父親(61)が3〜4年前にGISTを発症し、その時点で手術をすることは不可能といわれました。そこで、グリベックを服用し約1年程で腫瘍が無くなりました。しかし、半年間グリベックの服用を休んでいた間に腫瘍が一気に増幅し急遽グリベックの服用を開始しました。その後、約1年弱の間グリベックを服用していましたが、グリベックの効果が無くなっていきスーテントを試すことになりました。去年2009年の8月頃からスーテント4錠の服用を開始したのですが、2週間で食事もとれなくなり服用を休止。再度、休養をとりスーテント3錠を服用しました。すると1〜2週間程服用したころに認知症のような症状が出始めました。おかしいと思い病院で検査したところ肝性脳症であることが判明。スーテントを服用する前に肝性脳症を治さなければならなくなりスーテント服用を断念。2009年12月手術をしたのですが血管が複雑にバイパス機能を作っており手術不可能。結局、内服薬や、特殊アミノ酸製剤で肝性脳症を抑えつつスーテントを服用することが決まり2010年1月より開始。スーテントを2錠で服用し4週間後に検査をし、異常が無いためさらに約3週間服用。そして検査の結果、効果が無いことが判明しました。来週には今後どうするか???1・このままスーテントを1錠増やし3錠で服用。2・スーテントを諦め、治療も諦め、痛み止めなどを服用し生活。3・新しい薬を試す。以上の中から選択しなければなりません。3番目の方法は残念ながらウチの経済力では出来ないので、1か2という選択肢になりそうです。本人がどう考えているのかまだ話をしていませんん。みなさんならどうしますか?ご意見聞かせていただけませんか?よろしくお願いします。
こんにちは。1と3をもう少し検討するべきではないかと思います。肝性脳症とのことですが、肝臓への転移はあるのでしょうか?また大きさなど、どのような状態なのでしょうか? 3については自費で適応外薬を試す事の他に、治験に参加という選択肢もあるのではないでしょうか? また、主治医とはどのようなお話になっていますか?掲示板では詳細が無理なようでしたら、メールでお知らせください。Sumito
こんばんわ、Sumitoさん。実は自分としても1or3で検討したいと思っているのですが、母親が父親の姿を見た感じと、主治医の反応を見て、もう無理ではないかと思っているようなのです。主治医とは詳しい話(はっきりとした話)はまだしていません。来週、本人(父)を抜きにズバリの話を聞く予定を組んでもらいました。今のところ主治医はとにかく(今までのやってきた事も含め)すべてやってみましょうとの返事です。とにかくデータがないということで、スーテント2錠も4週間以上試したのは、やってみましょうということでした。肝臓への転移は今のところありません。最初は肝臓に腫瘍があるとのことで、腫瘍を取り除く予定でした。が、いざ見てみると毛細血管が大量に肝臓を通過するようにバイパスをつくっていました。いまの容態では手術は不可能といわれました。その原因もスーテント服用によるものか、GISTによるものかわからないと言っていました。1つ確実なことは、今現在GISTの患者で肝性脳症の症状が出たのは知る限りでは初めての事例だそうです。主治医も困惑状態なのは察しがつきます。
私がこれまで聞いてきた話を総合すると、スーテントは効果を得るために必要な量があって、(個人差がありますが)その量を服用して、なお感受性のある人、ない人に分けられます。感受性がある人には効果を見せ、そうでない人には効きません。 ですが、副作用が強く出るなど、必要量がとれない体質の方もあるでしょう。肝性脳症がスーテントの副作用だとすると、厳しい状況です。また、覚醒していないと身体の防衛本能が著しく低下するような気がします。私の個人的な意見ですが、まず覚醒している状態に保てるようにすること、それから治療、という順序になるのではないでしょうか。
本人の意思を聞きました。やはり、何もしないというのは論外のようです。新薬というよりは、まずスーテントを3錠試していきたいということでした。前回は飲み始めて一週間程で肝性脳症が発祥してしまった為に、まともに飲み続けることが出来ませんでしてたので・・・肝性脳症の方を抑える為の飲み薬と定期的な点滴による投与で、スーテントを挑戦していくカタチになると思います。また経過等、のちの詳細を報告していきたいと思っています。