胃粘膜下腫瘍(約2cm.gist疑い)で、切除手術の予定です。「gistだったとして、再発可能がありますよね?」と主治医に質問したら、「再発可能性0ではありませんが、2cm代で再発って」と首を傾げながら、はっきり回答していただけませんでした。ちなみ、主治医はgist研究会会員の病院の医師で年間多数の胃粘膜下腫瘍の手術をしています。実際の再発率ってどうしたらわかります?下記サイトなどは、幅がありすぎて、あまり参考になりません。https://gist.jp/qa#02_3よろしくお願いします。
知りたいのになぜと思いますよね。原因もわからないから対策の使用もない。お医者さんに再発の経験を聞いてみたらいかが。2cm以下の胃の噴門のgisitで10年間のオペで再発1回ありましたとか。お医者さんも答えてくれると思いますよ。それも患者さんがオペ後の定期検査をどの位継続していただけるかでバラツキはあるしなかなか率って出せない数字だろうなと。
ひこさん、参照された、腫瘍径のみのパラメターで再発率予想は初めてみました。私自身、これは単純すぎる統計だと思っています。この質問まえの細胞分裂像数を考慮したものの方が正確度が高くなるでしょう。すなわち、摘出した組織を病理医が調べてから、再発の可能性がもっと正確に判るのでは。しかし、ひこさんの場合は腫瘍摘出手術の仕方が再発の可能性を一番大きく左右するでしょう。ひこさんの治療医はGISTの怖い特性をご存知のようですから、慎重な摘出が期待できるでしょう。読んだ文献から、腫瘍の被膜を破らず、マージンを確りとり、播種を防げば再発の可能性が低くなると知りました。私のはマージンなしなので、再発し7年後に手術まえと同じ大きさになりました。GIST切除後の再発リスク:住民コホート研究のプール解析https://gist.jp/bunken/775を参考に読んで下さい。Dr. Joensuu H. のリポートを西田先生が日本語で説明されています。特に図2 術後の再発リスク予測マップ を見てください。しかし、多くの文献を読みGISTの再発率は少なくとも個人的にゼロではないと思っています。大半のGIST患者は50-60代です。他の疾患で他界し、GIST再発中の可能性が高いと個人的に思っています。すなわち何時再発するかは時間的な問題だと思うようになりました。原発臓器にも相当関係します。参照できませんが、腫瘍内のゲノム変異が再発率を相当影響します。二年ほど前に、GIST腫瘍内の二次変異発生の可能性のポストをしました。下をクリックし、画像がでます。その上の「イマチニブ耐性は既存の二次変異が原因 耐性 [3]」の記事へをクリックして本文を読んで下さい。http://gist.sns-park.com/?m=pc&a=page_fh_img&file_number=2&year=2016&month=10&target_c_member_id=20&target_c_diary_id=423腫瘍径が2pでも二次変異がもうすでに起こっている可能性はゼロではありません。10%ほどです。二次変異が起こっていなければ、これはイマチニブが効きません。下の画像を出し、そして「GIST幹細胞は怖い再発の原因」http://gist.sns-park.com/?m=pc&a=page_fh_img&file_number=1&year=2017&month=03&target_c_member_id=20&target_c_diary_id=685も参考にしてください。2pのGISTを持つひこさんを脅すつもりは毛頭もありませんが、GISTを尊敬し、術後も慎重な治療続行が重要だとお知らせが本意です。
Sunny北加さんありがとうございます。