初めて投稿します。
５月１４日ＣＴ検査で腹膜播種が見つかりました。５年前と昨年と２回の噴門部あたりを摘出手術を受けて多少安心していたら再再発です。１月のＣＴでは確認出来なかったのですが５月のＣＴと比べたらわかりました。グリベックは１回目の術後に飲みましたが副作用がひどく１年半たらずで止め４年目に再発しました。今回腹膜播種が出来た状態ではもうグリペックは効果はないのでしょうか？この場合はスーテントから始めるのがいいのでしょうか？

つよしさん、

私は食道GIST摘出7年後に手術前と同じほどの大きさになり、グリベック服用10年後にCTでもMRIでも確認できなくなりました。私の意見はグリベックが効くゲノムタイプであれば効くはずです。それを確認をネット検索してこの様な2013年のサイトをみつけました。
Reintroduction of Imatinib in GIST
GISTにおけるイマチニブの再導入
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3825279/
Results
The evidence indicates that the reintroduction of imatinib can benefit patients who experience GIST progression after interrupting treatment of advanced/metastatic disease, as well as patients who experience GIST recurrence after completing prescribed neoadjuvant and/or adjuvant therapy. Although reintroduction of imatinib may lead to suboptimal outcomes, as evidenced by higher rates of progressive disease compared to initial treatment, imatinib discontinuation does not appear to favor development of imatinib resistance, leaving dose escalation and third- or fourth-line imatinib treatment as viable options for patients.
Conclusion
Results indicate that after initial start and interruption of imatinib therapy, reintroduction of imatinib therapy is efficacious and provides continued survival benefit in patients with GIST.
結果
イマチニブの再導入が、進行性/転移性疾患の治療を中断した後にGIST進行を経験する患者、ならびに処方されたネオアジュバントおよび/またはアジュバント療法を完了した後にGIST再発を経験する患者に利益をもたらす可能性があると証拠が示しています。 イマチニブの再導入は次の最適な結果につながる可能性がありますが、初期治療と比較して進行性疾患の発生率が高いことから明らかなように、イマチニブ中止はイマチニブ耐性の発達を支えるするようには見えず、投与量の増加と3次または4次イマチニブ治療を実行可能なオプションとして残しています。

結論
イマチニブ療法の最初の開始、中断の後、イマチニブ療法の再導入が効果的であり、GIST患者に継続的な利益をもたらすと結果が示しています。

素人の個人意見ですが、グリベックが体にあうまで300�rほどで始め、体が慣れた時点で400�rの増やすことも良いかもと思います。カフェインはグリベック代謝を邪魔し、血中濃度が上がり副作用がきつくなる可能性が高いので絶つことをお勧めします。

治療医とよく相談してください。

京都在住の76歳で、退職後の2012年の年末に小腸原発GISTで手術を受け、その後Glivecを3錠、6年目からは２錠の服用を続けています。

かわのさんの状況に対しては、「一日でも一時間でも早く主治医と相談されてGlivecを再開されて下さい」と考えます。副作用で中断されたのであれば、服用を再開すれば効く可能性は非常に大です。副作用が酷い場合は減薬も考えて下さい。副作用の出方は個人差もあるのですが、我々の体格にあった適量は4錠より少ないように思います。長く続けることが再発の場合は必須だと思います。

Glivecで再発部位が縮小し、CTやMRIでは見えなくなった方もたくさんいらっしゃいます。早急に対処されてください。

最初摘出された腫瘍の遺伝子検査はされていますか。今後の対処策にも関わりますので、主治医と相談されてやっておかれることをお勧めします。exon部分のみであれば、保険適用です。