について効き目があったり、主治医や漢方医から何か有益な話が聞けた際には、もしよろしければご報告いたします。ことり様もどうかお体をご自愛くださいませ。ありがとうございました。