最近のロスアンジェルスの邦人新聞、羅府新報の記事に日系人 Dr. Paul Ichiro Terasakiによる多額の寄付がUCLA大学にされたと出ていました。寄付額は$50,000,000、現在の為替率で44億円です。UCLA過去最大の個人寄付だとの事です。UCLAの新生物科学ビルはTerasaki Life Science Buildingと名ずけられました。

http://www.newsroom.ucla.edu/portal/ucla/paul-terasaki-donates-50-million-158486.aspx
によるとDr. Terasakiは日系二世で戦時中は日本人なるゆえRelocation Camp, 隔離キャンプ所に強制収容されました。彼は1964年にmicrocytotoxicity‐マイクロ細胞毒性（？）テストを開発しました。これは極少量（1μℓ）抗血清で臓器移植提供者に対する組織タイピング検査でヒト白血球抗原（HLA）を特定するのに用いられます。　この組織タイピングはのち国際標準に採用されました。

http://en.wikipedia.org/wiki/Paul_Terasaki
も見てください。

先日UCLA病院でのMRIの帰りにロビーの壁に“Generosity of a few is hope for many.”と書かれていました。「数少ない人の物惜しみない寄贈は多くホープを実現さしてくれる。」でしょうか。誰かGIST治療、退治研究に多額寄付してくれる金持ちいないかな‐‐‐。

昨日LRGのAnnual Reportが届きました。
去年の出費全額は $1,767,722.（1.56億円）
出費の内訳は
GIST治療研究補助［奨学］55％
治療研究管理＆サッポート　5％
患者への情報、教育　　　　18％
患者、家族サービス　　　　7％
支援運動　　　　　　　　　7％
LRG管理、基金調達　　　　8％

最後の４ページに寄付額枠内で寄付貢献者の名前が書き出されています。
$100,000以上　　　５口（製薬会社か企業）
$20,000 - $99,000　　3人
$10,000 - $19,999　　8人
$5,000 - $9,999　　　54人　＋　4口（製薬会社か企業）
$1,000 - $4,999　　　81人
$250 - $499　　　　　53人
$100 - $249　　　　　229人　（私もその一人）
$50 - $99　　　　　　118人

製薬会社か企業の寄付額も少なくないですが、550人近くの個人、たぶん患者らの寄付額が全体の３分の２近いようです。

文化の違いといえばそれまでなのかもしれませんが，日本がアメリカに学んで行くべき考え方ですね。

　成功したものは社会貢献をする。
日本でもスポーツ選手が何を寄付しているとかの記事を見かけるようにはなってますが，まだまだでしょうか。

　まずは国内でGISTの知名度を上げて寄付の対象になるよう活動するのが要点ですかね。

　レポートありがとうございます。

If tou are millionaire can help my family please
Vaira michele
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Please