うちの妻のケースでは、当初、子宮、もしくは卵巣の筋腫という診断でした。しかし、その後の精密検査の結果直径12cmの胃粘膜下腫瘍という診断に至り、胃の3分の2を摘出する手術を受けました。 大学病院での病理検査の結果は、弱c−KIT陽性で、GISTという確定診断が下りました。しかしながら、様々な文献調査をした結果、妻の病理検査結果がGISTの判断に合致しない事を不審に思い、全パターンの遺伝子検査を行ったところ、全ての遺伝子で異常が検出されないWild Type GISTという診断になりました。 その後、グリペッグの服用を勧められたのですが、この掲示板でがんセンター中央病院の肉腫ホットラインを紹介され、がんセンター中央病院で再度の病理検査を行った結果、上記の「GISTではなく神経しょう腫(良性)」との診断に至り、グリペッグを服用する事も無く、今日まで無事に過ごしております。更に、現在妊娠中で今月出産予定であり、一時は自殺すら考えた失意のどん底から一気に大逆転という状況であります。