42歳の男性です。10年前頃より痔を患っています。 ここ3週間ほど、排便毎に鮮血の流血や一部が赤い便が続いています。過去の痔による出血では体験しなかったことです。下腹部や肛門周辺の痛みはありません。これも今までの出血ではなかったことです。この状態の時、痔以外ではどんな可能性を考え、どんな診療を受けるべきでしょうか。 皆さま、どうかご教授のほどをよろしくお願い申しあげます。
安易に大丈夫ですよ・・・と言うのは難しいですが、出ているものが【鮮血】という事で、心配ない気がします。ただ見たわけでもないですし、ドクターでもありませんから・・・経験で申し上げているだけです。年齢的にはどんな病気を罹患していても不思議ではない年齢ですから、大腸ファイバーなどの検査を受けてみて損はないと思います。ポリープでも早期で発見できればラッキーですし、何もなければ喜べばいい・・・メリットばかりでデメリットのない選択と思います。
平田様早速にご返信下さいまして、ありがとうございます!大腸ファイバーの検査ですね。早速に受診したいと思います。ところで、皆さまにお問い合わせさせていただく前に、ダメ元で金平先生にメールをしておりました。その一部を使用して、この掲示板に書き込みさせていただきましたが、私の個人情報が・・・・苦笑この返信のあと削除させていただくことをどうぞお許し下さい。
現代の多忙でストレスの多い社会と食生活の変化(不規則な食事、食物繊維不足、飲酒)から痔で悩んでいる人が増えています。 痔の主な症状には出血、痛み、脱肛がありますが、なかでも出血は痔以外の大腸の病気(炎症、ポリープ、癌)でも見られ、出血の量が少ないからといって決して安心できるものではありません。 以下、主な疾患の出血の特徴をあげてみました。T.裂肛(キレジ) 20歳代の女性に多い。いつも便秘気味で排便時に肛門がピリッと裂け(裂創)、痛みとともに鮮血が紙につく程度からポタポタ出てなかなか止まらないことまである。重症になると出血が少なくなったのに痛みが数時間から一日中続くようになる。U.痔核(イボジ) 20歳代から発症することが多い。便秘による排便時の力みやその他の原因による肛門のうっ血で静脈の塊である痔核が膨らみ、その一部の粘膜が切れて出血する。鮮血が紙につくぐらいから、はしり出る程まで出て貧血になることもある。多くは排便時に肛門が脱出する。V.痔瘻 30歳代の男性に多い。飲酒の機会の多い人や下痢気味の人に多い。排便にかかわらず疲れたときや不摂生をしたときに肛門の傍や奥が膨れて痛くなり、血膿が出ると痛みが軽くなる。W.大腸の炎症 肛門の症状がほとんどないのに便とともに粘液や血液(鮮血ではない)が出る。多くは発熱、腹痛、下痢などを伴う。潰瘍性大腸炎、クローン病、アメーバ赤痢、憩室症、薬剤性大腸炎(抗生物質)などがある。X.大腸の腫瘍(ポリープ、癌) 便にいつもわずかな出血と少しの粘液がつくことが多い。もし、残便感や肛門の持続的な痛みが少しずつ強くなるときは注意が必要。 つまり、静脈瘤なのです。鮮紅色の出血とは、動脈性疾患を考えます。安易に『痔』と、判断せずに、消化器内科、消化器外科、肛門科など、専門機関にご相談になり、大腸ファイバー検査CFを受けて病変を特定してください。 ちなみに、私は明日大腸ファイバーCFを受けます。なんでも早期発見が肝心だと思います。
放射線科GY様私の状態も該当する、それぞれの症状の詳しい説明をありがとうございます!ご教授通り、自分で安易な解釈をするのではなく、消化器系の専門機関で大腸ファイバー検査を受けることといたします。どうもありがとうございました!