はしもんさん
お知らせありがとうございます。
分子標的治療が主流となっているGIST診療ですが、その効果には個人差があり、薬物治療中、あるいはアジュバント服用中に局所再発する事も珍しくありません。部分切除やラジオ波治療等が効果的な場合もありますが、ガイドラインには「本治療は肉腫専門分野をもつ病院で臨床試験として行われるべき治療である。(エビデンスレベルWa、推奨度C1)」と書かれており、その判断も難しいとされています。
患者の心理としては、取れるものなら取ってしまいたいという事があり、再発時に手術を強く望む患者さんもいらっしゃいますが、ここでの選択が予後にも大きく影響してきます。
ぜひきちんとした知識・情報を持っておきたいところです。
今回、先生には全般的なお話+外科治療についてご講演いただく予定となっています。
そして希少がんセンターのホットラインをご担当されている看護師さんにお越しいただき、希少がんセンターのご紹介をいただけることとなりました。
国立がん研究センターの希少がんセンターは治療の選択で困ったとき、病院を探したいとき、気軽にお電話していただけるとても頼りになる存在です。ご活用いただくためにも、ぜひその内容やご相談方法を知っていただきたいと思います。
セミナーのご案内はホームページでも行っています。
今後は地域に根ざした活動も行っていきたいと考えており、そのため参加人数もあまり多くは想定しておりませんが、その分回数を増やし、テーマごとにご参加いただければと考えています。
https://www.gisters.info/%E5%8B%89%E5%BC%B7%E4%BC%9A-%E4%BA%A4%E6%B5%81%E4%BC%9A/