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[10967] コロナ対策でアジュバンド療法終了 ヒロ - 2020/04/21(火) 10:22 -

先程、定期受診に行った際に、主治医からコロナ感染後の重症化を防ぐために予防的に抗がん剤を服用している人はクスリを中止するという考えになったと説明を受けました。
グリベックを約10年間服用していましたが、今後は3ヶ月毎のCT検査で様子観察となります。不安もありますが医師の言っている事も分かりますので、明日からグリベック無しの生活です。
皆さんの病院でも同じような対応なのでしょうか?

[10968] コロナ対策でアジュバンド療法終了 Sumito - 2020/04/22(水) 02:38 - MAIL HOME

ヒロさん
直接のご回答ではないのですが、GISTERSの方にも同じようなご相談がありましたので、コメントさせて頂きたいと思います。

グリッベクを服用されている全てのGIST患者さんが対象ではないと思いますが、コロナ対策や長期服用による二次的な健康被害への対策として服薬を終了しようと提案、あるいは実施されるケースが増えてきています。
また、治療の中止・延期はGISTに限らず全てのがん患者さん、そして日本に限らず世界中で起きている事態です。

治療方針の突然の変更に戸惑う方も多いと思いますが、まずはよく話し合い、ヒロさんのように何故ご自分にその措置が必要なのか、しっかりと理解する事が大事です。

長期服用されている方で、今後定期検査、診察を控えている方は、もし服用中止を提案された場合の質問事項をあらかじめまとめておくと良いかもしれません。また、もし感染が疑われた場合の連絡方法や、家族が感染した場合、あるいは疑われる場合の対処方法なども確認しておくと良いと思います。

以下の大須賀 覚先生の記事もご参考になさってください。
新型コロナ禍でのがん治療延期の判断について|大須賀 覚|note(ノート)
https://note.com/satoru_osuka/n/nf3ff097c9740

[10969] 情報ありがとうございます。 ヒロ - 2020/04/22(水) 08:32 -

Sumitoさん

情報提供頂きありがとうございます。
私のように、突然医師から服薬中止を提案され、判断に迷わないように、事前に準備しておけると良いですね。

[11018] グリベック7年 - 2020/05/21(木) 16:32 -

こんにちは。
上記、読ませていただき、知らなかったもので大変驚いております。

私は現在グリベック服用が7年になるのですが、次回来月の診察のときに、グリベック中止の提案の可能性があるということでしょうか?

また、これは提案のようですので、服用を継続したければ、その旨を伝えることは可能なのでしょうか。

前回の診察の際はまだ緊急事態宣言など出ていない時期でしたので、何も先生から話がなかったため、少々慌てております。

どなたか、長期グリベック服用されている方の中止の提案など経験された方のお話、伺えないでしょうか。

[11019] これら文献をプリントし、治療医とよく相談してください。 Sunny北加 - 2020/05/23(土) 12:48 -

ヒロさん、

GIST歴25年のシニアーですが、GISTを勉強してきた一患者としてヒロさんの治療医の説明にとても失望を感じてのポストです。

最初に、ヒロさんの白血球数値は標準数値範囲内、またはそれに近いものでしょうか。白血球数値が少ないと、新コロナも含め外敵にたいしての免疫力が下がります。

ヒロさんの原発GISTが悪性、それに近いものとしてアジュヴァントイマチニブ服用されたと憶測しています。下は過去にGnetにポストした趣旨と、それらに加えたものです。

1.GIST患者よりイマチニブなどTKI剤治療しているCML治療医は、Covid-19の症状がなければ現状のTKI治療続行を勧めています。
https://www.hematology.org/covid-19/covid-19-and-cml
「無症候性で、SARS-Cov-2による感染が確認されていない患者の治療は変更しないでください。 これまでにCMLの治療に使用されたTKI(殆どがイマチニブ、またはそれ以上強力なTKI剤)に関する私たちの経験では、免疫抑制、ウイルス感染のリスクの増加、またはSARS-CoV-2のリスクを増加させる他の影響の実質的な証拠は明らかにされていません。」

2.武漢のCML患者さんのコロナ感染、病症統計がPre-pressですが発表されています。https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2020.03.12.20034876v2.full.pdf
「私らの調査結果は標準化された最良の臨床反応を得ているCML治療患者さんはSARS-CoV-2感染のリスクを低減し、感染している人の予後を改善することを示唆しています。」私の感触ですが、CMLは血液病ですからCovid-19に尚更弱いかもと思っています。

3.2014年の試験皿テスト結果のリポートですが、ImatinibなどはMERSまたSARSなどに対ウィルス効果があると発表されています。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4136000/ 
のFig3Bを見てください。テストされたSARSウィルス数と感染された細胞数の比が1:1と非常に高いですが、イマチニブの抗ウイルス活性度が示されています。人間がCovid-19感染直後のウイルス数は極少量なのでイマチニブ服用で効果があるだろうと信用できるサイトも使い推算しました。

4.イマチニブの対Covid-19の治験がアメリカの治験登録に4本、そしてヨーロッパ治験登録に少なくとも1本されています。殆どがフランス、スペインの治験ですが、最近アメリカのU. of Marylandが治験登録しました。これら治験ははCovid-19の死亡者を減らすテストです。
https://clinicaltrials.gov/ct2/results?cond=Covid-19&term=imatinib&cntry=&state=&city=&dist=
この中のフランスの治験説明文に「ウイルス抑制のためのイマチニブのEC50が2.5 uMに近い最初の推定値が得られました。 この血漿中濃度は、イマチニブ800 mg /日で達成可能です。 臨床的に達成可能なイマチニブ濃度は、細胞から細胞へのウイルス感染の最初ラウンドをブロックし、したがって、ヒトにおけるSARS-CoV-2感染を停止または防止すると仮定します。」と書かれています。

入院しなければならないほどCovid-19が進行した患者さんへのイマチニブ効果は私は悲観的です。しかし、CMLやGIST患者らの毎日イマチニブ服用にて体内に維持しているイマチニブ濃度は、これら文献からコロナ感染直後の極少量のウィルスの体細胞への合体を防ぎ、Covid-19の症状悪化から守ってくれる可能性が高いと思っています。これは4.でしめした治験の根本理由に通じると思います。

最後に日本でのコロナ感染率は比較的に小です。最悪の東京の感染者数、5000人を都人口との比率は<0.036%です。過去の3年間のアジュヴァントイマチニブの治験結果によると、休薬一年後の再発なしの率は75%ほどまで落ちます。休薬3年後には60%まで落ちます。多くの欧米のGIST治療医は悪性GISTは体内から消えないと洞察されています。私にも「一生のまなきゃダメだ」と著名なGIST治療、研究医に言われています。ご存知でしょうが、腫瘍が1p以上まで発展しないとCTでは確認できません。1pまで大きくなり、イマチニブの抑制がないと、その後腫瘍は累乗的に増殖しますから、倍増率60日の増殖度の速い腫瘍ではその1年後には4pに、増殖度の遅い100日倍増率では2.4pになります。

ヒロさん、私ならコロナ感染率<0.036%より、休薬による再発率の数十%を比べて、アジュヴァントイマチニブ服用を続行しますが。少なくとも、減薬して。減薬にて白血球数値は相当改善されます。体験済みです。コロナ感染は行動にて相当予防できます。GISTは???

できれば参照したサイトの文献をプリントし、治療医と納得がいくまで相談してください。

ながくなりました。

[11021] 壁さん 奥G - 2020/05/23(土) 18:29 -

GIST患者家族です。
家内は腫瘍が残存しているため、グリベック服用15年以上になりますが、今回服薬終了のご提案はありませんでした。
この件はコロナウイルスがきっかけだとは思いますが、全員が服薬終了の提案をされるわけではないようで、おそらく完全に切除した後の予防的服用で5年を超える長期間服用の方が対象のようです。
壁さんが予防的な服用であるなら、継続の必要性と継続に伴うリスクを比べたうえで、何かしらの提案がある可能性はあると思います。
私は基本的に10968のSumitoさんの投稿の大須賀先生の記事を支持する1人です。確かな情報が少ない時ですので、治療継続についてはあやふやな情報に惑わされないよう注意が必要です。今必要な事は医師の話に耳を傾け、もし服薬中断の話が出たとしても、しっかりご自身の考えを伝え、合意点を探る事だと思います。

[11032] 先生と話しをしました 米が好き - 2020/06/02(火) 02:20 -

私の主治医(腫瘍内科)はGIST患者も腎がん患者も見ているそうで、スーテントはかなり使ってるので任せてくださいと言っています。先日の診察日は受診者が少なかったようで、時間に余裕があったので少し雑談をしました。
コロナの影響でのグリベック休薬の判断についても聞いてみましたが、対象は予防で飲んでる人だそうで、長期服用で起こる2次的な影響も考えての事だそうです。B型肝炎ウィルスのキャリアの方は、グリベックやスーテントの影響でウイルスが再活性化する事があるそうで、ウイルスによっても影響の出方が違う事を知りました。ちなみに主治医は新型コロナウィルスへのグリベックの効果については懐疑的でした。ドクターハインリッヒ(?)という先生の話として、試験管試験の線量は服用時の数千倍だったそうで、服用患者さんの効果については根拠にできる研究結果がないと言っていました。
私はすでにグリベックを卒業していますので「ふんふん」とただ頷いて聞いているだけでしたが、もしまだグリベックを継続していたなら、ものすごく考え込んでしまったと思います。
ですが先生の話はとても腑に落ちる話でしたし、疑問に思う事はとにかく医師と話をして、二人で決めていく事が大切なんだなと初めて感じた出来事でした。




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